愛情レシピ
何かとすごい!さつまいも
ちょうど今が旬の「さつまいも」!
「さつまいも」には、食物繊維が豊富なことはご存じですよね。
そのため、「さつまいも」は腸活に有効で、便秘に悩む人は積極的に摂った方がいい野菜だ!という認識だけはバッチリです。
でも、「さつまいも」の効能は便秘解消だけじゃないんですよ。
なんと、脳のためにとても良い野菜で、脳の活性効果があるのです。
「さつまいも」には、‘ガングリオシド’という成分が豊富に含まれているそうです。
コトバのコンパクトの説明によると「‘ガングリオシド’とは糖脂質の一種」で、高等動物や植物の細胞膜の成分で、‘脳・神経組織にも多く含まれる’、神経機能や細胞膜が営む様々な機能に関与するもの」とのこと。
難しい言葉が並んでいますが、脳にとっても大切な成分だということが読み取れます。
そして、この成分をたくさん含む野菜が「さつまいも」なのです。
ちなみに、ジャガイモにも含まれているようですが、「さつまいも」には、なんとジャガイモの500倍以上が含まれているということで、驚きです!
‘ガングリオシド’には具体的にはどんな働きがあるのかと言いますと、脳の神経細胞のネットワークを広げて、情報伝達をスムーズにしてくれます。したがって、‘ガングリオシド’の量が減ると、脳の情報伝達が素早くできなくなり、記憶力も低下してしまうということです。
また、「さつまいも」はビタミンCが豊富で、加熱しても壊れにくいだけでなく、ビタミンB1もたくさん含んでいます。ビタミンB1も脳に必要な栄養成分で、ビタミンB1は脳にとってのエネルギー源であるブドウ糖の代謝(エネルギーに変わること)に欠かせないビタミンなので、疲労回復にはもちろん、イライラや食欲低下を防いでくれます。
先述したとおり、「さつまいも」は食物繊維が多いので、整腸作用があり、腸内環境を整えます。腸内環境を整えるということは、免疫力を強化することにもつながるので、免疫力がアップされると、今の時期には大敵の風邪やインフルエンザなどのウイルスにも負けないカラダになるということなのです。
これからの時期、これは積極的に食べたくなる~♪「さつまいも」ですね。
そこで、何かと忙しい年末!
これさえ作っておけば、ついつい手が伸びる、お子様の簡単おやつに持って来い!の【さつまチップス】はいかがでしょうか。
“ポテチ”ですが、手作りなので、カラダにやさしくて少しは母も許せるおやつではないでしょうか!
【さつまチップス】 1パック分位
・さつまいも 1本分(250g位)
・サラダ油 適量
・グラニュー糖 30g
・水 大さじ1~2
・白黒ごま、塩 お好みで
①さつまいもは、スライサーで薄くスライスし、しばらく水にさらしておく。(アク抜き)
②①をザルに上げて水を切ったら、キッチンペーパーでよく水分を拭き取る。
③170℃の油で、カリッとなって薄く色づく程度まで揚げる。(2~3分位)
④しっかり油を切っておく。
⑤フライパンにグラニュー糖と水を入れて中火で、フワッと沸騰させ、トロリとしてきたら、④のさつまいもを数回に分けて入れてサッと絡める。
⑥お好みで作ったごま塩を振り絡めたら、完成です。
*しばらく、大きめのお皿やバットに広げておくとパリッとチップスになりますよ!
私もハマってしまった【さつまチップス】です~♪
風邪のひき始め&予防に!【酸辣うどん】
12月に入り、日に日に気温が低くなってまいりました。
インフルエンザの情報もあちこちで耳にするようになり、厳戒態勢の冬の季節がやって参りました。
気になるのは、家族みんなの風邪予防。防寒はもちろんのこと、マスクで喉を守ったり、手洗いうがいを徹底するなど、しっかり手を打っておきたいところです。
“日々の食事で風邪予防や応急処置に努めるのが、母の役目!”と言わんばかりに、薬膳効果のある食材を取り入れてみるのもひとつの方法ではないでしょうか。
今回は、そんな風邪に焦点を当てたレシピをご紹介してみましょう!
インフルエンザと言えば、風邪の中でも「熱」が一気に高くなり、「熱」が要因となる熱風邪です!カラダはだるいし、カラダの節々が痛いし等、辛いですよね~。
東洋医学=漢方の世界では、熱の風邪の特徴は「赤」や「黄」の色で表されるそうです。
顔色や鼻水、痰や尿など排泄物がこのような色!と言われると、当てはまります。
「熱」は、水分を蒸発させる性質があります。
洗濯物も気温(「熱」)の高い夏の方が乾きやすく、ドライヤーも温風の方が乾きやすいですよね。なので、「熱」が高い風邪にかかると、体液が蒸発して汗となるため、体内の排泄物の水分量が減り、色濃く出てくるのが特徴となるようです。
喉の痛みも「炎」症と呼ぶように、「熱」により喉が傷ついている症状なのです。
熱風邪症状とは、こんなもの!(=チェックリストです)
- 熱が高い
- 汗が出る
- 顔が赤い
- 鼻水や痰が黄色く粘りがある
- 喉が渇く
- 喉の痛み
などがある
というわけで、熱風邪は「熱」を冷ます食材を使ったレシピで、予防や応急処置をいたしましょう。
アレ?!っと思ったら、おうち薬膳!
キーポイントとなる食材は、【もやし】です。
特に、‘緑豆もやし’がオススメ!中国では、緑豆は「熱」を冷ます暑気払いの定番食材で、夏の季節にはよく登場してくる食材です。それを応用して、「熱」を冷ます効果に使いましょう。でも、風邪の「熱」ですから、「熱」からくる悪寒を和らげるために、トロミとあっさり酸味で食欲につながる熱々の【酸辣うどん】はいかがでしょうか。
‘酸辣湯’のうどんバージョンですから、更に、「熱」を冷ます効果のある筍も使います。
後は、喉や粘膜、免疫力を高めてくれる、きのこやネギ、豚肉等をたっぷりと使いましょう。
風邪をひいたら、たっぷりもやしの【酸辣うどん】です。
【酸辣うどん】 1人分
・うどん 1玉
・もやし 50g(約1/3個)
・筍(水煮) 50g
・しいたけ・しめじ 1/3株
・生姜 1片分:千切り
・豚こま薄切り肉 60g
(下味:塩こしょう 適量)
・卵(溶いたもの)1個
・白ネギ・青ネギ 適量(斜め切り)
・ごま油 小さじ2
- 水 300ml ●鶏がらスープ 大さじ1 ●醤油 大さじ1 ●塩 少々
- 酢 大さじ1~お好みで ●水溶き片栗粉 小さじ1~大さじ1
- 辣油 お好みで
①もやしはサッと洗って、筍、しいたけ・しめじは食べやすい大きさにカットし、豚バラ肉も食べやすい大きさにカットして下味をつけておく。
②鍋にごま油を熱し、千切り生姜と白ネギ少々を炒めて香りが出たら、①の豚肉と食材を炒める。
③②に●の水、スープを入れて煮たら、醤油、塩で味付けし、卵を流し入れたら、酢と水溶き片栗粉でトロミをつける。
④茹でたうどんを器に盛り、③を回しかけてネギをトッピングで完成です。
*お好みで、辣油も入れてくださいね!
食べたくなる‘カボチャ’
寒い季節が近付いて来ると、なんだか食べたくなる‘カボチャ’!
ハロウィンでもお馴染み!秋の味覚として、おかずやスイーツとして大活躍の‘カボチャ’ですが、男性陣や子供たちには、苦手とする人も~~。
‘カボチャ’は「冬至に食べると風邪を引かない」と昔から言われるほど、実は栄養満点な野菜です。‘カボチャ’の栄養素は野菜の中でもトップクラスを誇ります。
栄養豊富だけど、実は低カロリーの‘カボチャ’!
主な栄養素は炭水化物(糖質)ですが、体内でビタミンAに変わるβカロテンは、免疫力をアップして、これからの季節に欠かせない、風邪予防にはバッチリ!また、ビタミンCやEも豊富で、抗酸化作用によって脳内をフレッシュにしてくれますし、カラダを温める効果もあり、冷え症改善にもなって免疫効果が上がるのはもちろん、食物繊維も多いことから腸内環境も整えて活性化してくれます。免疫力や疲労回復効果もアップするので、カラダも脳内回路も冴え渡る食材ということで、まさに摂取したい‘カボチャ’です。
“美味しい‘カボチャ’は、皮にツヤがあり硬く、重みがあるもので、肉厚で色が濃く、種がしっかり詰まっているものがGood!ヘタが乾いて枯れているものは熟成されていて美味しいそうですよ♪
一番簡単な調理方法が【かぼちゃの煮物】!
‘カボチャ’本来の味がしっかりと付いているため、薄味で調理することで、素材の栄養と旨味を存分に味わえる食べ方です。
【かぼちゃの煮物】は、夕食前の空腹時に食べさせたい『ミニおやつ』としてもバッチリ!なんだとか。
でも、‘カボチャ’を食べたがらないお子さまが多いのも確かです。
‘カボチャ’特有の甘味と、喉に引っかかりそうな食感を苦手とする子が多いようです。
そこで、マヨネーズ風味と脳活にバッチリの“ツナ”を混ぜた【かぼちゃサラダ】で食べてみませんか!サラダ用の葉野菜等で合わせることでサッパリと食べられて、‘カボチャ’本来の甘味と“ツナ”が絶妙なアクセントとなり、甘味が低減されて食べやすくなりますよ。
また、食感が嫌な子は、【かぼちゃスープ】にすると、カラダも温まって、案外喜んで食べてくれますよ。
【かぼちゃ&ツナのサラダ】 2~3人分
・カボチャ 1/8個(約100g)
・ブロッコリー、きゅうり、水菜やレタス等 ~お好みで
・ツナ缶 1缶(軽めに油分を切っておく)
・マヨネーズ 80~100g程度
・塩こしょう 少々
①カボチャは皮ごとカットして、煮つぶし、お好みの野菜やツナとマヨネーズ等を混ぜ合わせて、できあがり!
