夏バテ対策にトマト♪
毎日、うだるような暑さでそろそろ夏バテ気味のお子様方も多いかもしれません。
大人と一緒でお子様の“夏バテ対策”は今や常識!
ここ数年の異常な暑さも原因のひとつではありますが、生活習慣の変化も少なからず影響を与えているようです。
『夏バテしない3つのポイント』
①水分補給を充分にしましょう。
②1日3食いろいろな食材をバランス良く食べましょう。
③睡眠時間はしっかり取りましょう。
いろいろな物を食べて夏を乗り切るスタミナをつけたいものです。
わかってはいても、とかく日本の夏は高温多湿で、その蒸し暑さばかりが強調されがちで、つらいです!エアコンが完備された最近は家でもエアコンなしで過ごすのはつらいですし、どこに行ってもエアコンが効いていて(涼しくて気持ちはいいのですが)エアコンに疲れてしまうのは私だけでしょうか。恋しいのは冷たいものばかりで食欲もなくなってくるし、体内は冷えて内臓機能も鈍ってきます。
- 体がだるい
- 食欲がない
- お腹が冷たい
- 下痢をする
- 肩や手足が痛い
このような症状が出てきたら要注意!
これは“夏バテ=「冷房病」”なのだそうです。この“夏バテ=「冷房病」”を防ぐのに東洋医学、漢方の世界の薬膳レシピでは、夏野菜の代表選手でもある『トマト』がいいそうです。
赤色の食材は薬膳では夏の色とされ、“夏バテ=「冷房病」”には持って来い!赤色の食材は、血液の循環機能や精神活動をコントロールする場所の機能を高めるといわれていて、夏は高温や汗で血液が濃縮されることによって体がだるかったり、ボーッとしたり、イライラしたりするのだそうですが、そんな症状を抑えてくれるのだそうです。
‘トマト’ は旬の野菜なので、スーパーなどでたくさん買えたり、いただいたり、家のお庭等でもどんどんできたり…と消費に困ったりすることもあるかもしれません。
そんな時には、‘トマト’の冷凍保存! ‘トマト’を洗った状態でビニール袋に入れて冷凍庫で冷凍保存ができるのです。そして、その凍ったままの‘トマト’をたっぷりの水につけた中で、指先でこすると皮がツルリとむけるんです。生食するなら半解凍ぐらいでシャーベット状も美味しくいただけます。
コンソメのスープに入れたり、煮込みにしたり、炒め物にしたり~も美味しいですよ。
そこで、提案ですが、案外、子供たちが大好きな基本の調味料のトマトケチャップを手作りしてみませんか。
【手作りトマトケチャップ】
・トマト 5~6個(1㎏)
・りんご 1/2個(すりおろし)
・玉ねぎ 1/4(みじん切り)
・酢(又はりんご酢) 50cc
・ニンニク 1片(つぶす)
・塩 大さじ1/2
・砂糖 大さじ2~3
・黒コショウ 適量
・ローリエ 1枚
・オレガノ・バジル・パセリ・ナツメグ・シナモン(お好みで) 適量
- トマトは湯むきして鍋に入れ、弱火でじっくり火を通してピューレ状にする。(大きいものはざく切りにしてから入れます)
- 次に、酢以外のものを入れ、煮込んでいきます。
- 一度、ミキサーに入れ、回してつぶします。(ツブツブ感が好きな人はつぶさなくてもOKです。)
- 最後に酢を入れ、酸味をとばすように加熱し、お好みのトロミに煮詰めて出来上がり。
*トマトの酸味と甘さがあるので砂糖、酢の量は加減してください。
(今回、りんご酢を使用しました。フルーティな味になります。)
*唐辛子、コショウの量もお好みで加減してください。
身近にある材料だけで、無添加でおいしいトマトケチャップの出来上がりです。
暑~い夏休みですが、お子様たちと一緒に手作りすると、きっと、トマト嫌いのお子様でも食べてみたくなると思います。そして、手作りトマトケチャップを使って、オムライスやナポリタンを作ったら、お子様たちにも大絶賛!間違いなしのはずです。
そして、‘トマト’を使った“夏バテ対策のおすすめレシピ”のひとつ、【豚肉とトマトの炒め物】はいかがでしょう!
夏野菜たっぷり、ビタミンB1を含む豚肉をたっぷりと使った食材がポイントのスタミナも付く一品です。
【豚肉とトマトの炒め物】 4人分
・豚こま肉 100g
・玉ねぎ 1/3~1/2個
・ピーマン、パプリカ 各1個
・トマト 適量
・炒め油 小さじ1
・中華だしの素 小さじ1
- 砂糖 大さじ1/2 ●みりん 小さじ1/3 ●醤油 小さじ2
- 水溶き片栗粉 小さじ1~2
・胡麻油 小さじ2
①食材は、食べやすい大きさに切り、炒め油で炒める。
②中華だしを入れて炒め、●の調味料を順番に入れて、軟らかくなったら水溶き片栗粉でトロミを付けてできあがり。
③仕上げに胡麻油を回しかけます!