パワーフードのお米!
お米を食べると太る!などと思っている人はいませんか?
お米自体が太る元凶であるという考え方は全くの間違いなんです。
お米は炭水化物や糖質というイメージが強いですが、実はその他の栄養素も豊富です。
炭水化物が一番多い割合ですが、ビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質も含まれています。 同じ炭水化物のパン類よりも脂質が少なく、たんぱく質が豊富なため、たんぱく質源としてよく働くという利用効率が高いのです。 さらに、お米の炭水化物は「多糖類」という種類で、持続力のある炭水化物の食品ということになります。
持続力があるということは長い時間、運動やお勉強などカラダや頭を使うエネルギー源として働いてくれるということで、私達が思っている以上に“お米の栄養”は優れています。
<何といっても日本人はお米!>ということでしょうか。
カラダと脳のエネルギー源のお米ということですが、皆様もご存じのとお り、人間の脳は糖質しかエネルギーとして利用することができません。 いわゆるブドウ糖ですね~♪
糖質を摂らなければエネルギーが供給されず、脳は活発に活動することができなくなります。
おまけに、なんと人間のカラダに必要なエネルギーの50%~70%程度は炭水化物から摂ることが理想とされているそうですし、また、糖質の作用で血糖値があるレベルまで高くならないと脳の満腹中枢が刺激されないこともわかっているそうです。
そして、お米は粒食のため、「しっかり噛める」というメリットがあります。
よく噛めるということは、脳を刺激して脳機能をアップし、自律神経のコントロールを促すことはもちろん、唾液がよく出て消化吸収率が上がるので、胃腸をしっかり鍛えて動かしてくれるのです。
以上のように、お米には人間のカラダと心、そして頭を強くする力がたくさんあるのです!
お米は、カラダと心と脳を活性化させて、持続力と集中力アップにつなげるために、【受験生のパワーフード】と言えそうですね。
そんなお米パワーを見逃すわけにはいきません!
そして、何よりお勉強に頑張る受験生のために、お腹が空いた時に、またちょっとした気分転換も兼ねたい時に、お米のパワーを活用したいものです。
素早く食べられて、作りようによっては栄養満点でエネルギーチャージにもなる【おにぎり】。
自由な発想でいくつかの【おにぎり】レシピをご紹介してみましょう。
【ツナ&人参の炊き込みおにぎり】
・米 2合
・人参 小1本 ~千切り
・ツナ缶 1缶(約70g)
・醤油 大さじ1/2
・和風だし 小さじ1
・塩 小さじ1/6
①洗米して炊飯器に分量のお米の水量と材料をすべて
入れて炊く。*調味料を先に入れてよく混ぜた後、具を上にのせるだけ!
②炊き上がったら、おにぎりにする。
【春せりおにぎり】
・ごはん 茶碗1杯分
・せり 1束 ~茹でてみじん切り
・鰹節 小袋1パック
・醤油 大さじ1
・塩 小さじ1/2~1
・白胡麻 適量
①鰹節・白胡麻はフライパンで乾煎りし、醤油を混ぜ合わす。
②ごはんにせりと①を混ぜ合わせて、おにぎりにする。
【小松菜&しらす卵のおにぎり】
・ごはん 茶碗1杯分
・小松菜 1/2株 ~みじん切り
・しらす 20g
・塩 小さじ1/2~1
・卵 1個
・マヨネーズ 小さじ1
・醤油 小さじ1
・ごま油 小さじ1
①フライパンにごま油を熱し、小松菜&しらすを炒めて塩をしておく。
②①を一旦取り出したフライパンで、卵とマヨネーズ・醤油を混ぜ合わせたもので炒り卵を作る。
③ごはんに①と②を混ぜて、おにぎりにする。
【ひじきご飯のおにぎり】
・米 2合
・和風だし 小さじ1
- ひじき 10g ~戻しておく
- 人参 小1本 ~千切り
- 油 小さじ1/2
- 醤油 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
①フライパンで●を炒めて味付けし、ひじき煮を作る。
②洗米して炊飯器に分量のお米の水量と①をのせて、スイッチON!
③炊き上がったら、おにぎりにする。