【合格ひじき】の“合格弁当”!
白石学習院の専属食育インストラクターとなって、早十数年~♪
私の原点でもある“お子様が食べやすく、カラダにやさしくて、頑張る毎日を応援できる食”として、初めて「食育イベント」をした際に、紹介した【合格ひじき】!
基礎案となっているのが、今でこそ、広島のデパートや通販でもお見かけするようになった『十二堂えとやの“梅の実ひじき”』です。
ご存じですか(!?)昨今は、インターネットhttp://www.1210-etoya.com でも注文ができるようになっていて、有名になり過ぎて、驚きです!
福岡の合格祈願の神様で有名な「太宰府天満宮」に位置する『十二堂えとや』のふりかけで、大宰府の名産品のカリカリ梅の実が入ったあっさりとしたひじきがメインのふりかけです。
昨年は、令和元年ということもあり、新元号「令和」の縁の地でもある、万葉集=梅花の歌の梅でも一役かっているようです。
我が家の子供たちの受験期に「太宰府天満宮」のお守りと一緒に“梅の実ひじき”をいただいたことがきっかけの縁起物で、【合格ひじき】とは、ひじきを薄味に煮たものに、カリカリ梅をはじめ、五色の色目の食材をお好みで混ぜ合わせた、各自各々が思い思いに作る【ひじきのウエットタイプのふりかけ】です。
熱々のごはんにのせていただくと、とっても美味しいんですよ♪
薄味に煮たひじきの中に、五色になるような食材を取り入れる!
五色の食材とは「赤・白・黄・緑・黒」色の見た目の判断でOK!のすべての食材が対象です。食材によって、栄養効果は多少変わってきますが、五色になるように食材をなんでも取り入れて作ると、不思議と必要な栄養素がほぼバランスよく摂れるというもので、塾デリカやお弁当作り、日々の食事作りにも率先して取り入れつつ、提案しているひとつの方法です。
五色の食材の栄養素はもちろんですが、五色の色のパワーもじつは侮れません。
*赤色の効用として、活力を与えてバイタリティーを高めます。血となり肉となる食材が豊富です。
*白色の効用として、心を落ち着かせます。“カラダの素となる”エネルギーを作り出す食材が豊富です。~ごはんのイメージですね!
*黄色の効用として、脳を刺激して希望につなげるパワーになります。頭&カラダを働かせる原動力となります。
*緑色の効用として、ストレスを和らげてココロの安定効果があります。カラダの調子を整える、野菜や果物に多いイメージです。
*黒色の効用として、安心感や強さ、自信を与えます。カラダ&頭の健康維持に必要な食材が豊富です。
専門的に立証されていることらしいのですが、専門的な事を考えながら食事を作る毎日は疲れてしまいますので、ザックリと大まかに捉えていくのが私流!
これからいよいよ試験本番を迎え、頑張るお子様にとってはとても大切な時期となります。
まずは、お母様特製の『我が家の“合格ひじき”』を手作りして、食事に塾弁に腹ごしらえetc.に取り入れて見ませんか!
【お手製☆合格ひじき】
・芽ひじき 1袋(約30g)~戻した状態で100g位
・だし汁 120cc ~ひじきがヒタヒタに浸かる位です。(水120cc+和風だしの素 小さじ1)
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ3
・昆布茶 小さじ2~3(*隠し味になりますよ!)
- トッピング
赤:カリカリ梅(細かくカットしたもの)・桜海老など
白:白ゴマ・タラの身・ちりめん・かつお節・大豆の水煮など
黄:柚子の皮(細く千切りしたもの)・炒り卵など
緑:あおさ海苔・いんげん・枝豆・パセリなど
黒:黒ゴマ・刻みのりなど
①ひじきは、軽く混ぜ洗いをして、たっぷりの水で戻します。(約10分~)約8~9倍に増量します。
②①の水切りをして鍋に入れ、だし汁と調味料をすべて混ぜ合わせて煮ていきます。
汁気が無くなるまで、時々混ぜながら煮たら【合格ひじき】の素=“ひじき”のできあがり!
★少し乾煎りするようにしっかりと水分をとばすことがポイントですよ♪
★お好みのトッピングを適量混ぜ入れて、【お手製☆合格ひじき】のできあがりです。
せっかく作った【合格ひじき】のアレンジバージョンとして、お母様特製の“合格弁当”なんて、いかがでしょう。
卵やお肉と混ぜ合わせて焼いたり、野菜と炒めたり合わせたり、ごはんと混ぜたり炒めたりしてチャーハンやオムライスにしたり~~と、縁起物(!?)【合格ひじき】を使った “合格弁当”に活用してみてください!
ちなみに、我が家のアレンジバージョンTOP1のご紹介です。
*<豚肉の落とし揚げ>:豚こま肉に塩こしょうで下味を付け、少量の薄力粉と水で衣を作った中に【合格ひじき】と豚こま肉を入れて、混ぜ合わせ、食べやすい大きさにスプーン等ですくいながら、揚げ油の中に落として4~5分位揚げたら完成です。