【ちんすこう】で夏休みのティーブレイク!
もうすぐ夏休み~♪
今年の夏は、コロナ禍も緩和された影響で、夏休みに旅行に行かれるご家族も多くなるのではないでしょうか。
夏の旅行の候補地になりやすい沖縄!
沖縄のお土産として人気の【ちんすこう】をご存じですか(!?)
【ちんすこう】の「すこう」は沖縄の方言で‘お菓子’という意味で、頭に付く「ちん」は‘珍’や‘金’を意味しているそうです。
昔々、琉球王朝時代の沖縄では、【ちんすこう】は王侯の貴族しか食べることのできなかった大変貴重で高価なお菓子だったのだとか。そのことから、庶民にとっては珍しいお菓子だったために、“珍しいお菓子”=【ちんすこう】と呼ばれるようになったそうですよ。
そんな【ちんすこう】の材料は、なんと小麦粉・砂糖・ラード(油)の3つだけ。
ラードが使われているため高カロリー!だけど、脂質がたっぷりな分、とても腹持ちが良く、栄養成分としては炭水化物がもっとも多いため、ちょっとしたカロリーメイト的な働きをしてくれるそうです。
【ちんすこう】のカロリーは100gあたり515kcalで、1個(20g)あたり103kcalになります。カロリーメイト1個が100kcalなので、ほぼ同じになるのだそうですよ!
おまけに、糖分をたっぷりと含んだ甘いおやつは、脳のエネルギー消費量が高いお子様においては、食事だけでなく、とても必要なものとなります。私達が疲れを感じた時、妙に甘い物が食べたくなるのが、まさにコレ!甘い物=糖分は、脳をリラックスさせる働きがあり、リラックスしている時にこそ、集中力が発揮され、集中することで注意力を維持する効果も高くなるということで、受験生にとっての“おやつの効用”、特に「甘いおやつ」と言うところが、ポイント!のひとつかもしれませんね。
なので今回はちょっと軽めに、“ティー・ブレイク”!のレシピです。
【ちんすこう】は簡単な材料で作ることができる超シンプルなお菓子です。ご家庭でも簡単に手作りできるんです~♪
【ちんすこう】は、なぜかクッキーなどと違って、意外と男子にも好きな子が多いように感じます。
夏休みのお疲れ時の甘いおやつorカロリーメイト的なおやつに、ぜひお子様と手作りからチャレンジしてみませんか!
ラードの代わりにショートニングでもOKですし、今回はもっと簡単にサラダ油(キャノーラ油etc.)を使いました。また、砂糖を三温糖や黒糖に代えて作り、ミネラル成分たっぷりにするとさらに栄養面でもGOOD!になりますし、小麦粉の一部の量を抹茶やココアに入れ替えてもバリエーションアップの【ちんすこう】になりますよ~♪
【ちんすこう】 約20個分
・薄力粉 340g
・サラダ油 130g
・三温糖 130g
①ボウルに三温糖と油を入れ、三温糖の粒が見えなくなるまで混ぜる。
②①に小麦粉をふるい入れて、ヘラでさっくりと混ぜ合わせる。
③楕円形に成形(市販のちんすこうのように)して、オーブン(予熱あり)170℃13分~15分で焼いたらできあがり!
※やわらかすぎて成形しにくい時は、30分位冷蔵庫に入れてみてください!
※焼き立て熱々だと、柔らか過ぎて形が崩れますので、しっかり粗熱は取ってくださいね。