“秋鮭”で秋の美味しさ&栄養の再発見!
今が旬の“秋鮭”!
お弁当やおにぎりに定番の塩鮭や生鮭ならムニエルやフライ、鍋物etc.と食卓には欠かせない魚の代表選手です。身は鮮やかなサーモンピンクをしているので、赤身の魚と思われがちですが、実は“鮭”は白身魚!(~豆知識でした。)
体づくりや脳の活性化、抗酸化作用と、頭にもカラダにも関わる良い栄養素がいっぱいの“鮭”は、受験生のお子様だけでなく、大人も積極的に食べたい食材のひとつです。
殊に“秋鮭”は、産卵前のために身が引き締まり、脂分が控えめです。卵や白子を成長させるために栄養価はひとしおで、身自体があっさりしているので、バターを使った料理やムニエル、フライといった料理に向いていると言われています。日頃の食事やお弁当でも使い易い“鮭”ですから、そんな“鮭”を使って、受験に向けての大切なこれからの時期に、母の愛情をたっぷりと注ぎ込んでみませんか~♪
まずは、美味しさとともに、見逃せないのが“鮭”の成分!
1体をつくるたんぱく質が豊富!
2カルシウムの吸収を助ける。
3脳を活性化するDHAもたっぷり!
4ビタミンEより、すごい抗酸化力。
5EPAで血液サラサラに!
6肉に比べて低カロリー。
また、最近よく耳にする「オメガ3脂肪酸」。~これは青魚に豊富に備わっているものだそうですよ。「オメガ3脂肪酸」は、脳により多くの酸素を供給する働きがあって、その結果、以前に覚えたことを脳に留めたまま、さらに新しい情報を覚える力がふんだんに発揮されるのだそうです。
中でも、脳に良いとされる魚は、「鮭・マグロ・ニシン」!
私は常々「“鮭”は受験生の強~い味方!」ということをお話するのですが、それにはしっかり理由があったことをわかっていただけたでしょうか。(笑)
秋深くなってくると、ほっこりできる熱々の‘炊き込みご飯’が妙~に食べたくなりませんか(私だけ!?)栄養たっぷりの‘炊き込みご飯’に、+たっぷり具が入ったお汁で、なんだか安心できる食卓が出来上がるので、私は大好きなメニューのひとつです。
そんな‘炊き込みご飯’に、旬の“鮭”ときのこを入れた【鮭ときのこの炊き込みご飯】はいかがでしょうか。バター醤油の味で、食欲がUPしますよ~♪
【鮭ときのこの炊き込みご飯】 2~3人分
・米 2合
・鮭 大きめ1切れ
・しめじ、えのき等 1/2株位
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 和風だし 小さじ1
・バター 10g
・塩 少々
・ゴマ、生姜、青ネギ 適量
①お米を研ぎ、炊飯器に入れて、●を入れ、水を2合の線まで入れて混ぜる。
②しめじ等、鮭、バターをのせたら、スイッチON!
~鮭の臭みが気になるようなら、料理酒を振ってしばらく置き、ペーパーで拭いた物を入れてみてください!
③炊けたら、鮭の骨と皮を取り除き、塩で味を整えたら、お茶碗に盛り、胡麻や千切りの生姜、青ネギ等でトッピングして完成。
*炊き上がり後、分量外のバターを少し入れると、風味が増しますよ!
そして、もうひとつ!“鮭”の‘付け焼き’【幽庵焼き】のレシピです。
和食のワザに【幽庵焼き】という焼き方があり、高級料亭風のようですが、実は至って簡単で、漬け込んで焼くだけの、下準備さえ済ませておけば、忙しい朝のお弁当作りでもOK!のレシピなので、ご紹介します。
【鮭の付け焼き★幽庵焼き】 2人分
・鮭の切り身 2~3切れ (生鮭・甘塩OK!)
・下処理の塩 少々
- 醤油:酒:みりん 1:1:1
*切り身2~3切れならば、大さじ1~2でOKです。
①切り身に塩をして、30分程度置き、その間に●の
調味料を合わせておく。
②①の切り身の水分、脂分をしっかりと拭き取る。
(~このひと手間で味のしみ込みが良くなりますよ。)
③●に、30分~1時間ほど漬け込んだ後、汁気を取ってからグリルやフライパンを使って焼いていく。~この時、漬け込みタレを捨てずに大さじ2~3位、取っておきます!
*8~9割焼いたら、仕上げの段階で、取っておいたタレをハケで(無ければスプーン等で)塗って、乾いたらまた塗って…という作業を4~5回繰り返す。
*焦げやすいので、弱~中火で少なくとも2~3回はトライしてみてください!
味ともに美味しく仕上がってくれますよ♪