【かぼちゃの豆乳スープ】 2人分
・カボチャ 1/8個
・人参、玉ねぎ、ブロッコリー、きのこ等 適量
・ベーコン 100g
・豆乳 400ml
・ホワイトルウ 1~2片(80~100g程度)
・バター 15g(大さじ1程度)
・粗挽き黒コショウ 適量
①カボチャは一口大にカットし、耐熱皿に並べてふんわりラップをかけて、レンジで3分程度加熱をしておく。
②他の食材は、食べやすい大きさにカットしておく。
③鍋にバターを入れて、②を炒め、水を少量入れて蒸し煮にする。
④ある程度、火が通ったら、①と豆乳を入れて弱火にかける。4~5分煮たらカボチャとルウを入れて、ひと煮立ちしたらできあがり!
*仕上げに、黒コショウをお好みでトッピングします。
*皮が一番栄養価が高いので、皮ごと調理していただきましょう!
そして、変わり種の簡単スイーツ~♪
塾前の腹ごしらえや、お腹が空いた時に食べる『ミニおやつ』は、ノンオイルでたんぱく質以外のもの、そして満腹中枢を刺激するものが良いそうです。夕食前の我慢は、脳内が回転しなくなるだけでなく、夕食の一気食べにつながってしまうため、カラダや頭に栄養を還元される間もないまま、眠るだけの夜を迎えてしまうので、子供のカラダにとってはNG!となるようです。脳内回路が上手く活性化できない“頭に良くない行動!”となってしまいます。
そこで、‘カボチャ’がメインの【かぼちゃのスイーツボール】~♪
【かぼちゃのスイーツボール】 20個程度
・かぼちゃ 1/4個
・バナナ 大きめ1本程度
・ホットケーキミックス 200g
・グラニュー糖 50g位
①カボチャは茹で潰し、バナナも潰しておく。
②ホットケーキミックスと①を合わせて、混ぜこねる感じで、混ぜ合わせる。
③食べやすい大きさに丸めて成形し、グラニュー糖をまぶしたら、オーブンの天板に並べて、オーブン180℃(予熱あり)10~15分で焼き上げたら、できあがりです!
*中身はほぼ‘カボチャ’とバナナで、カラダ&頭にやさしい栄養バランススイーツです!
元気印の炊き込みご飯
新米が美味しいこの時期は、旬の食材をあれこれ使える‘炊き込みご飯’が特に美味しく感じられ、食べたくなりませんか。
醤油の香ばしい風味と出汁がしっかり浸みたお米で、おかわりが止まらなくなる味の‘炊き込みご飯’!今回は、そんな‘炊き込みご飯’をテーマに、健康に効果的な具についてお話してみたいと思います。
社会で活躍中の管理栄養士や栄養士に行ったアンケート結果というのを、最近目にいたしました。
Q:‘炊き込みご飯’で、最も美味しいと思う「具」を選んでください。
第1位:ゴボウ
第2位:鶏肉
第3位:油揚げ
第4位:きのこ
第5位:にんじん
と言うものでした!
‘炊き込みご飯’におすすめの「具」、第1位のゴボウは、まさにこれからの11月~2月頃が旬。老廃物を排出する作用がある水溶性食物繊維をたっぷりと含み、抗酸化作用もある優秀食材です。第4位のきのこ(+ゴボウ)との組み合わせは、最も美味しいと思われる「具」の組み合わせでも選ばれています。美味しいだけでなく、不足しがちな食物繊維が更にたくさん取れるので、特にオススメです。ビタミンやミネラルが豊富になって、副菜のプラスαとして、バッチリです。
第2位の鶏肉は、ヘルシー食材だけでなく、“鶏ムネ肉”を使うと、受験生にとって、これからの時期には持って来い!の、持久力効果がアップします。
第3位の油揚げは、大豆の持つ栄養効果に期待が持てますし、旨味もアップ!(ただし、脂質が多いので、油抜きは忘れずに)
第5位のにんじんも、カロテンが豊富で、‘炊き込みご飯’には欠かせない食材です。
このアンケート結果を基に、元気になれそうな【基本の炊き込みご飯】を作ってみましたよ!1位~5位の食材をすべて入れて、炊き込みました♪
【基本の炊き込みご飯】 2~3人分
・米 2合
・水 2合分
・和風だしの素 小さじ2
・醤油、酒、みりん 各大さじ2
・鶏肉、油揚げ、人参、ごぼう、しいたけ&しめじ 各20~30g程度
①米を研ぐ。
②具材をカットする。熱が入りやすいように全てを小さめに切る。(火通りの悪いごぼうはささがきにしておく)
③炊飯器に、①と醤油、酒、みりんを入れ、だし汁(水+だしの素)を炊飯器の2合の目盛まで加えてサッと混ぜ合わせる。
④②の具材を上に乗せて、スイッチON!
*ポイント:ここで具材を混ぜ合わせてしまうと、熱の入り方にムラが出てしまい、米に芯ができてしまうので注意!
⑤炊き上がったら、全体をサックリと混ぜて、数分蒸らして味を馴染ませる。
「だしの素:醤油:酒:みりん=2:3:3:3」は、‘炊き込みご飯’の味付けの黄金比
と言われています。お好みの食材を入れて、簡単に美味しくてお好みの‘炊き込みご飯’
ができあがること間違いなし!です。
忙しい時には、おかずいらずで、食べ応えはたっぷりですし、メイン料理として、肉や魚
のおかずがある場合、‘炊き込みご飯’の具を野菜やきのこ等中心にしてみることで、献立
全体を見た時の栄養バランスが整います。大切な栄養バランスが整えば、健康印の元気
なカラダで、毎日過ごして行けるはずです。
「秋バテ~!?」対策
うだるような猛暑の夏が続いた後、しのぎ易い秋になると、カラダの不調を感じている人はかなりの人数に上るのだとか。
不調の種類としては、「だるさ、倦怠感」が半数以上で「疲れがとれない」「疲労感」「冷え」「発汗」「胃腸の不調」「頭痛」「睡眠不調」等、様々のようです。
原因として、‘暑さ’に続いて、‘屋内と屋外の気温差’‘冷房による冷え’‘冷たい飲み物や食べ物の摂り過ぎ’が多数で、このように夏の不調は猛暑の影響やその回避からの弊害としての“冷え”が一番の問題のようです。
夏の間に冷房や冷たい物の摂り過ぎでカラダを冷やしてしまったことによって、自立神経のバランスが乱れ、秋になって不調が出てきてしまい、不調が続いてしまうということのようです。いわゆる、これが「秋バテ」!
そして、近年はこの「秋バテ」を訴える人が夏バテ同様に増加しているということですよ。
「秋バテ」のタイプは、夏の生活習慣により、2つに分類されます。
①記録的猛暑により熱中症対策のため、冷たいものを摂り過ぎた「内臓冷え」タイプ
②連日のうだるような暑さを避けるため、冷房の室内で長時間過ごした「冷房冷え」タイプ
暑い夏に身体を内外から冷やしてしまった結果、全身の血のめぐりが悪くなって「秋バテ」が起こりやすくなっているということです。この2つのタイプが同時に起こることもしばしばあるようで、猛暑で夏バテしたカラダを放っておくことで深刻な「秋バテ」につながることも…。要注意ですね!
「秋バテ」対策は<じんわりの温め&リラックス>♪
①「秋バテ」対策には、身体を“じんわり温める”ことで、血のめぐりを良くし、体の疲れやだるさ、こりの蓄積を防ぐことが大切です。さらに、副交感神経が優位になるような“リラックス”法で心と身体をゆっくりと休ませるのがオススメです。
ぬるめのお湯(38℃~40℃くらい)にゆっくり入り、全身を温め、血のめぐりを良くしましょう。血のめぐりを良くする炭酸入り入浴剤を活用すると身体の芯まで温められます。
②体を温める食べ物の食材で「内臓冷え」の緩和色の黒っぽい食べ物(食材)、濃い食べ物は体を温めると言われています。また、地下でエネルギーを蓄えた食べ物も体を温めるとも言われます。寒い地方で産出された食べ物=秋~冬が旬の食材には、これらが多く含まれていますから、旬の食材の持つパワーはあなどれません。
やっぱり、旬の食材が持つパワーって、スゴイ!ですね~♪
「冷え」が原因の、体調不良=「秋バテ」を緩和する働きが<大>なのが、秋が旬の食材=いも類・栗(ナッツ類)・南瓜・根菜類など。
身体を温める効果がバツグンに優れているのです。
特に、「栗」!主成分がでんぷんで、でんぷんの豊富な作物というといも類や穀物ですが、栗のでんぷんは、樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんで、熱量は一番!少量で必要な栄養素をとることができ、少量で効率のよいエネルギー補給食品なのです。また、ミネラル類も豊富で『元気ミネラル』と言われるほど。
*頭、直感がさえる *疲れにくい *疲れ目が楽になる *風邪をひきにくくなる
*肩こり、腰痛、頭痛が楽になるetc.
さらには、受験生には嬉しい ★集中力アップ ★やる気が出る ★イライラ解消etc.の効果があるそうですよ。
そこで、今回は旬の「栗」を使った、カラダを温めてくれるレシピをご紹介します。
いつもの!?‘栗ごはん’から少しだけ変わった視点でつくる【栗のポタージュスープ】です。ほっこり♪~気分のスープですよ。
【栗のポタージュスープ】 4人分
・栗 150g (皮をむいた正味量)
・玉ねぎ&白ネギ 150g (合わせた量で~)
・水 2カップ
・コンソメ 1個 ・牛乳 1カップ
・塩こしょう 適量 ・オリーブ油 大さじ1
- 玉ねぎ・白ネギは繊維を断ち切るように薄くスライス、栗は皮をむきます。
- 鍋に、オリーブ油を入れ、ネギ類を入れて、しんなり、少し茶色く色付くまで炒める。
- この時、塩をひとつまみ入れて炒めると焦げないでうまくいきますよ。
- ネギ類が色付いてきたら、栗を入れて軽く炒め、水とコンソメを入れて中~弱火で栗が柔らくなるまで煮詰めていきます。(10分~位)
- その後、粗熱を取ってミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌していきます。
- ④を鍋に戻し、牛乳を加えて温めます。味をみて、塩・こしょうをしてできあがり!
*牛乳が入ったら、煮立てないようにするのがポイント!
