愛情レシピ

秋はやっぱり、きのこ!

 

‘食欲の秋’こそ、受験生の皆さんに栄養バランスのよい食事を取ってほしいから、“旬の食材のパワー”をたくさんいただきましょう!

秋の食材の代表格は、やっぱり【きのこ】~! この季節の【きのこ】は外せませんよね。

それは栄養価を見ても歴然で、ビタミンB1・B2、D等のビタミン類のみならず、食物繊維やミネラルの栄養分がたっぷりと含まれていて、免疫力を高めるべく、腸の力をアップする効果がすごいんです。 今年の非常に暑かった夏の名残でバテ気味なお子様には、ぜひ食べて欲しい【きのこ】です。

【きのこ】は、種類によって栄養効果が違うようで、

*しいたけ:脳の認知強化、記憶力アップ

*エリンギ:便秘・むくみ防止

*舞茸  :粘膜強化、美肌効果

*えのき :疲労回復効果

*しめじ :粘膜強化、肌荒れ防止

その時の、お悩みに応じて、和洋中さまざまな料理に使えるので、バリエーションを変えてたっぷりと食べて欲しいものです。

ちょっぴり【きのこ】が苦手~、という人もいるかもしれませんが、そんな苦手さんでも美味しく食べられる方法が、いろいろな食材と炊き合わせること!

秋の料理に「吹き寄せ」という言葉がつくものがありますが、この「吹き寄せ」とは秋風に吹かれて木の葉や木の実が吹き寄せられることを模して、お皿の中に秋の旬のものをたくさん盛り合わせるというものです。 根菜や栗、芋、かぼちゃ等と一緒に煮る「吹き寄せ煮」という煮物にしたりすると案外、食べられたりするんですよ。 

煮物は、ご家庭のお味が一番!ということで、今回は、さらに【きのこ】の存在を消して~、苦手な人も美味しく食べられ、免疫力効果がアップして、腸活にもバッチリ!な【ごぼうときのこのポタージュ】のご紹介です。 これから寒くなってくるので、夜食などでもほっこりとできて、いいですよ~♪

 

【ごぼうときのこのポタージュ】 2人分

・ごぼう       1本(約80g)

・しいたけ・えのき・しめじ・エリンギetc.

   合わせて2パック位(約300g)

・玉ねぎ       1/4個

・白ネギ       1本

・青ネギ       1本

・牛乳      1/2カップ

・固形コンソメ     1個

・酢・バター・塩こしょう 適量   

①ごぼうは皮をこそげ取り、斜め薄切りにしてから細切りにする。 酢少々、水2カップ程度の酢水に5分程度漬けて、ザルに上げて水気を切っておく。

②しいたけ、えのき、しめじ・エリンギは石づきを取り、小房に分けたり、適度な大きさに分けておく。 玉ねぎ、白ネギは薄切り、青ネギは小口切りにする。

③鍋にバター大さじ1を入れて中火で溶かし、玉ねぎ、白ネギを炒める。しんなりしたら、ごぼう、きのこを加えて炒め、全体にバターが回ったら、水1カップとコンソメを入れ、15分ほど弱火で煮る。

④粗熱をとり、ミキサーに入れてなめらかになるまで回す。

⑤④を鍋に戻し入れ、牛乳を加えて混ぜて中火でひと煮立ちする。塩こしょう少々で味を整えたらできあがり! トッピングに青ネギを散らす。

 

繊維が多く、食べず嫌いの食材も、ミキサーにかけるとたくさんの量が食べられます。

クリーミーでリッチなお味で、お代わりをしたくなる美味しさですよ!