元気の源★たんぱく質
「たんぱく質」。
栄養と言えば、必ず挙がってくるワードですよね!
「たんぱく質」は、カラダを作っている細胞や臓器、組織や筋肉や皮膚、髪の毛などの成分で、発育には欠かすことのできない栄養素です。エネルギー源としてだけではなく、カラダ構成の成分として、また代謝に必要な酵素やホルモン等としての材料にもなります。
また、食事から摂取した「たんぱく質」はアミノ酸に分解されて吸収され、脳で伝達物質としても利用されます。幸福感をもたらしたり、やる気を起こさせたりするのもアミノ酸が原料となるようなので、アミノ酸の不足は伝達物質の不足にもつながり、気分低下や疲労感をももたらします。実際、「たんぱく質」不足は、脳の認知機能や免疫力が低い!という研究報告もあるということで、「たんぱく質」は『元気の源』という訳です。
「たんぱく質」はカラダの組織の構成成分となるという点で重要なので、不足がないように摂りたい栄養素だという事はわかりました。
では、上手な「たんぱく質」の摂取方法とはどのようなものなのでしょうか?!
「たんぱく質」の摂取量が足りていても、エネルギーの摂取量が不足すると「たんぱく質」の一部がエネルギーの方へ使われてしまうので、糖質や脂質の摂取量とのバランスも大事になるようですが、上手な「たんぱく質」の摂取方法は、良質な「たんぱく質」を含んでいる【肉・魚・卵・乳・乳製品・大豆・大豆製品】のいずれかを毎回の食事に取り入れると良いそうです。
そこで、ちょっとおもしろそうな『たんぱく質チェック点数』というのを見つけました。
*肉手のひらいっぱい=100g *肉ミンチ大さじ1=30~40g
*魚手のひらいっぱい=60~80g *シーフード=30~50g
(参考:「食事バランスガイド みんなの食育」 農林水産省)
この点数チェックで、1食4点を意識して1日12点を目指すと良いそうです。
先日の私自身の食事の「たんぱく質」の点数は1.5点と目も当てられないような点数で愕然としてしまいました~~。
是非、参考にしてみてください。
食事の主菜や副菜で、しっかり「たんぱく質」が取れることがポイントではありますが、
ごはんごはんしているものを取り上げても、お子様もイマイチだと思いますので、今回はテンションアップの【照り焼きチキンサンド】を紹介してみます。それもレンジで簡単に作れる【照り焼きチキンサンド】で、「たんぱく質」の点数は、肉・チーズ・卵で4.5点、それに牛乳やヨーグルトも添えて、点数アップが可能な一品です。もちろん、パンサンドにしますから、糖質、脂質ともバランスOK!です。
【照り焼きチキンサンド】 1人分
・お好みのサンド用パン | 2切れ |
・パンに塗る用 | お好みで適量 ~バターやマヨネーズ、マスタード |
・チーズ(お好みのもの) | 1枚 |
・レタスや玉ねぎスライスetc. | 適量 |
<レンジで☆照り焼きチキン>
・鶏もも肉 | 1枚(200g~) |
●しょうゆ | 大さじ2 |
●砂糖 | 大さじ1 |
●みりん | 大さじ1 |
①もも肉の水分や油分を取り、皮目にフォークで穴を開ける。ビニール袋に●の調味料ともも肉を入れてまんべんなく揉み込み、10分~置いておく。
②耐熱皿にクックシートを敷いて、その上にお肉をのせ、タレも少しかける。
③ラップをかけてレンジ500wで4分加熱。ラップを外して上下をひっくり返し、さらに500wで2分~加熱してできあがり!
その間に、スクランブルエッグの準備をします。レンジで作る方法をお伝えしますが、
フライパンで作ると、
<スクランブルエッグ> 1人分
・卵 | 1個 |
・マヨネーズ | 小さじ1 |
・牛乳 | 大さじ1 |
・塩・こしょう | 少々(無くてもOK) |
・バター | 1片 |
①ボウルに卵、マヨネーズ、牛乳と塩こしょう入れて混ぜ合わせる。
②フライパンにバターを入れて熱々になったところで、①を流し入れて大きく撹拌するように混ぜながら、火を通してできあがりです。
★もちろんレンジでもOKで、①にラップをしないでレンジ500wで1分加熱し、空気を含ませるようによく混ぜて、再度20~30秒加熱します。さらに10秒位ずつをお好みのトロミ加減ができるまで2~3回繰り返したら、レンジでスクランブルエッグのできあがりです。
仕上げは、これらをバターやマヨネーズ、マスタードを塗ったパンに、野菜やチーズと共にはさむだけ!
お子様とも楽しく作って、元気の源=「たんぱく質」強化で、美味しく召し上がれ~♪