*玉ねぎのみでもOK!ですが、2種のネギ類を入れると旨味が倍増します。
秋のトライアングル勉強会2019
秋のシーズンの恒例行事となりました白石学習院のスペシャルイベント『秋のトライアングル勉強会2019』が、今年も小学4年生の皆さんと保護者の方を対象に開催されました。 今回も各教室から大勢のご参加があり、賑やかなイベントセミナーとなりました。
生徒の皆さんはゲーム感覚でお勉強をし、実験をして大変盛り上がっていましたし、保護者の方々もセミナーで、受験に向けての親業のお勉強や、【我が子の頭が良くなる食事】について等、大変楽しくて興味深いお話を聞いていただきました。
この『トライアングル』のセミナーコンセプトである中学受験を取り組むべきイメージが“三位一体”=子供を頂点にして底辺左右を保護者と塾が支える<三角形>と捉えて、すべてが共鳴することでこの『トライアングル』がキレイな音色を響かせることができること、すなわち、その時が受験の合格の時!ということです。
その日を迎えるべく、私も専属食育インストラクターとして、微力ながら「食」の部分で参加をさせていただきました。
昼食タイムのお楽しみは、やっぱり特別な“トライアングル・オリジナル弁当”!
皆様でいただいた今回の昼食のお弁当は、中区にある日本料理店『美食倶楽部 以多屋』の特別オリジナルお弁当でした! 秋の季節の食材をフンダンに使った上品なお味で、カラダに優しい秋色満載のお弁当でしたよ。
また、『以多屋』のオーナーシェフである板谷先生には、昼食タイムでのお話はもちろん、午後からの保護者の方の講演で、‘頭が良くなる(!?)ご家庭でできるお話’をたっぷりとレクチャーしていただきました。
今回の特別セミナー【「わが子の頭が良くなる食事」‘お母さんにできる最大の援護射撃’】というテーマの、板谷先生のお話の中で、私が大変興味を持ったお話をほんのちょっぴり、お伝えしたいと思います。
“頭の良くなる食事”ということで、「何かを食べたから頭が良くなる」ということはない!ということ。 それよりも、バランスよく食事を摂ることで健康になり、結果的に頑張れるカラダができるので、【食事のケア=体調のケア】が最大の援護射撃!になるということです。
そして、【頭の良くなる食材】として、持続効果があるものは~、
①大豆食品;記憶力の「レシチン」を含む
②青身魚;脳細胞の活性化&記憶力の「DHA,EPA」を含む
③チョコレート・ココア;思考力の「ポリフェノール」を含む
④炭水化物;認知力の「ブドウ糖」=脳の唯一のエネルギー源
⑤卵;集中力の「レシチン」を含む
⑥緑茶;記憶力の「カテキン」を蓄えている=“白折”のお茶が良いそうです!
⑦ナッツ類;記憶と整理&抗酸化作用を強化
=なので、甘い物として食べさせるならば、ナッツチョコレートを2~3粒が◎!
これらが、【頭の良くなる】普段の食事の食材です。
結論から先に言うと、受験勉強中は、ブドウ糖の摂取は必要不可欠!
脳は、ブドウ糖を一日に120g、一時間に5g消費し、摂取糖分の3割も消費をするそうです。 なので、いかにして糖分を摂取するかということですが、これが、お菓子ではNGで、血糖値が緩やかな上昇をするご飯が良いそうです。
朝、昼、晩の食事のご飯だけではなく、少量を何回かに分けて食べる‘おやつ’や‘夜食’で取るのが効果的なのだそうですよ。 おにぎりにしたら1個程度!
そこで、脳に大切なブドウ糖が摂取できる‘おにぎり’で、知らず知らずの受験食からのストレスも緩和できる、少しだけボリューミーでご褒美感のある【肉巻きむすび】はいかがでしょうか。
宮崎の名産として
も有名な【肉巻きむすび】。
良質なたんぱく質をいただくことは脳だけではなく、カラダのスタミナ源にも必須です。そこにワンハンドで食べられて、なおかつ栄養満点になるように‘おにぎり’にも工夫をしてみました。 ひじき煮としらす干し、そしてチーズを混ぜ合わせた‘おにぎり’です。
ひじき&しらす干しでビタミン・ミネラル補給、そして、チーズの食べ合わせは免疫力アップ効果で風邪予防にも! ‘おにぎり’に巻いたお肉で、スタミナもOK!
お肉を食べたがるお子様のストレスにも効果ありだと思います。
食べられないことも、ストレスになるそうですから、時には、好きな物も優先して出してみても良いかもしれませんね。
【肉巻きむすび】 4個分位
・ごはん 茶碗2杯分位
・牛or豚薄切り肉 300g(8枚ぐらい)
・炒りごま 適量
*タレ・醤油+みりん 各20cc・酒 30cc・生姜搾り汁+ごま油 各大さじ1
*おむすびの具(ひじき煮、しらす干し、チーズ)はお好みで!
~胡麻を混ぜるだけでもOK!だと思います。
①ごはんに具材を混ぜておむすびにして、おむすびが見えなくなるまでお肉を巻く。(おむすびの大きさにもよりますが1個につき2枚使用しました)。
②タレは混ぜ合わせておく。
③油をひいたフライパンで肉の巻き終わりを下にして転がしながら焼いていく。
④肉に火が通ったら、タレを2~3回に分け入れ、味をしみこませたらできあがり!
炒りごまをトッピングします。
究極の、受験期のお子様の‘腹ごしらえ’や‘夜食’として、オススメです♪
‘一汁三菜’の副菜レッスン!
無形文化遺産となっている「和食」。
私たち日本人にはお馴染みの「和食」は、四季折々の自然の恵みを大切にし、毎日の暮らしの中で昔から受け継がれてきた日本の食文化です。
そんな「和食」の誇れる特徴のひとつが、<栄養バランスに優れた健康的な食生活>の指針となる‘一汁三菜’が基本の食事スタイルであるということだそうです。
‘一汁三菜’の形である“献立”=メニューという概念そのものが、じつは日本独自のものなのだとか。
良いとはわかっていても毎日のごはんを作る立場になると、その献立こそが大いに悩みの種となってしまいます。
そこで、まずは‘一汁三菜’について!
‘一汁三菜’とは、ご飯と汁物に3種類のおかず(主菜1品・副菜2品)で構成された
メニューをいい、懐石料理の献立の基本形です。“主菜”とは、メインになるおかずのことで、旬の魚や肉を中心に卵、豆腐、野菜などで組み合わせたボリュームのあるもので、たんぱく質を中心としたものにします。“副菜”の1品は煮物や炒め物など主菜に次ぐボリュームのあるもので、もう1品は和え物、お浸し、常備菜などの小鉢物にするのが基本で、旬の野菜や芋類、豆類、きのこ、海藻類などを使って、主菜で不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維を補います。
‘一汁三菜’の形は日本料理だけでなく洋食や中華などにも応用ができるので、毎日のメニュー作りにもぜひ活かしてみてください。
栄養バランスに優れた理想的なメニューに近づくはずですよ。
では、2品も必要となる“副菜”はどうしたらよいのやら~!?そこで、提案です!
とりあえず、5色の色合わせで考えてみてはいかがでしょうか。
【塾デリカ】でも基本となっている<赤・白・黄・緑・黒>の5色の食材をくまなく摂るようにする事で、自然と栄養バランスが整ってくるのです。
5色の食材料とは、~~(簡単にご自分の見た目の色でOK!です)
赤;肉類、マグロ、鮭などの赤身の魚類、赤色の野菜
白;ごはん、パン、麺、牛乳、いも類、白色の野菜
黄;卵、豆類、大豆製品、黄色の野菜
緑;ホウレン草、小松菜等葉野菜、ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、レタス、胡瓜等
黒;ごぼう、きのこ類、海藻類、胡麻、こんにゃく等
赤・黄色の食材は、良質なたんぱく質で私達の体を作る素になり、白色の食材は糖質として体を動かすエネルギー源に。緑・黒色はビタミン、ミネラル、食物繊維など体の調子を整えるのに重要な役割を果たす栄養素になります。
足りない色の食材を補えば、栄養バランスも整ってくるという訳なのです。
大雑把ですが、毎日のごはん作りは大変なので、コマゴマとやっていたら長続きはしないのでこのくらいが丁度良いように私は思うのですが…、いかがでしょうか。
‘一汁三菜’‘五色の食材’等を、“副菜”上手になるためのラク&楽しくなる【副菜レッスン】として毎日のメニューに取り入れてみませんか~♪
ということで、不足しがちな栄養素を補う簡単な“副菜”レシピのご紹介です。
【ホウレン草&海苔のごま和え】 2人分
・ホウレン草 Ⅰ/2袋
・焼き海苔 Ⅰ/2枚(手でちぎっておく!)
- 麺つゆ(3倍希釈) 大さじ1~2
- 砂糖 小さじ1/2
- 擦りゴマ 大さじ2
- ごま油 小さじ1
①ホウレン草は熱湯で茹で、冷水にさらし、水気をよく切って食べやすい大きさに切る。
②●をボウルに混ぜ合わせてホウレン草をいれ、海苔を加えて混ぜ和せてできあがり。
【水菜&油揚げの煮浸し~レンジ編~】 2人分
・水菜 Ⅰ/2袋 (4~5㎝にカット)
・人参 Ⅰ/2本 (千切り)
・油揚げ Ⅰ/2枚 (細切り)
◎麺つゆ 50cc
◎みりん 小さじ1
①カットした水菜・人参・油揚げを耐熱容器に入れて、◎の調味料を上から回しかける。
②ラップをしてレンジ500w3分加熱し、さらに中を混ぜてから再度レンジで1分加熱。
③ラップを落し蓋のように密着させて、自然に冷ましてできあがり。
【切昆布&ツナコーンの炒め煮】 2人分
・切昆布 6g (水戻しをする)
・ツナ 1/2缶~約40g
・粒コーン 40g
・和風だし 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・醤油 小さじ2/3~1
①切昆布、ツナ、粒コーンを和風だしで煮て、砂糖+醤油で味を付けたらできあがり!
