愛情レシピ

元気パワー飯=「小豆がゆ」

 月は行ってしまい、早くも2月になりました。

2月3日は節分で、「季節を分ける」ことを意味しています。

いよいよ冬が去り、春の始まりです!

一年の生活が始まる頃、昔は「小豆がゆ」を炊く風習があったのだとか。家族に災いが起こらないようにという願いからだそうです。

‘小豆’は洗って戻さないで、そのまま茹でられる便利な豆です。

‘小豆’には良質なたんぱく質はもちろん、豊富なビタミン類(B1、B2)やカリウム、リン、鉄、食物繊維などが幅広く含まれており、‘小豆’は体調を整えるのに最適と言われています。

これを日本人の主食のお米と炊き合わせることで、糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出し、疲労回復に役立ちます。さらに、脳神経を正常に働かせることにも役立ち、ストレスを和らげる働きもします。また、貧血を予防し、抗酸化作用や免疫力を高めるなど最強パワーを発揮してくれるのです。

どうですか~(!?)

邪気払いとしていただくだけの「小豆がゆ」にしておくにはもったいない!と思いませんか。

食べて健康&免疫力アップの「小豆がゆ」は、普段からもっと積極的に食べたい“元気パワー飯”だったんですね。

 

そこで、普段でも、朝食にも持って来い!で召し上がっていただけるように、‘茹で小豆缶’を使った、簡単な【小豆がゆ】の作り方をご紹介します。小豆の豊かな風味に、ほんのり塩味が効いたお粥です。お餅を入れて仕上げると、腹持ちもいいですよ!お餅を入れると、【ぜんざい】みたいですが、これも先人達の知恵ですね!

ぜひお試しください♪

【小豆がゆ】 1人分

・ごはん    お茶碗1杯分(約100g)

・茹で小豆缶  30g ;無糖のもの

・水     200ml

・塩     ふたつまみ

・切り餅   1~2個 ;焼いておきます。

①鍋にごはん、塩、水を入れ強火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、茹で小豆を入れて馴染んだら、焼いたお餅も入れてできあがり!

*ごま塩をふりかけたり、三つ葉等青菜をトッピングしてもOK!ですよ。