スーパー食材☆ごまパワー!
小さくて地味だけど、驚きのパワーを秘めるごま!
白ごま、黒ごま、金ごまなど色々と種類がある「ごま」。 実は、3000以上の種類があるのだとか。
「ごま」の主成分は、およそ50%が脂質、たんぱく質がおよそ20%で、それも必須アミノ酸をバランス良く含むたんぱく質なのです。 他にもビタミンBやE、食物繊維、カルシウム、鉄分などが含まれているので、お勉強に頑張る受験生のみならず、大人の皆様にも大切な健康効果をもたらす<スーパー食材>なのです。
優れた抗酸化作用があるため、動脈硬化や高血圧予防、肝機能増強やがん細胞の成長抑制等に限らず、血流を良くすることで、脳内活性化や記憶力アップの効果などの認知機能を良くする効果があることもわかっています。
「ごま」の健康効果を感じる摂取量の目安は、1日に大さじ1~2杯(10~20g程度)!
ただし、「ごま」は表面に堅い殻が覆っているためそのままだと栄養を吸収しづらく、また堅い殻は胃酸でも溶けづらいため、擦り下ろしてから食べた方がより栄養素を吸収できるのです。
殻を砕いて、「ごま」の栄養をしっかりとるには「擦る」のがオススメです!
すり鉢、すりこ木がない場合は、ポリ袋に「ごま」を入れ、袋の上から麺棒でゴリゴリするのでOK!
‘すりごま’から20~30分くらい擦り続けると、「ごま」がペースト状になり‘練りごま’になっていきますよ。
「ごま」をよく噛んでいけば、表面の堅い殻が砕け、しかも唾液がよく出てご飯の消化もすすみ、様々な栄養が吸収されやすくなります。 おまけに、しっかり食べ物を噛んでいると満腹中枢を刺激するので、満腹感を感じやすくなり食べ過ぎ防止にもなりますね。
そんな「ごま」を夕飯のみならず、お弁当のおかずやごはんのデコレートにも活用して、見た目UPの栄養価UP~で、秘めた「ごま」パワーを取り入れてみてください。
「ごま」の味が同じで飽きてしまうという方に、【カレー味ごま】【梅味ごま】【醤油ごま】はいかがでしょうか。
・白ごま 大さじ4
・みりん・カレー粉 各小さじ1
①フライパンで白ごまを軽く煎る。
②①にみりんとカレー粉を加え、水気が無くなるまで煎って完成・
【梅味ごま】
・白ごま 大さじ4
・練り梅 15g(約大さじ1)・梅干しやしば漬けの梅酢 適量~お好みで!
作り方は上と同様です。
【醤油ごま】
・白ごま 大さじ4
・醤油 小さじ1
作り方は上と同様です。
お子様方が野菜を食べないと、食物繊維が不足し腸内環境が悪化しがちになり、その結果便秘になってしまうため、体内に様々な栄養を吸収しづらくなってしまいます。 野菜に含まれるビタミン不足も健康には問題ですから、「ごま」を取り入れたドレッシングのレシピです。
・白練りごま 小さじ3
・砂糖 小さじ1.5
・マヨネーズ 小さじ2
・ポン酢 小さじ1.5
・胡麻油 大さじ3
①ポン酢に砂糖、マヨネーズ、白練りごまを加え、
よく かき混ぜる。
②①に胡麻油を少しづつ、かき混ぜながら入れていく。
*胡麻油を合わせる時に、かき混ぜながら少しづつ入れていかないときれいに混ざり合わないので要注意!です。
朝ごはんやおやつ、夜食にどうぞ!
【セサミトースト】
・食パン 2枚
・すりごま 小さじ1
・バター 15g
・砂糖 小さじ2
①バターを常温に戻し、すりごまと砂糖を混ぜ合わせてパンに塗って焼くだけ!
【ヘルシー担々麺】
・春雨 適量
・お湯 100cc
・豆乳 50cc
・白練りごま 小さじ2
・鶏がらスープの素 小さじ1
・胡麻油・ラー油 少々 ・青ネギ 少々(小口切り)
①スープカップに鶏がらスープの素、練りごま、胡麻油、春雨を入れ、熱湯を入れて3分待つ。
②3分後、温めた豆乳を入れてかき混ぜ、お好みで、ネギとラー油を入れてできあがり!
*豆乳で胃腸への負担も少なく、カラダが温まる~♪
夜食にもピッタリの一品です。