鍋の中でしっかり熱を取り(鍋止め)、しっかり味をしみこませましょう。
‘朝ごはん’のお話
夏休みが終わり、暑かった夏もどことなくしのぎ易い日が多くなってきました。
秋が近づいてくるといよいよ後半戦に突入です。
そろそろ頭の働きをグ~ン!と高め、‘勉強効率’をアップさせて、特に「集中力」もアップ!といきたいところですが、「集中力」のスイッチをON!にするためには、…(?!)キーポイントとなるのが、まずは「朝ごはん」なんですよ。
「朝ごはん」が体にいいワケは、
①体を温める~♪
食事誘導性熱産生(食事をすると熱くなりますよね、この熱をいいます。)は、朝の出量が最も多く、夕方から夜になるにつれてだんだん少なくなるようです。そのため、カラダを温めてカラダを目覚めさせ、活性化をしてくれます。
余談ですが、朝は夜に食べるより太りにくく、ダイエットにも効果的なんですよ!
②血糖値を上げて頭を働かせる。
脳はかなりわがままでブドウ糖しかエネルギー源にできない上に、脳の中にエネルギーを蓄えておくこともできません。寝起きは低血糖状態で頭がボーッとしたままの人が多いということです。‘朝ごはん’で炭水化物(糖質)を摂って、しっかり脳を働かせるようにしましょう。~集中力アップ!です。
③胃・直腸反射で便秘に効果的!
朝、胃が空っぽの状態の時に‘朝ごはん’を食べて胃が膨らむと、自動的に大腸が運動し始め、便意が起こります。これを胃・直腸反射といいます。~「起きて!」と腸を刺激することです。
「朝ごはん」は一日の活力源なので、大切にしないといけないワケはよくわかります。‘百も承知!’とみなさんに言われることでしょう。しかし、朝は誰もが慌ただしい!
そんな‘朝ごはん’を、少し目先を変えて、具の入った炊き込みご飯にしてみませんか。
炊き込みご飯と言っても、具が入っただけの超簡単な炊き込みごはんです。
具材は脳活にバッチリのツナを使い、塩昆布を一緒に炊き込むので味付けも不要のお手軽さですよ!
【ツナ&塩昆布ごはん】 2~3人分
・米 2合
・ツナ缶 1缶(約70g)
・塩昆布 10g ~塩っぺです♪
・白胡麻 10g
①米を洗って炊飯器に入れ、2合の水分量に合わせたら、ツナ&塩昆布、ゴマを入れて炊き上げて、おしまいです。
*たった、これだけなのですが、脳細胞を活発にし、またイライラ解消&脳細胞のリラックス効果も望めて、集中力アップにつながりますよ~♡
朝ごはんなので、簡単にできる付け合せもご紹介してみます。
<レタス海苔サラダ>
・レタス 適量 ~適当に手でちぎって!
・もみ海苔 適量
・白胡麻 適量
・醤油 お好み量をかけるだけ
<わかめスープ> 1カップ分
・乾燥わかめ 1つまみ
・炒りごま 少々
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ1~2 ~カップの大きさで調整してください!
・お湯 適量
*カップに全部入れて準備しておいて、お湯を注ぐだけでできます。
お湯を注いだり、手でちぎるだけなので子供さんでもお手伝いをお願いしても大丈夫かも!?
炊き込みご飯さえ、できあがれば、‘ご自由に~!’で召し上がっていただけそうです。
簡単ですが、たんぱく質に炭水化物、ビタミン&ミネラル、カルシウムetc.と、高栄養が取れる「朝ごはん」になりますよ!
”夏バテ”予防対策に!
毎日うだるような暑さで、心配になってくるのが“夏バテ”です。
ここ数年の異常な暑さが原因のひとつではありますが、疲れや食欲不振などで、すでにバテバテ~~(!!)ではありませんか。
夏休みということもあり、生活習慣の変化も少なからず影響を与えているかもしれませんが、子供の“夏バテ”対策も今や常識なのです。
「一見元気だけど、どうも食欲がない…」。
そんな状態は“夏バテ”の初期症状かもしれません。
食欲不振、全身のだるさ、倦怠感etc.…、しかも熱帯夜には寝不足にもなったりしますから、夏の連鎖に陥ってしまうと大変なことになってしまいます。
そんな“夏バテ”予防には、酸っぱいものが良いと聞いたことはありませんか。
いわゆる、「酸っぱい系」の食べ物に‘クエン酸’が含まれていて、‘クエン酸’の酸っぱさが食欲増進、疲労回復になるからです。
ちなみに‘クエン酸‘が含まれる身近な食材としては、梅干し、酢、レモン、柚子、グレープフルーツ等々。
酸っぱい→胃が活発になる→食欲アップで食事がしっかり取れる→栄養満点に!
“夏バテ”になってしまう前から、このサイクルを作ることで、体力や免疫力が落ちたとしても“夏バテ”に陥ってしまうことを防げるのです。
この食事で摂った栄養素をエネルギーに変えるための活動を「‘クエン酸’回路」と言うそうですよ!
体内に‘クエン酸’がしっかりとあれば、「‘クエン酸’回路」の働きが正常になり、それによって、食べたものをエネルギーに変える働きが活発化して、疲れが残りにくくなり、疲労回復の効果が期待できるのだそうです。
そんな‘クエン酸’の中でも、梅干しが最強説(!?)らしいのです。
近年、問題になっている猛暑になると気をつけたい「熱中症」。
「熱中症」の原因のひとつには体内の塩分が不足してしまう事が挙げられます。
汗と一緒に体内の塩分‘ナトリウム’が出ていってしまい、血が薄くなってしまうということで、梅干しを食べて塩分を摂取するのです。しかも梅干しを食べると、‘クエン酸’以外にもビタミンやミネラルを摂取できるので、「熱中症」の予防にはベスト!なんだそうですよ。
しかし、‘クエン酸’だけ取っていてはやっぱりダメ!
「‘クエン酸’の効果を高める」「夏バテの予防をする」というのであれば、何でもそうですが、栄養をバランス良く取ることです。
【‘クエン酸’+たんぱく質】の組み合わせは、“夏バテ”予防の効果がグ~ンとアップします。
そこで、夏休みの暑~い昼時のランチにおすすめ、【梅納豆パスタ】はいかがでしょうか。
良質のたんぱく質である‘納豆’に梅干しの梅肉を混ぜ、夏期講習の脳活パワーアップのために、DHAたっぷりのツナをのせてみました。おまけに、トッピングに使う‘みょうが’には、脳を活性化させて記憶力をアップさせる働きがあるそうですよ!
あっさりしているのに、お腹にも頭にもボリューミーです♪
暑い中、長々とキッチンで料理する必要もないので、お母様にも持って来い!の一品ですね。
【梅納豆パスタ】 2人分
・パスタ 80g×2
・小粒納豆 2パック
・梅干し(梅肉のみ) 2個分
・大根(すりおろし) 1/3本
・ツナ缶 1缶
トッピング用 青ネギ、みょうが、大葉、海苔etc.
お好みで!
<タレ> 麺つゆ:醤油=3:1
①お好みのパスタを袋の表示どおりに茹でておく。
②納豆に梅肉を混ぜて、大根はすりおろしておく。
③①に大根、納豆、ツナをのせてお好みのトッピングをしてできあがり!
④混ぜ合わせたタレをお好みの量で回しかけて、いただきましょう。
親子でLET’S COOKING♪
夏休みがやってきました!朝から暑くて、朝から晩までずっと子供がいて、一日中食事のことを考えて作っているような夏休み。お母様も頑張りどころのシーズンです~!
どうせやらなければならない食事のことならば、せっかくの夏休み、お子様とご一緒に、親子でLET’S COOKING!はいかがでしょうか。
普段、何気無く過ごしている生活の場であるキッチンが、実は子供の脳活の場に持って来い!らしいのです。料理工程のお手伝いや食材のことなど、興味を持って取り組むことが、お子様の集中力や思考力、そして達成感を養っていくということなのです。
そこで、提案!!子供たちが大好きだけど、暑~い夏にはとても面倒くさい感じのする【ハンバーグ】を、レンジを使って10分でチャレンジしてみませんか(!?)
まずは、一緒にお買い物に行って、【ハンバーグ】の食材のチェックです。
・合挽ミンチ 350g
・玉ねぎ 1/2個
・パン粉 大さじ4
・塩こしょう 小さじ1/4
- ソースの材料 ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ2
焼肉のたれ 大さじ1
合挽ミンチの牛肉と豚肉の割合は、お好みでOK!
牛肉が多いのが好きか、豚肉が多いのが良いのかを話し合うことで、興味付けのポイントになるかもしれません。ちなみに牛肉が多いと、お肉の旨味が味わえますし、豚肉が多いと軟らかめのハンバーグができあがります。
また、玉ねぎをみじん切りにすること、材料を計量することをお願いするのも良いかもしれません。
【ハンバーグ】の工程は、簡単にポリ袋を使います。
①ポリ袋にミンチ、みじん切りにした玉ねぎを、パン粉、塩こしょうを入れて口を閉じ、適度に揉み込みます。
★ここでポイントですが、レンジで加熱する場合は、お肉を揉み過ぎると硬くなるので
要注意です!
②全体に万遍なく混ざったらOK!
ポリ袋から一度耐熱皿の上に取り出し、適度な大きさ、お好みのサイズに、手のひらでの交互のキャッチボールで形を整えて、お皿に並べます。(この時、ビニール袋を使って成形するのもOK!です。)
③ソースを作ります。ボウルにケチャップ、ウスターソース、焼肉のたれを入れて
混ぜ合わせます。
④③のソースを、②のハンバーグに回しかけます。
⑤ラップをせずに、レンジ600w5~6分加熱したらできあがりです。
簡単だけど、本格的な【ハンバーグ】!
絶対美味しく召し上がっていただけること、間違いなし!
お子様のテンションも上がって、達成感もバッチリ!なはずですよ♪
甘いおやつの【ちんすこう】!
もうすぐ夏休み~♪
なので今回は、ちょっと軽めに“ティー・ブレイク”!
沖縄のお土産として人気の【ちんすこう】をご存じですか(!?)
