暖かい【チャウダー】で免疫力アップ!
12月に入り、寒さが増して来ました!朝晩の冷え込みがカラダにしみるこんな季節にぴったりなのが、“スープ”です。中でも【チャウダー】が気になるのは、私だけでしょうか~。
【チャウダー】とはフランス語で、語源は「大鍋、煮込み」と言われています。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸の名物料理である「クラムチャウダー」などがよく知られています。今では、小さめの具材がたっぷりと入り、ややトロミのあるクリームベースやトマトベースのものが多くみられるようになりました。シチューよりは、具が小さくてソースのトロミも少なく、また一般的にはスープと呼ばれるものと比べると、具がたっぷりと入っていて、ソースにトロミがついていることが多いことから、「スープとシチューの中間」くらいに位置付けされた煮込み料理と言えそうです。
食事を作る立場の母からすると、具がたっぷりと入るし、魚介類も簡単に取り込めて、栄養満点の暖かいスープですし、小さめの具材ということで火通りが早く、シチューよりも時短で本格的なスープができあがりますので、大助かりの一品です。
具材は、定番のあさりを使った‘クラムチャウダー’のほか、今が旬の広島の特産である牡蠣も簡単に使えてしまいます。また、さつま芋やジャガイモ、いろいろな種類のきのこや旬の野菜、おまけに、冷蔵庫内に転がっている細々しているものまで使えるのが【チャウダー】の嬉しい点です。寒い時期に、カラダを温めるのは必須!体温が一度下がると、免疫力が一気に下がってしまうと言われていますから、ラストスパート真っ只中のこの時期には、免疫力を下げてしまっては大変です。免疫力をアップすることを考えて、たっぷりのきのこと旬の白菜を使った【白菜&きのこのミルクチャウダー】と、【ツナのクラムチャウダー】【カレー風味のチャウダー】のレシピを紹介してみます。【チャウダー】のレシピパターンさえ、押さえてしまえば何でもOK!ですよ~♪
【白菜&きのこのミルクチャウダー】 2人分
・白菜 2~3枚
・玉ねぎ 1/4個
・しめじ、エリンギ、しいたけ、舞茸etc. 全てで1パック
・ベーコン 2~3枚
・バター 15g(大さじ1位)
・薄力粉 大さじ2
・牛乳 400cc
・顆粒コンソメ 小さじ1
・塩こしょう、粉チーズ 適量(味を見ながら)
①具材は食べやすい大きさに、カットしておく。
②鍋にバターを熱し、ベーコン、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたら、薄力粉を振るい入れて、玉ねぎに絡めるように炒める。
③さらに、白菜、きのこ類を炒めたところに、牛乳の半量とコンソメを入れて伸ばすように混ぜ合わせていく。
④牛乳の残りを加えて、煮ていき、塩こしょうで味を調整しながら、粉チーズをふり入れて完成!(粉チーズはお好みですが、コクがでます♪)
【ツナのクラムチャウダー】 2人分
・ツナ缶 1缶(油を切っておく)
・むき海老 3尾位
・玉ねぎ 小1/2個
・ニンニク 1片(みじん切り)
・バター 15g ~大さじ1位
・牛乳 400cc
・白ワイン 大さじ1 ~水で代用OK!
・顆粒コンソメ 小さじ1/2
・塩こしょう 少々
・片栗粉&水 各大さじ1/2
①油を切ったツナをフライパンで乾煎りする。(残った焼き魚があれば、ほぐして使えますよ!)
②海老は細かめにカットし、木べら等であら潰しにする。(ツナの身と食感が合ってくるので食べやすいです。)
③鍋にバターを熱し、みじん切りのニンニクを入れて炒め、角切りにした玉ねぎも炒める。
④しんなりしてきたら、海老を加えて色が変わったら、白ワイン、牛乳の半量を加え、煮立ったらコンソメを加えて混ぜ合わせ、残りの牛乳を入れてひと煮立ちする。
⑤味見をして、塩こしょうで味を整えたら、水溶きの片栗粉でトロミをつけて、できあがりです。
【カレー風味のチャウダー】
*具材は冷蔵庫に眠っていた
・かぶ ・さつまいも ・人参
・玉ねぎ ・しめじ ・ウインナー
を使いました!
①すべてを角切りにし、【ミルクチャウダー】の分量に、カレー粉を大さじ1を追加して、同じ要領で作りました!
★風味が変わって、美味しくいただけますよ。
具材は何でもOK!なのが嬉しい【チャウダー】のポイントです。