中高一貫教育から難関大進学を見据えたハイレベル学習
国私立中学へ進学するケースにおいては、生徒たちの状況は大きく3つのパターンに分かれていきます。
- 当初からの実力通り、第一志望校に合格。
-
何の問題もありません。このままトップグループを維持しながら充実した中学生活を送ってください。
ただ中高一貫の私立中学の授業進度は、上位校になればなるほど速いものです。多くの学校は中学3年の前半で中学校履修範囲を終えますから、積上げ科目の英語と数学だけでも余裕をもっておきたいところです。
国私立コースであれば週二回(もしくは一回)の通塾で無理なく無駄なく学習していくことができます。英語と数学に特化して自分のペースで学習できるのが一番です。
- 残念ながらあと一歩、第一志望校には届かなかった。
ただし、進学先の中学校では上位のポジションからスタートできそうだ。 -
このケースの場合、残念ながら『持て余し』のリスクが生じます。学校学習に関しては心配ありませんが、本来の実力からすればB校の環境では少し不充分かもしれません。学校内で上位に位置することで、逆に潜在能力を開花させることなく平凡に過ごしてしまうこともあります。
国私立コースであればA校の生徒と同じクラスで学習を行うことで、緩むことなく実力がキープできます。上位校の生徒と再び競い合える刺激的な環境は必要です。
- 最後の最後の頑張りで見事、第一志望校に合格した。
ただし、進学先の学校レベルを考えるとどうしても中~下位になってしまいそうだ。 -
このケースの場合、残念ながら『燃え尽き』のリスクが生じます。もちろん合格した訳ですから当然実力はあります。A校の同級生達の学力レベルが相対的に高いことはメリットにもなりますが、もし学年下位に位置した場合は「経験したことのない不安」にかられる生徒が多いのも事実です。
国私立コースであればA校での学校成績の補完をはたしながら、他校の同級生達との成長の差がはかれます。中学受験指導時の教師陣がサポートしてくれる安心感がポイントです。