【ちんすこう】の「すこう」は沖縄の方言で‘お菓子’という意味で、頭に付く「ちん」は‘珍’や‘金’を意味しているそうです。
昔々、琉球王朝時代の沖縄では、【ちんすこう】は王侯の貴族しか食べることのできなかった大変貴重で高価なお菓子だったのだとか。そのことから、庶民にとっては珍しいお菓子だったために、“珍しいお菓子”=【ちんすこう】と呼ばれるようになったそうですよ。
そんな【ちんすこう】の材料は、なんと小麦粉・砂糖・ラード(油)の3つだけ。
ラードが使われているため高カロリー!だけど、脂質がたっぷりな分、とても腹持ちが良く、栄養成分としては炭水化物がもっとも多いため、ちょっとしたカロリーメイト的な働きをしてくれるそうです。
【ちんすこう】のカロリーは100gあたり515kcalで、1個(20g)あたり103kcalになります。カロリーメイト1個が100kcalなので、ほぼ同じになるのだそうです。
おまけに、糖分をたっぷりと含んだ甘いおやつは、脳のエネルギー消費量が高いお子様においては、食事だけでなく、とても必要なものとなります。私達が疲れを感じた時、妙に甘い物が食べたくなるのが、まさにコレ!甘い物=糖分は、脳をリラックスさせる働きがあり、リラックスしている時にこそ、集中力が発揮され、集中することで注意力を維持する効果も高くなるということで、受験生にとっては“甘いおやつの効用”はポイント!のひとつかもしれませんね。
【ちんすこう】は簡単な材料で作ることができる超シンプルなお菓子です。
ご家庭でも簡単に手作りできるんですよ!
夏休みのお疲れ時の甘いおやつorカロリーメイト的なおやつに、お子様とぜひチャレンジしてみませんか。
ラードの代わりにショートニングでもOKですし、今回はもっと簡単にサラダ油(キャノーラ油etc.)を使いました。また、砂糖を三温糖や黒糖に代えて作り、ミネラル成分たっぷりにしてもいいですし、小麦粉の一部の量を抹茶やココアに入れ替えてもバリエーションアップの【ちんすこう】になりますよ~♪
【ちんすこう】 約20個分
・薄力粉 340g
・サラダ油 130g
・三温糖 130g
①ボウルに三温糖と油を入れ、三温糖の粒が見えなくなるまで混ぜる。
②①に小麦粉をふるい入れて、ヘラでさっくりと混ぜ合わせる。
③楕円形に成形(市販のちんすこうのように)して、オーブン(予熱あり)170℃13分~15分で焼いたらできあがり!
*やわらかすぎて成形しにくい時は、30分位冷蔵庫に入れてみてください!
気になる”ズッキーニ”!
ここ数年で一般的になった感のある野菜のひとつに”ズッキーニ”があります。
見た目は胡瓜のような”ズッキーニ”は、胡瓜の仲間ではなくカボチャの一種!
その成長過程はカボチャとよく似ていて、皮を固くし、形を丸くしたらカボチャの実にもよく似ています。
カボチャとの違いは、実が完全に熟し切る前に収穫する点と、中に空洞ができない点なんだそうです。
そんな”ズッキーニ”の気になる栄養価ですが、栄養価の中で特に多いのが、ビタミンB群とビタミンAの一種であるカロテンです。 また、ビタミンCや食物繊維、カリウムも豊富に含んでいます。
これらの栄養がもたらす気になる効果ですが、次のようなものがあります。
【カリウム】 むくみの原因となるナトリウムを排出させる役割があります。
カリウムが不足すると食欲不振を招いたり、足がつりやすくなってしまいます。
食欲不振等は夏バテの原因にもなるため、意識して摂取したいものです。
【ビタミンB群】 皮膚などの粘膜を元気にし、疲労回復を助ける効果があります。
不足すると、吹き出物や口内炎ができたり、夏バテの原因となるため、しっかり摂取しましょう。
【カロテン】 体内でビタミンAに変わり、目の疲労回復や視力回復に役立ち、免疫力アップにも効果があります。
【ビタミンC】 美白効果やお肌のコラーゲンを作り出す効果があり、さらには白血球を元気にする作用があって、病気に負けないカラダ作りに役立ちます。
“ズッキーニ”は、このように夏バテの解消にも役立つ、夏こそたくさん食べたい野菜だ
ったんですね。
“ズッキーニ”の食べ方としては、南仏料理のラタトュイウが有名ですが、クセがなく淡
泊な味わいなので、茄子のように様々な料理に活用できます。 煮崩れしにくいため、煮
込んでカレーやスープ、天ぷらやフライ等の揚げ物、お味噌汁の具などにもオススメ!
トマト味、醤油味、味噌味など、どんな味付けにも合うので、普段の料理にも活用したい
ものです。
今回は、暑くてジメジメな夏を乗り切るレシピとして、「冷やし麺」にチャレンジです。
【ズッキーニと豚肉のあえ麺】です。 中国料理においては、おふくろの味なんだそうで
すよ!
【ズッキーニと豚肉のあえ麺】 2人分
・ズッキーニ 200g(1本)
・豚バラ肉(塊) 150g
・サラダ油 大さじ1
・醤油 大さじ1
・生姜(みじん切り) 小さじ1
・白ネギ(みじん切り) 大さじ1
・紹興酒(料理酒でOK)大さじ1
・塩 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・中華麺 2玉
・貝割れ菜・パクチー等 適量
①ズッキーニと豚バラ肉は、各々1㎝角に切る。
②フライパンにサラダ油を熱し、豚バラ肉を入れて強火で軽いキツネ色になるまで炒める。
③醤油、生姜、ネギ、紹興酒を順に入れ、それぞれ炒め合わせて、さらにズッキーニと塩を加えて、炒め合わせる。
④蓋をし、中火に落として、ズッキーニに火が通るまで、約3~4分ほど蒸し煮にする。
⑤ごま油を加え、ひと混ぜしたら火を止めて、ボウルに移して冷ましておく。
⑥鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺をゆでる。 ザルに取って水洗いして冷たくし、しっかり水気を切る。
⑦器に麺を盛り、④をのせて、お好みで貝割れ菜やパクチーをトッピングしてできあがり!
元気玉=“味噌玉”って!?
江戸時代には、『医者に金を払うよりも味噌屋に払え』ということわざが生まれたほど、味噌は昔から日本人には欠かせないものでした。
昔ながらの製法で造られているお味噌が美味しいのは、微生物の力でアミノ酸や旨味成分が生まれているからこそ!
味噌は、大豆に塩、麹を加えて発酵させて造られます。
大豆は、白から茶褐色の色をしていますが、発酵の過程でだんだんと色が濃い色となっていきます。
実は、この色素成分が、味噌独特の色素成分(メラノイジン)であり、この色素成分に抗酸化作用があって、皮膚や粘膜の老化や免疫力の低下を防ぐ働きがあるのだそうですよ。
また、お味噌はたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富な機能食品です。
『味噌汁は朝の毒消し』とも言われるほど朝一杯のお味噌汁は、ぜひ飲んで欲しいオススメ朝食のひとつです。 夕食を食べてからおおよそ10時間近くもエネルギーを摂取していないため、朝起きたてのカラダや脳は全くのエネルギー不足になっています。 当然朝から活発に動くためには相応のエネルギーが必要になります。 朝ごはんを摂取することにより、脳の働きを活発にして、集中力や記憶力を高めることができるのは周知のところですよね。
また、朝食後は体温が上昇して代謝が高まりますから、加えて太りにくいカラダを作り、便秘解消の効果があるとも言われています。 お味噌に含まれるビタミンB群がカラダを目覚めさせてくれてカラダを温めて代謝アップにつながり、カラダに栄養素を摂り込むためにも、アミノ酸が吸収されやすい汁物で取り込むことは、朝食には不可欠となってきます。 なので、そんなお味噌を手軽に摂取できるのが、“味噌汁”ということなのです!
とは言え、忙しい日常で、毎日お味噌汁を飲むこともままならいというご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな時に、オススメしたいのが【味噌玉】です。
実は、【味噌玉】は戦国時代からあったもので、武将たちが味噌を丸めたものを焼いて携帯していた「元祖インスタント食品」なのだとか。 まさに‘元気玉’なのです。
そして、「戦国時代の武将は【味噌玉】を常備して戦いに挑んでいた!」なんて、受験生にとっては、パワーがみなぎってくる勝負飯になるかもしれません~♪
美味しいお味噌は、出汁がなくてもとっても美味!
自家製味噌なら、さらに最高なのでしょうが、出汁が出るような食材(乾物でOK!)を入れることによっても、さらに深みのある味になりますよ。
そんな乾物の食材に、海藻類やネギ類の香味野菜を取り入れることにより、カラダも頭もだるくなりがちな、蒸し暑くてしかも雨の多いこれから時期に、体内に滞り続けネバネバ状態になった水分(「痰」と言うそうですが)を取り除く働きもするそうです。
乾燥わかめやとろろ昆布、焼海苔や乾燥ねぎなどを具材として取り込んで、【味噌玉】を手作りしておいて、慌ただしい朝食に、塾弁のお供に、ぜひ取り入れてみませんか。
【味噌玉】 約10玉位
・味噌 120g
・かつお節 1パック
・焼海苔 2g:もみ海苔ひとつまみ
~普通の海苔をちぎってもOK!
・乾燥ねぎ 2g
*小口切りにした青ねぎ1本を耐熱皿+キッチンペーパーの上にバラバラに置いて
レンジ500w3分~で乾燥させます。
- アレンジ乾燥具材:乾燥ワカメ+かわいいお麩、 とろろ昆布+乾燥ねぎ
切干大根(カットしておく)+擦りゴマ 各2gを目安に入れる。
①すべての材料を混ぜる。
②ラップに12~13gずつ分けて、空気を抜いて包んで密封し、タッパー等に入れて冷蔵庫で保存する。
☆乾物を混ぜただけなので、10日位は保存できますが、1週間くらいで使い切るイメージで作ってみてください。
☆後は、飲みたい時にポンと【味噌玉】を器に入れて、お湯150cc位を注ぐだけでいただけます。
食べるお薬=“キャベツ”
最近では、暖かいを通り越して、季節にそぐわないような暑さがカラダに堪えます。
そんな毎日の食事で、野菜を食べる時に「健康」のことを意識していますか。
「健康」のことを考えて、ひとつひとつの野菜の特徴を知り、お家でできることからすぐに始められる食事法のひとつに“薬膳”があります。漢方で聞くことの多い“薬膳”ですが、小難しいイメージがあるためあっさりと聞き流し、健康を目指す家庭の“薬膳”のひとつと言うことで、別名「食べるお薬」と呼ばれている“キャベツ”についてお話してみます。
まだまだ巷では春キャベツが出回っており、煮ても焼いても炒めても、もちろん生でも美味しい万能野菜の“キャベツ”!
