ピーマンとは違う“パプリカ”
今では、夏野菜の代表選手で名前が挙がってくる
“パプリカ”!
肉厚で甘味があり、赤や黄色にオ レンジと色鮮やかな“パプリカ”は見た目からも食欲を増進させてくれる野菜です。ピーマンのような青臭さがなく、生でも加熱しても美味しく食べられるので、サラダやグリル、炒め物やピクルス等様々な調理法で楽しめます。
“パプリカ”は、ピーマンと同じ仲間のナス科トウガラシ類に分類される野菜で、“パプリカ”の栄養にはビタミンCとEが多く含まれています。
水分が90%以上と多く、酷暑の夏の「熱中症対策」にも持って来い!カロリーは低めですが、糖質は野菜類の中ではやや多めなので、他の食材とも合わせやすいため、多くのレシピが挙がる万能野菜です。
“パプリカ”の豊富な栄養成分は、ビタミンC!
ピーマンのおよそ2倍以上もの量を含み、その量は野菜類の中でトップクラスを誇ります。
“パプリカ”のビタミンC含有量は、なんとレモンよりも多いということなので驚きです。
また“パプリカ”は、色別で栄養価が異なります。
★赤パプリカの栄養特長は、脂肪燃焼効果のある‘カプサイシン’。カロテンよりも1.5倍抗酸化力が強く、免疫力向上にもバッチリ!と言われています。
★黄パプリカの栄養特長は、ビタミンCの豊富さ。お肌や皮膚粘膜を丈夫に保つ効能が期待されるルテインの含有量が高いのだとか。
★オレンジパプリカの特徴は、赤と黄色の栄養をバランスよく含むところ。カロテン、ビタミンC、Eを多く含み、特に目の健康を保つ効果にも優れています。
その他、“パプリカ”の栄養には、ビタミンCとともに働いて、ビタミンCが熱によって壊れるのを防ぎ、吸収を促進させる効能を持つビタミンPというのも含有しているそうです。
ビタミンCを自ら含み、熱による破壊も防いでくれるといのは、なんともスゴイです!
“パプリカ”を生食しても、調理をしても美味しく食べられて、栄養価が保たれるということは嬉しい食材ですし、人気になる理由がわかるような気がします。
夏バテからくる、免疫力低下や風邪予防に効果があり、疲労回復やストレス対策にも良いようですから、夏に頑張っているお子様にも率先して食べさせたい“パプリカ”です。
“パプリカ”の栄養吸収率を高めるオススメの調理方法は油を使った料理のようですが、さらに効果アップが期待できる“パプリカ”の食べ合わせのご紹介!
*パプリカ+ほうれん草、小松菜、胡麻、卵 =貧血予防
*パプリカ+玉ねぎ、にんにく、生姜 =風邪予防
*パプリカ+人参、かぼちゃ、イカ、豚肉 =疲労回復、ストレス予防
*パプリカ+トマト、アボカド、オリーブオイル =体内血流活性化
そこで、簡単に“パプリカ”をたくさん食べられる、【パプリカ&ツナのマリネ】のレシピを紹介します。 生で美味しいシャキシャキの“パプリカ”とツナをマリネして、冷たくして食べるだけのお手軽さですよ♪
【パプリカ&ツナのマリネ】
・パプリカ(赤・黄・オレンジ) 各1個づつ
・塩 小さじ1
・グリーンアスパラ 適量 ~塩茹で
・プチトマト 適量 ~湯向きしておく
・ツナ缶 1缶(80g)
・酢 大さじ3
・砂糖 小さじ1 ~ハチミツでもOK!
①パプリカは薄切りし、塩をまぶして10分以上おく。その後水気を絞ってボウルに入れる。
②①にアスパラ、トマトも入れておく。
③別ボウルに酢と砂糖を混ぜ合わせて、味を馴染ませておく。
④③にツナを油ごと入れ、②に混ぜ合わせたら、できあがり!
ツナで食べやすい熱中症対策、夏バテ予防に持って来い!の一品ですよ。