お手軽「シリアルバー」
今や受験生の強い味方になりつつある「シリアルバー」!
‘カロリーメイト’や‘SOYジョイ’など、オーツ麦やグラノーラ、コーンフレーク、大豆、玄米etc.を使った「シリアルバー」は、ヘルシーで食物繊維が豊富です。おまけに栄養バランスも良く、手軽に片手でつまめるバータイプの食べ物なので、お菓子のような手軽さもあり、ちょっとした腹ごしらえや食事と食事の間の栄養補給に食べられる『補食』としても食べたりします。
この「シリアルバー」は、戦国時代の‘懐中食’に着想を得て現代風にアレンジされた食べ物とも言われていますから驚きです!忙しい朝や少ない休憩時間、塾の合間や夜食など、目まぐるしい生活でゆっくりと食事ができないというのが、いつ戦が始まっていつ食の供給路が絶たれるかと気をもむ戦国時代の武将たちと重なったのかもしれません。武将たちがその時手元に運んでいたのが‘懐中食’で、長期戦での栄養不足を補う栄養補給と携帯性に優れ、命綱としての役目を果たしていたとのことで、不安で眠れない時のための「安らぎ」や落ち着く効果も期待しつつの食事であったという逸話もあり、何だか頑張る受験生と同じような気がして、どこか親しみすら感じます。(笑)
「シリアルバー」が塾の合間や夜食などにバッチリ!だと思われるポイントはこちらです。
1.頭を使うと糖質が失われるため、その補給に。グラノーラやオーツ麦等の穀類は糖質をメインとし、脂質は控えめです。
2.血糖値を上げ過ぎない。糖質を摂ると言っても、血糖値が急激に上がり(その時は良いのですが)、その後一気に下がる糖質はグッタリとしてしまうことがあります。
3.‘噛むこと’で脳が活性化する。‘噛むこと’による脳の活性化は周知の事実で、たくさん噛む食べ物を選ぶだけでも記憶力に良い影響を与えると言われています。
4.腹持ちがよいシリアルは消化がゆっくりであるため腹持ちが良いとされ、満足感が実感できるはずです。
5.バランスのよい栄養で体調管理にGood!バランス栄養食のシリアル、グラノーラですから、補食で食べても栄養のバランスをサポートします。乳酸菌や食物繊維、ミネラルを多く含むため免疫力もUPです。
1日の食事を朝昼晩の三食だけではなく何度かに分けて取ることで、1日分のトータル栄養量を効率良く、無理なくそして無駄なく摂る事ができる「シリアルバー」です。
今回は、フルーツグラノーラを使って「シリアルバー」を簡単に手作りしてみましょう!フルーツ入りを使うことで、見た目も可愛らしく、ビタミンも加わってさらに毎日の健康をサポートできますよ。
【フルーツグラノーラバー】 約8個分
・フルーツグラノーラ 100g
・マシュマロ 20g(大5個位)
・牛乳 大さじ1/2
①耐熱のボウルにグラノーラを入れ、マシュマロを3~4等分にちぎって加え、軽く混ぜ合わせる。
(今回は日清の『ごろグラ彩り果実』を使いました)
②①の上から牛乳を回しかけて、ラップをせずに
500wのレンジで1分加熱し、熱いうちに全体を混ぜる。
③オーブンシートの上にお好みの厚さに広げて形を整えて、粗熱が取れるまで冷ましてカットして、できあがり!
*スプーン2本で丸めながらボール状にしてもかわいいですよ~♪
もうひとつ、「シリアルバー」のご紹介です。ホットケーキミックスと豆腐を使って、お手軽に“ソイバー”を作ります。 大豆製品の豆腐を使うので“ソイバー”です。バナナ&レーズンを入れました!
【ソイバー★バナナ&レーズン】 約8本分
・ホットケーキミックス 100g
・絹豆腐 50g
・オリーブ油(サラダ油でもOK) 大さじ2
・バナナ(小さめにカット) 1本
・レーズン(きざむ) お好みで
①オリーブ油と崩した豆腐をホイッパーで混ぜ合わせ、ホットケーキミックスを入れて混ぜ合わせる。
(粉を入れてからは、スケッパーや手を使うとやりやすいです!)
②バナナとレーズンを入れて混ぜ合わせたら、バットにオーブンシートを敷いた上に取り出してお好みの厚みで平らに広げ、しばらくアイスボックスにして冷やし固める。
③180℃のオーブン予熱後、②をバー状にカットして天板にオーブンシートを敷いた上に並べて、10~15分で焼成して完成です。
*どちらも、熱々で食べても美味しいんですよ!
少しずつ手軽に食べられる事がポイントの「シリアルバー」を召し上がれ~♪