“キャベツ”の栄養成分には、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンU、カロテンやカリウム、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれています。
栄養成分の中でも特徴的なのが、ビタミンCとビタミンUです。ビタミンCは皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持つ抗酸化ビタミンで、ビタミンUは胃酸の分泌を抑えて胃の粘膜を修復する働きがあり、キャベツから発見されたビタミン様物質が別名【キャベジン】と呼ばれているものです。また、この時期にしか食べることができない“春キャベツ”には、特にビタミンCやカロテンの含有量が多くなっています。しかし、キャベツ特有のこれらは、水に溶けやすく熱にも弱いため、サラダなど生で食べられることが多いのも、このためだと思われます。でも、生だと食べられる量にも限界が~。
そこで、今回は、とにかく、“キャベツ”がたくさん美味しく食べられて、猛烈な寒暖差・気温差からくるカラダの不調やだるさの解消にも◎!な、【キャベツ&あさりのアクアパッツァ】のご紹介です。
“あさり”はビタミンやミネラルが豊富な滋養強壮効果が高い食材で、これまた、旬の食材のひとつです。胃腸の働きを改善する“キャベツ”と食べ合わせることによって、疲労回復効果が期待できるのです。なにより、“キャベツ”と“あさり”の組み合わせが、カラダの水分バランスを整えて、むくみやだるさの緩和に役立ってくれます。
また、【アクアパッツァ】でトマトを入れることにより、“あさり”と“トマト”の相乗効果で、加熱した時に出る出汁の旨味成分の相性は抜群になります。そして、栄養素もたっぷり含まれ、それが無駄なく摂れることでBEST!なメニューとなるのです。
最後に“レモン”をかけると風味が良くなるとともに、“レモン”のビタミンCがミネラルの吸収をさらに助けてくれる【アクアパッツァ】です。
【キャベツ&あさりのアクアパッツァ】 2人分
・キャベツ 1/3玉(約250g)
・しめじ 1/2パック
・プチトマト 1/2パック
・あさり 1パック(約200g)
・オリーブ油 大さじ1
・ニンニク 1片 ~潰しておく
・酒・水 各1/2カップ
・醤油 大さじ1
・ブラックペッパー、輪切りレモン ~少々
①下処理として、あさりは殻を洗い、塩水につけておく。(塩分量は総量の3%程度)
②キャベツは3~4㎝角のざく切り、しめじは小房に切り分けておく。
③フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、中火にかけて、ニンニクがフツフツしてきたら、キャベツ、しめじ、あさりを入れてサッと炒める。
④酒と水を入れ、蓋をして10分程度蒸す。途中蓋を開けて、大きく全体をかき混ぜて、プチトマトを入れて、さらに2~3分煮込んでできあがり!
*仕上げにブラックペッパーと輪切りのレモンをトッピングし、塩で味の調整をします。
*トマトが崩れすぎないうちに火を止めるのがポイントです。
“たまご”も~春が旬!?
春キャベツや菜の花、アスパラガスや新玉ねぎetc.春が旬の野菜がたくさん出回っています。春の食材の特徴は、野菜であれば繊維がやわらかく、甘味が強いこと。また、苦味がある野菜が出回るのもこの季節の特徴です。
山菜の辛味や苦味成分には抗酸化効果があると言われ、季節の変わり目の体調を崩しやすい時期に身体の内部環境を整えてくれる効果があるようです。そして、つらいつらい花粉症にも効果が期待されている春野菜が多いのも要注目!旬の食材には、不思議とその時期の人間の身体に必要な栄養や効果が含まれているのですね。
ちょっと変わったところで、生命が息吹く春は“たまご”も旬!なんですって。
植物が芽吹き、虫たちが地中から顔を覗かせる春は、鳥や動物たちにとってそれらを糧とすることを考えれば、‘なるほど~♪’と頷けます。
ニワトリも暖かくなってくると健康的に活動し始めるワケですから、“たまご”もおいしくなるはずです。
たまごはここ何年間も店頭価格の変動が小さく、また栄養価は高いので、「物価の優等生」「栄養価の優等生」と言われているのはお母様方もご存じのことだと思います。
また、たまごは、気泡性(メレンゲ・ケーキなど)、乳化性(マヨネーズなど)、凝固性(茹で卵や茶碗蒸しなど)という3つのチカラを発揮して料理の幅を広げ、食卓を楽しませてくれてハッピーな気分にしてくれる食材ですね。
自然界を生き抜いてきた食材の持つパワー&エネルギーをいただけ!とばかりに、“たまご”の甘味と色味が際立つ、ふわトロッ!とした<スパニッシュオムレツ>のレシピのご紹介です。卵だけでも美味しいオムレツですが、具材が何でもたっぷりと入ると、味も見た目もボリュームアップ。具材と卵を混ぜて、器に入れ、オーブンで焼けばいいので、夕食や塾弁のおかずにも便利です。そして、何より子供さんからも美味しいと言ってもらえること間違いなしのレシピになっていますよ!
<スパニッシュオムレツ> 4人分
・卵 5個
・牛乳 50cc
・パセリ 1株(みじん切り)
・木綿豆腐 100g
<具材>
・ジャガイモ 中1個 ・玉ねぎ 中1/2個
・ベーコン 2~3枚 ・人参 1/3本 ・ピーマン 小1個 ・ブロッコリー 1/4株
・キャベツ 3枚
・オリーブ油 大さじ1
・塩こしょう 適量
・とろけるチーズ 80g(内半量トッピング)
- ボウルに卵を割り入れ、牛乳とパセリ、チーズを入れて卵液を作っておく。
- 具材を適当な大きさに切り、フライパンにオリーブ油を入れて炒め、塩こしょうをする。
具材がしんなりしてきたら、豆腐を入れて炒め、①の卵液を入れたらサッとかき混ぜて、耐熱容器に流し入れる。
③途中、オーブンに180℃ 18~20分で予熱を入れておいたところに②の容器を入れて、お好みの焼き加減で焼いたら、できあがり!ケチャップをかけて召し上がれ♪
もちろん、フライパンで焼き上げることもできますが、私の場合は、オーブンに入れてし
まうと手が空くので、オーブン焼きがラクですね~♪
卵液に入れる具材は、冷蔵庫内にあるもので何でもOK!です。
ぜひ、ご家庭でお好みの【スパニッシュオムレツ】を見つけてみてください。
脳の発達に欠かせない食材~!?
日々のお勉強に頑張る子供たちの体にやさしくて、さらには「脳の発達に欠かせない栄養素」とは何でしょうか。
頭のいい子を育てる「脳の発達に欠かせない栄養素」として着目されているのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)、たんぱく質、ブドウ糖です。
- DHA;魚の脂肪に含まれる脂肪酸のひとつで、脳の神経細胞を増やし、神経細胞の成長を促して脳の活性化を行います。集中力と記憶力をアップする働きがあります。
代表的な食材には、いわし、サバ、鮭があります。理想的なDHAの摂取量は1日15gで、お刺身の場合、マグロのトロは5切、ブリなら7切、焼魚の場合、サンマならば半尾、小イワシで2尾くらいと言われています。そして、缶詰の場合、サバ缶だと1/4缶、イワシの味付缶ならば1缶の量で摂取できます。
- たんぱく質;肉、卵のたんぱく質は大切です。牛肉は、鉄分、ミネラルを多く含むので記憶力、集中力、さらに注意力をアップさせてくれます。豚肉には、ビタミンB1が多く含まれるので、細胞間の伝達を助けてくれます。卵&大豆もすごく優秀な食材でレシチンという栄養素を含んでいて、特に、卵黄は記憶力を良くし、卵白はたんぱく質により注意力を高める効果があります。
- ブドウ糖;脳のエネルギー源になれるのはブドウ糖だけ。脳には1日約120gのブドウ糖が必要(目安でいうと大さじ14杯の砂糖)ですが、ブドウ糖は体内で長時間蓄積できないので、3食からきちんと補給する事が重要で、ごはん、パン、麺類、砂糖など、甘いものだけでなく、炭水化物全般でもブドウ糖の摂取は十分できます。
また、野菜、果物は、体のバランスを整えて、記憶力を活性化します。
受験勉強で生活リズムが狂い、肌が荒れたり、カゼをひいたりしないためにも最低限、ビタミンCの摂取は心がけたいものです。
何事においても、バランス良く取り込むことは必須です!
では、わかりやすいところで、どんな食材を選んで食べるようにすると、脳の働きを良くすることができるのでしょうか。
『17日間ダイエット』(マイク・モレノ博士著)という本の中で、【頭にいい17種類の食材】を紹介していたのでお伝えしてみます。
~脳にいい食材17選~
- 牛肉(赤身);記憶力、集中力を上げるとせれる鉄分とミネラルが豊富
- ビーツ;ロシア料理の「ボルシチ」に使われます。脳細胞間の信号伝達を助けます。頭の回転が速くなるかも~。野菜ジュースに入っていますよ!
- ブルーベリー;ブドウ糖の消費効率を上げて脳細胞間の信号伝達をよくするアントシアニンを多く含みます。
- ブロッコリー;抗酸化作用を持ち、脳組織を守る植物性栄養素を含有します。
- ニンジン;βカロテンなど脳組織を保護します。
- 鶏肉;注意力にかかわる脳内物質であるドーパミンを含み、思考や反応のスピードが上がり、やる気が出るとされます。
- 柑橘類;ビタミンCや抗酸化物質を豊富に含み、記憶力向上や脳細胞の損傷予防効果があるとされている。
- 枝豆;脳細胞間の信号伝達を助けます。
- 卵黄;記憶力を良くします。
- 卵白;脳を覚醒状態に保つ働きがあり、注意力を高めます。
- 唐辛子;辛味成分のカプサイシンが血液の循環、消化能力を高めます。高揚感も高めます。
- さやえんどう豆、インゲン豆;脳を活性化するブドウ糖を含有し、エネルギーレベルを安定させて注意力、集中力を保ちます。
- 豚肉;豊富なビタミンB1が神経細胞を保護し、細胞間の伝達を助けます。
- レタス;神経細胞を元気に保つ作用を持つ葉酸が豊富。
- ほうれん草;記憶力、集中力を高める鉄分が豊富。
- マグロ;細胞間の伝達を良くする神経線維の生成、維持を助けます。
- ヨーグルト、チーズ;頭をスッキリさせる作用が多くあります。
身近な食材で簡単に摂取できるものばかりですよね。
そこで、今が旬の“ブロッコリー”が安売りされていたので、これを使って、ブロッコリーだけなのに美味しくて満足できるパスタを作ってみました。茹でて食べるだけのブロッコリーではもったいないですから~♪
【ブロッコリーパスタ】 3~4人分
・ブロッコリー 1株
~食べやすい小房にカット
・パスタ(お好みで) 200g
・バター 60g
・ニンニク 1片(潰しておく)
・パスタの茹で汁 100cc~:お好みで調整
・粉チーズ 60g:約大さじ5
・塩・こしょう 適量
①パスタを茹でる。塩を小さじ3位(1%の塩分のお湯で)位入れて!:分量外です。
②フライパンにバター1/3とニンニクを入れ、香りが立つまで弱火で炒めたら、ブロッコリーを入れて、ゆっくりと炒める。
③少ししんなりしてきたら、塩・こしょうで味を付けて、残りのバターを加え、パスタの茹で汁を入れて、良く混ぜ合わせる。~*乳化といいます!
