気分転換に“食育メソッド”
コロナウイルスの影響で、短過ぎた夏休みも終わりましたが、学校生活も行事等が軒並み中止や変更になったり、未だ旅行や外食もままならず、気分転換をするのも何かと難しい日々が続いています。そのため、今まで以上に自炊の頻度が上がり、毎食の用意をするのにもなかなかモチベーションが上がらないというお母様、お父様も多いのではないでしょうか。そんな親の想いをよそに、お子様たちからは「あれは嫌だ!」「これは嫌い!」などと好き勝手なことを申します。
『子供たちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う』=【食育】が重要とよく言われますが、【食育】の一環として、お子様と一緒にお料理をしてみませんか。これから受験に向けて、大事な時期を迎えるお子様ですが、気分転換は大切です。気分転換がゲームだけでは、それもそれで気になりますから、休日のランチを親子で作ってみる!のも、良いかもしれません。
案外、お料理って、食材や道具を準備したり、分量を計算して計ったり、手順の段取りを考えて、先の状況を把握したり…等、算数や理科、生産地の事を知る社会、国語の読解力のような推測して想像する力など、学習と重なるところが多いように感じます。
といっても、一体何から始めたらよいのかしら~!?という方も多いかと思います。
基本は、お子様の食べたいものや、作ってみたいものでOK!ですが、今回は、お子様も大好きで、簡単な親子作業でできそうな【親子どんぶり】にチャレンジしてみませんか。
ご家庭でも手軽にできる「食育メソッド」でお届けしてみます~♪
【親子どんぶり】 2~3人分
・鶏モモ肉 小1枚(約200g)
・玉ねぎ 1/2個(約100g)
・卵 3~4個
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- だし汁 100cc
(水100cc+和風だし小さじ1)
・みつば、ねぎ、海苔等 お好みで
①親子一緒に、手を洗う。
②親子一緒に、材料と道具の準備。調味料を合わせる。
③子 ・玉ねぎを剥く。とんがった方から剥くとむきやすいよ!
親 ・鶏モモ肉をひと口大に切る
④子 ・ボウルと菜箸を準備し、卵を割って混ぜる。
親 ・玉ねぎをスライスする。
⑤子 ・フライパンに調味料と玉ねぎを入れる。トッピング用の海苔やみつばをちぎる。
親 ・玉ねぎがしんなりするまで煮て、切った鶏肉も入れて裏表返しながら煮る。
⑥子 ・丼にごはんをよそう。
親 ・鶏肉に火が入ったら溶いた卵の2/3量を回しかけ、蓋をして卵が固まるまで煮る。
・火を止めて残りの卵を回しかけて、できあがり!
⑦親子一緒に、盛り付けて、手でちぎった薬味をトッピングする。
⑧*いただきます!*
⑨親子一緒に、お片付け~~♪
フライパンで簡単に、とろっとろの【親子どんぶり】ができあがります。
卵は「栄養価の優等生」と言われますし、ふわとろの卵でハッピーな気分にしてくれること、間違いなし!です。
何より親子一緒に作ることで美味しくて、楽しい嬉しい食卓になりますね。