元気チャージに【ラタトュイユ】
5月の塾デリカ“スペシャルメニュー”でお目見えする【ラタトュイユ】!(~正確には“煮込みハンバーグ・ラタトュイユソース”ですがー♪)
【ラタトュイユ】は、野菜とトマトをたっぷりと使ったフランス・ニース発祥の野菜の煮込み料理です。野菜は、人参、玉ねぎ、茄子、パプリカ、セロリ、ズッキーニ、そしてトマトetc.のカラフルなビタミンカラーの野菜をたっぷりと使うため、お勉強に頑張る受験生のお子様には、栄養バランスばっちり!で元気チャージのためにも、ぜひ食べて欲しいメニューのひとつです。
また、トマトの栄養は、改めて言うまでもないくらい「医者がすすめる体に良い食べ物」には必ず名前を連ねる食べ物で、“トマトが赤くなると医者が青くなる”と昔から言われているほど、栄養たっぷりで健康効果があることが知られています。
そんな、トマトの栄養も取りこぼしなく、どのようにすれば効率良く摂れるものか~?!
トマトが大好きというお子様と、嫌いだけど、生でなくて煮込んだり、ソースだったら食べられるというお子様に大まかには分かれてくると思います。
実は、トマトってそのまま食べても、トマトに含まれている栄養がすべてカラダに吸収できるわけではないんですよ~。
トマトの栄養はリコピンと言われるものがメインで、抗酸化力が強く、カラダも頭もリフレッシュするにはバッチリ!リコピンはもともと油に溶けやすいという性質を持っていて、トマトを油で調理することにより、リコピンが油に溶け出して吸収率がアップするのです。
このようにリコピンは、他の栄養成分に比べると熱に強いという特徴があり、トマトを炒めたり、長時間煮込んだりしても、リコピンにはなんの影響もありません。
ということは、トマトは生で食べるより、加熱調理をした方が、効果的に栄養が摂れるという事なので、【ラタトュイユ】はやっぱり栄養たっぷり、健康効果がバッチリ!の料理なのですね。
ちなみに、【ラタトュイユ】でよく使われるトマト以外の野菜の栄養も簡単に見てみると…、
茄子:カルシウム、鉄分、カリウムの他、食物繊維・ポリフェノール等がバランスよく含まれています。
パプリカ:ビタミンCやカロテンが豊富に含まれていて、疲労回復、風邪予防、肌荒れなどに効果があります。
ズッキーニ:カリウム、ビタミンC、カロテン等、疲労回復の改善効果がバッチリ!
そして、オリーブ油で炒めることで、βカロテンの体内への吸収を高める効果が強化されて、元気チャージがアップするという訳です。
そんな【ラタトュイユ】は、フランスでは「保存食」として作られ、煮沸消毒した瓶にできあがった料理を詰めて、冷蔵庫で保存しながら、バケットにのせたり、冷やしたまま食べたり、温めて食べられたりするそうです。とにかく、美味しいです!
【ラタトュイユ】 4人分
・茄子 中1本
・ズッキーニ 1本
・玉ねぎ 1/2個
・赤黄パプリカ 各1/2個
・人参・セロリ 各1/2個
・にんにく 1片(みじん切り)
・ベーコン 100g
・ホールトマト 1缶~約300g
・白ワイン 30cc
・オリーブ油 大さじ1
・塩こしょう 適量
・お好みのハーブ 適量~パセリやバジル、ローズマリーetc.
①ベーコン、野菜は食べやすい大きさに切る。
*少し小さめに切る方が、後でアレンジが効くのと、煮込み時の時短になりますよ♪
②鍋にオリーブ油、にんにくを入れ、香りが出るまで炒めたら、ベーコン、野菜を入れてじっくりと炒めた後、白ワインを入れてさらに炒める。
③ホールトマトとハーブを入れて、時々かき混ぜながら、10分程度中火で煮る。
④塩こしょうで味を整えて、できあがり!
*水分はしっかり飛ばした方が美味しく仕上がります。
*ハーブは、最後に取り除いた方がいいですよ~♪
栄養効果抜群★元気チャージに【ラタトュイユ】!
いかがですか~。