④③に茹でたパスタと粉チーズを加え、火を止めてしっかりと混ぜ合わせる。
⑤味を塩・こしょうで再度整えて、器に盛り付けてお好みでチーズをかけて完成!
★粉チーズがない場合は、スライスチーズ1枚に対して、レンジ600w2分チン!して、取り出した後、10秒足らずでカリカリになるので、それを砕いて粉チーズに♪
★パスタはショートパスタのペンネ等でも美味しいですよ。
“ママのアイデア”お料理満載で、脳の発達に欠かせない食事を食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
基本のダシ~♪
日本人の食事に欠かせない“出汁=ダシ”。
普段の食生活で、何気無く使っているダシですが、毎日のメニューを考える上で、肉や魚、野菜などの食材の栄養バランスは気にしつつも、肝心な出汁の栄養についてはあまり考えることは無いのではないでしょうか?
汁物や鍋などの美味しいスープや、煮物などにも大活躍のダシでも、料理の引き立て役や脇役としての影の存在的な役割です。
しかし、ダシの栄養は吸収も良く、色々な効果が検証されているのですよ。
“ダシ”にも種類があって、‘昆布だし’‘かつおだし’‘いりこだし’‘アゴだし’に昆布&かつおの‘合わせだし(一番だし)’‘椎茸’や‘鶏肉’等々、多種多様な種類がありますね!
そんな豊富な食材から出る“ダシ”の栄養とその効果は、健康になるための秘訣がいっぱいなのです。
その中でも今回は、一般家庭で最も使われているだろう‘昆布だし’と‘かつおだし’にクローズアップしてお話します。
‘昆布だし’の昆布に含まれる主な栄養
- ミネラル(カルシウム・鉄・ナトリウム・カリウム・ヨウ素)
- 水溶性食物繊維
- 旨味成分
特に、カルシウムは100g中の含有量が、なんと牛乳の6倍以上にもなるというから、驚きです。 水溶性食物繊維は、糖質や脂質の吸収を抑え、塩分の排出をしてくれる作用があるため、様々な病気の予防になります。 旨味成分のグルタミン酸は、胃腸の働きを促し、旨味があることで減塩効果が期待できます。
‘かつおだし’の主な栄養
- たんぱく質
- ミネラル
- ビタミン類(ビタミンB1・B2・D etc,)
- 必須脂肪酸(EPA・DHA)
- 旨味成分
鰹節は、約7割がたんぱく質という高たんぱくな食材です。 そのたんぱく質の中には、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。 また、鰹節に豊富に含まれるカルシウムは出汁の中にも溶け出すので、カルシウム不足を補うことができますし、ビタミン類は、良質なたんぱく質を体内に取り込むために必要な栄養素です。 そして、必須脂肪酸のEPA・DHAは、ご存じ脳の活性化には欠かせない、【受験生の友】!
これが豊富に含まれているとなると、‘かつおだし’侮れませんね。
また、‘かつおだし’には、脳内の血流が良くなるはたらきが実証されていて、脳や眼の疲労回復改善や精神的な疲労感改善、肩こり改善や記憶力・集中力アップといった、お子様のみならず、ご家族全員で摂りたい効果が豊富!
“ダシ”の効果は、身も心も軽々に、頭をはっきりスッキリとさせてくれるのです。
‘ダシ’の栄養素を効果的に摂る方法
☆‘昆布だし’の注意点
昆布はできるだけ乾燥させた状態で保存します。 常温保存でも大丈夫ですが、より美味しい状態でいただくには、冷蔵庫保存がオススメ! 栄養と旨味を余すところなく出汁にするには、昆布の繊維に逆らって、横にカットすることが大事です。 また、昆布の表面についている白い粉は、大切な旨味成分なので洗い流してはいけません。 固く絞ったお布巾でサッと拭く程度で十分です。
☆‘かつおだし’の注意点
鰹節は、できれば本枯れ節の鰹節を使うたびに専用の削り器を使って削ることがオススメですが、ハードルが高い感じです。
なので、鰹節も乾燥させた状態で保存し、冷蔵庫保存がオススメです。
そんな素晴らしい栄養効果がある “ダシ”をご家庭でも簡単に取って活用していただけるように、【基本の出汁の取り方】のご紹介です。
和食の基本とも言われる昆布&かつおの合わせだしで、失敗の少ないしっかりとした出汁の取れる「煮だし法」をお伝えしますよ!
【基本のダシのとり方】 ~一番だし:昆布&かつおの合わせだし~
・水 2000cc
・昆布 20g
・花かつお(鰹節) 40g
①昆布の表面を固く絞った濡れ布巾でサッと拭き、両端に何か所か切り込みを入れる。
②分量の水の中に①を入れ、しばらく置いた後、中~弱火で沸騰直前まで、火にかける。
*沸騰直前の見極め方は、昆布の周辺に小さな泡がたくさん付き、鍋の上に湯気がフワフワ立ち上がりだしたら、もうすぐ沸騰します。
③②の沸騰直前で昆布を取り出し、沸騰したら少量の水を差して沸騰がおさまれば、鰹節を全量一気に加える。
④③がひと煮立ちしたら、すぐに火を止め、アクを取り除く。
⑤鰹節が沈み始めたら、ザルにキッチンペーパーを敷いたボウル上で静かに濾して、一番だしのできあがり!
【基本のダシ】で、お好みの具材を煮込み、ご家庭のお味噌を溶いてお味噌汁を、また出汁を使って煮物や蒸し物などに活用して、隠れた素晴らしい栄養をたっぷりと体内に摂り込みましょう!
毎日の少しずつの基本の取り組みは、カラダを作るためにも大切です。 カラダもお勉強の基礎力と同様に毎日の積み重ねということでしょう♪
眼精疲労にも『春野菜』!
スーパーの店頭では、たくさんの『春野菜』が出回っています。
春キャベツに新ジャガ、新玉ねぎ、筍、ふき、タラの芽、アスパラ、菜の花、そら豆にえんどう豆、ニラや新セロリ、新ごぼう等々、今が旬の『春野菜』、春にしか食べることのできない『春野菜』です。
今並んでいる『春野菜』は、前年の寒い時期(晩秋から冬)に種まきをし、また苗を植え付けた野菜たち。寒い冬の時期に地中に根を張り、我慢してじっと暖かくなるのを待っていたのです。だから、春が来て気温が少しずつ高くなってくると同時に少しずつ大きくなってきた野菜たちなので、柔らかくて甘味もあり、瑞々しいのです。栄養もたっぷりと蓄えた生命力にあふれた『春野菜』ですが、強い香りや独特な苦味を持つものも多いのが、『春野菜』の特徴のひとつ。この香りや苦味の成分には、冬の間、人間の体内に溜まってしまった老廃物を排出する働きがあるとも言われ、あらゆる病気の原因やカラダを老化させる原因にもなる活性酸素を除去する抗酸化力がたくさんあるとも言われています。
「薬膳」の考え方では、春は食物同様に人間のカラダも目覚める季節で、冬の間に落ち込んだ新陳代謝のせいで、結果、溜め込んだ脂肪や毒素、老廃物などを解毒・浄化するデトックス効果があるのが『春野菜』と言われています。
栄養素だけでなく食材の持つ味わいも、「春は苦味、夏は酸味、秋は甘味、冬は厚味(こってり味のこと)」という具合に季節ごとに変化します。「春は毒消しの苦味、夏は疲労回復の酸味、秋はエネルギーを蓄えるための甘味、冬は身体を温めるための厚味」と本能的に求める味とも一致しているのです。
また、春の季節には五臓(肝・脾・心・肺・腎)の中の「肝」によい食物を食べると良いと言われています。「肝」とは、肝臓だけではなく、目・神経・筋肉・爪も含まれており、解毒や血液の貯蔵にも関係しているところなので、漢方の世界では、【肝は目に通じる】とも言われているのだとか。目が疲れている時には、肝臓の機能が落ちていて疲れているということなのだそうですよ。
4月になり、新学年となって、お勉強に頑張っているお子様にとっては目の疲れは切実ですね。
今回は、【肝は目に通じる】ということで、眼精疲労予防にもなる『春野菜』をふんだんに使った簡単レシピをご紹介します。
『春野菜』を、お子様にも食べやすいクリーミーなパスタに取り入れたレシピですよ!
『春野菜』のえぐみや苦味は、牛乳や生クリーム、さらにチーズのような乳製品との相性が実は抜群なのです~♪
牛乳や乳製品のコクと旨味のおかげで、筍、菜の花etc.の『春野菜』がまろやかでミルキーな味わいに仕上がります。乳製品の風味が加わることで、『春野菜』の特有のえぐみも気になりませんよ。
【春野菜たっぷり★クリーミーパスタ】 2人分
<春野菜>
・筍 100g(小1/2本)
・そら豆 3~5房
(房から取り出し、下茹で後皮をむく)
・スナップえんどう 50g
(下茹でして、半分に裂いておく)
・グリーンアスパラ 4本
(はかまをとり、食べやすい長さにカット)
・菜の花 Ⅰ/2束
・春キャベツ 2枚(食べやすい一口大にカット)
・ベーコン 2枚(細切り)
・パスタ~フェットチーネ 150g(クリームが絡み易いように平麺です)
・牛乳 1と1/2カップ
・小麦粉 小さじ2
・コンソメ(顆粒) 小さじ2
・粉チーズ 大さじ2
・バター 10g
・塩こしょう 適量
①筍は、ヌカで下茹でした状態から、穂先は薄切りに、根本は繊維に沿って短冊切りにする。そら豆、スナップえんどうも下茹でして、準備をしておく。他の春野菜はカットのみ、パスタと一緒に茹でていきます。
②鍋に熱湯を沸かして、パスタを茹でていく。パッケージの茹で時間の2~3分前から、アスパラ・菜の花・キャベツを入れて茹で上げます。
③フライパンにバターとベーコン、筍を入れて炒め、小麦粉を入れて炒め絡めていく。そこに牛乳を2~3回に分けいれて、ダマをのばしながら、コンソメと粉チーズも入れていく。そら豆も入れて、ごく弱火でトロミが付くまで煮たら、火を止める。
④塩こしょうで調味して、②が茹で上がったら、よく水気を切って加え、サッと絡めたらすぐにお皿に盛り付けて!
