体の中からクールダウン!
8月になり、一層ムシムシジメジメの暑苦しさが増してきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
コロナ対策のための‘暑さの中のマスク’に加え、熱中症対策もあって、‘エアコンにこまめな水分補給’と、「何となくだるい!」「食欲がない~」などといった、早くも夏バテのような症状はありませんか?!
夏バテの原因として考えられるのは
- 汗をたくさんかく事で、体内の水分が不足する上に汗と一緒に失われるミネラルも不足してしまうケース。
- 暑さで胃の消化機能が低下し、体に必要な栄養素の吸収が悪くなり、食欲不振を起こすケース。また、冷たい飲み物ばかりを飲み、胃腸が冷えて胃の働きが低下して食欲がなくなるケース。
- 冷房の効いた室内から暑い屋外に出ることで、体温調節している自立神経が気温の変化に対応しきれなくなるケース。
など、いずれの原因も暑さからくるものです。
人は体温が36~37度の時が一番スムーズに活動できると言われています。火照ったカラダは、この体温に保つため汗をかくことで体温調節をするというわけです。
夏の旬の野菜や果物には、この火照ったカラダを冷ます効果があるそうです。
これを『クール・ベジ』(‘ベジ’とはベジタブル(野菜)のこと)と呼ぶそうです!
この『クール・ベジ』のポイントは「カリウム」という成分。これがカラダを冷やすのに一役買っているそうです。この「カリウム」は尿の排出を促して、カラダの余分な熱を逃がす働きがあり、また夏野菜や果物には水分を多く含むものが多く、水分とともにカラダの余分な熱を対外に放出してカラダをクールダウンさせる効果があるようです。
『クール・ベジ』は<食のクール・ビズ>!カラダの余分な熱を逃がすカリウム&水分を含む夏野菜で熱中症予防や夏バテ予防に活用してみましょう。
『クール・ベジ』=夏が旬の野菜
・トマト きゅうり ゴーヤ オクラ とうもろこし 茄子 ピーマン 枝豆 冬瓜
ズッキーニ かぼちゃ モロヘイヤ みょうがetc.
『クール・ベジ』=夏が旬の果物
・桃 メロン ぶどう ブルーベリー オレンジ パイナップル マンゴー パパイヤ スイカ キウイフルーツetc.
旬のものは、その季節に栄養価が一番高くなります。夏のストレスに負けずに育った
夏野菜、果物は私達の体調を整えてくれる心強い味方。
これらの『クール・ベジ』を食べて、=<食のクール・ビズ>!食欲のない時でも、
しっかりたくさん食べられる【冷製スープ】のご紹介ですよ。
【枝豆のヴィシソワーズ】 3~4人分
・枝豆 150g~今回は冷凍を使用
・じゃがいも 1個
- 牛乳 400~500cc
- コンソメ 1個
- 塩 適量
・レモン汁 小さじ1程度
①じゃがいもは、ラップで包んでレンジで軟らかくして、皮を剥き5㎜幅くらいにスライスしておく。
②枝豆は茹でて、皮から取り出しておく。
③①②と●をミキサーに入れてしばらく回し、トロリとしたらできあがり!
仕上げにレモン汁を加える。
④冷たくして、食べる前にパセリや生クリーム、クルトン等をトッピングしてOK!
~クセになる美味しさです~♪
【楽チン!ガスパチョ】 3~4人分
- トマト 2個
- 赤パプリカ 1/3個
- 玉ねぎ 1/3個
- きゅうり 1/2本
- アボカド 1/3個
- レモン汁 小さじ1~
- ニンニク 少々(チューブでOK)
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- コショウ 少々
- オリーブ油 小さじ2
・パセリ、バジル、タバスコ、粉チーズ お好みで!
①●の材料をミキサーやフードプロセッサーに入れて、なめらかにする。
②冷やしてできあがり!
*冷凍のトマトを使うと、皮はすぐに剥けるし、すぐに冷たいスープでいただけます♪
③刻んだ野菜や・のトッピングをお好みで!
~“飲むサラダ”とも言われている【ガスパチョ】です。
パンを入れてトロミをつけたりしますが、今回はアボカドを加えて、少しトロリ~っとさせてみました!
カリウムだけでなく、ビタミンやカロテンとの相乗効果で抗酸化作用や免疫力も高まります。汗をかいた時、食欲のない時の【冷製スープ】でカラダの中からクールダウン!
暑い夏を元気に乗り切っていきましょう!