★春野菜は、なんでもOK!野菜の硬さによって、下茹でするかを考えます。
基本はパスタと一緒に茹でていきますが、お鍋に入れるタイミングは調整してください。
唐揚げのおはなし
お弁当やランチ&定食のスター選手、【唐揚げ】!
小・中・高校生にテンションの上がるおかずとして選ばれる第1位も【唐揚げ】です。
お腹が空けば、いつだってどこだって嬉しい肉料理のひとつではないでしょうか。
今年度から、塾デリカでも、ワンハンドで食べられる単品メニューとして、【国産鶏肉唐揚げ】が新登場しています♪
【唐揚げ】は揚げ物だから、太ってしまうのでは~(!?)
No!No!No!太る原因は、揚げ物の【唐揚げ】なのではなく、摂取カロリーが消費カロリーを超えるから!
実は【唐揚げ】は、揚げ物の優等生なんだそうです。
まずは、【唐揚げ】の栄養学のおはなしです。
①良質なたんぱく質を多く含みます。
【唐揚げ】の美味しさを司るのは、“鶏肉”。必須アミノ酸をバランス良く含む良質なたんぱく質&コラーゲンがたっぷり含まれているため、疲労回復効果が高く、美肌やカラダ作りには嬉しい一品です。また、老化や肥満の引き金になる「脂質」は低い含有量となっています。
②吸油率は揚げ物の中で最小レベル。
揚げ物で気になる‘油の吸油量’。他の揚げ物と比較すると、天ぷら15~25%フライ10~20%唐揚げ6~8%。揚げ物の中では油を吸いにくいことがわかります。
カラダに良い油で揚げることがポイント!塾デリカでは、米油を使用しており、カラリと上がった【唐揚げ】をお楽しみいただけますよ♪
③カロリーは、「生姜焼き以上」、「ハンバーグ、トンカツ以下」
【唐揚げ】1食(鶏モモ肉150g)のカロリーは362㎉、生姜焼き(340㎉)より多く、ハンバーグ(439㎉)、トンカツ(486㎉)よりも少なめです。
ただし、定食になると、付け合せやごはん、汁物などが加わるため、全体で700㎉超えという高い値になることも!
【唐揚げ】で積極的にダイエット効果&美容食として活かすポイントは、一緒にビタミン類を摂ることです。コラーゲンの合成には「ビタミンC」を、たんぱく質・アミノ酸の分解合成には「ビタミンB」が必要で、ニンニクが効いた【唐揚げ】をチョイスして、レモンを搾って食べましょう。合わせる野菜は、ブロッコリーやパプリカのようなビタミンを多く含むもので、フルーツもOK!ごはんは半分量に抑えてみましょう。
今回はご家庭でも、ヘルシーで高たんぱくな“鶏肉”を【唐揚げ】にし、大人の方もお子様も皆さんで楽しめる変わり【唐揚げ】をご紹介してみます。
まずは、【基本の唐揚げ】から~!
【基本の唐揚げ】
・鶏モモ肉 300g
- 醤油 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- 生姜&ニンニク 各小さじ1 ~すりおろしたもの
・片栗粉 50~70g
①鶏モモ肉を食べやすい大きさに切り、●に30分位漬け込む。
②片栗粉をまぶして、170℃の揚げ油で4~5分、表面がカリッとして中に火が通るまで揚げる。
【パリモチ食感★香り揚げ】
・鶏ムネ肉 300g
- 塩 小さじ1
- 料理酒 大さじ1
- 青のり&白すりゴマ 各小さじ2
- ごま油 大さじ2
・片栗粉&薄力粉 各50g
①鶏ムネ肉は長さ2㎝のぶつ切りにし、●を揉み込んで30分ほど漬け込む。
②片栗粉&薄力粉をまぶし、170℃の揚げ油で衣が固まってきたら時々返しながら、4~5分揚げる。
【サクサクスパイシー風唐揚げ】
・鶏ムネ肉 300g
- ニンニク 小さじ2 ~すりおろしたもの
- シナモン・ナツメグ 各小さじ1
- チリペッパー 小さじ2
- 塩、クミンパウダー 各小さじ1
- 白こしょう たっぷり
- 料理酒 大さじ1
・片栗粉 約20g
*片栗粉&薄力粉 各40g + 水 100cc
①鶏ムネ肉は食べやすい大きさにぶつ切りにし、●も揉み込んで30分ほど漬け込む。
②①の水気を切って、片栗粉20gをまぶし、*を混ぜ合わせた衣にくぐらせて、170℃の揚げ油で衣が固まってきたら時々返しながら、4~5分揚げる。
塾デリカ試食会★2019
今年も新年度の移行に伴い、「塾デリカ試食会」が各教室にて開催中です!
牛田教室を始めとして、国泰寺教室・東雲教室・五日市駅前教室、そして新年度から塾デリカ導入の西風新都教室で開催しています。
新年度から「お弁当=‘塾弁’」が必要になってくる新5年生、また新6年生のお子様と保護者の方々を対象とした「試食会」です。「お弁当=‘塾弁’」を栄養面から、さらにパワーアップさせた“塾デリカ”ですよ!
‘デリカ’とは、ドイツ語で‘おいしい’という意味!
『一汁三菜』を基本とした、お食事パターンのお弁当で、安心・安全な食材や無添加に近い天然素材の調味料にこだわった、カラダにやさしく、頭にも良い栄養を豊富に取り入れた“塾デリカ”です。
『一汁』は、こだわりのある出汁(アゴだしや昆布だし等)から作られている‘だしの素’を使い、甘味のでる野菜を煮込んで作るカラダの芯からホッ!とできる一品として提供している人気の味噌汁と、スープです。特に、味噌汁の味噌には国内産の大麦こうじと有機大豆から作られている‘麦味噌’を使っているこだわりの「田舎味噌」を使用していますよ。
『三菜』は、毎日12~15品目の食材を使用したメイン&副菜で構成されていて、体力&脳力、精神面にも強化できることを目指した、塾ならではのこだわりのあるものに仕上がっています。また、お野菜が豊富に使われていることは“塾デリカ”ならではの自慢のひとつにもなっていますよ。
1日のメニューコースは、魚や肉がバランス良く組み込まれている【応援デリカ】、また栄養バランスが瞬時に摂り込めて、ガッツリ!と食べていただけるように考えられた【のっけデリカ】となっています。そして、今年度から導入されるワンハンドで食べられる「新メニュー」の【国産鶏肉唐揚げ】と、単品注文が可能となる【旬のフルーツ】です。
【旬のフルーツ】はプラスαすることで、免疫力を強化することから、風邪予防や疲労回復には欠かせませんね~♪
そして、毎月19日は、語呂合わせで‘塾の日’!
それにちなんで、私から受験生の皆さんに向けてのエール(!?)としての応援メインメニューを提供させていただいています。脳活に良いものや、カラダ&ココロが元気になるもの、受験に向けてのゲン担ぎの縁起物など、とにかく食べて美味しいメインのスペシャルメニューですよ。お楽しみに~♡
「塾デリカ試食会」では、【応援デリカ】と【のっけデリカ】のプチサイズを召し上がっていただき、【応援デリカ】の三菜には、‘国産鶏肉唐揚げ’を取り入れていただいて「美味しい~」のお声をいただいています。また、【のっけデリカ】では、代々先輩方の人気メニューである、噂の‘ドライカレー’をほんの少しですが味わっていただきました。
「まだ食べた~い!」とのお声もいただきましたので、噂の甘~い【ドライカレー】のレシピを簡単バージョンでご紹介です。簡単に作れて、汁気もないので『塾弁』としても活用していただけますよ!
【噂の!★ドライカレー】4人分
・合挽ミンチ 200g
・玉ねぎ・人参 各200g (みじん切り)
・なす Ⅰ/2本 (みじん切り)
・パプリカ赤・黄 各1/4個(みじん切り)
・生姜・ニンニク 各1片(みじん切り)
・カットトマト缶 200g~1缶
・塩こしょう 少々
・ケチャップ 50cc(1/4カップ)
・コスモカレー(中辛) 70g(約1/2袋)
①フライパンに油をひき、生姜・ニンニクを炒めて、香りが出てきたら、ミンチとみじん切りにした野菜を入れて、塩こしょうをして炒める。(しんなりするまで、炒めます)
②①にカットトマト缶、ケチャップ、コスモカレーを入れて、後は煮込むだけ!
*普通のカレールーでもOK!2~3かけを細かく砕いて、使います。この場合は、煮込む時に、適量の水分(約30~50cc)を入れて、お好みの味に調整してください。焦げずに美味しくできますよ。ご家庭のお味でどうぞ!
*トッピングに、野菜の素揚げや目玉焼き、アーモンドスライスやビーンズ、パセリなどをセレクトすれば、さらに栄養価がアップしますね。
大切な「五味」&「五感」!
ファストフードとは、短時間で調理、あるいは注文してからすぐ食べられる手軽な食べ物のこと。ファストフードやお菓子が好き過ぎて、子供の食べ物の好き嫌いが激しくなっている!という読み物を目にしました。これらは世界中の子供たちに共通していることらしく、“味の違いがわからない”ということが要因のひとつだそうです。
味=味覚とは、味わいのことで、「五味」で表されます。
現在、舌が感じる味覚は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の「五味」と言われます。
ちなみに、‘旨味’は日本人が発見した味なのだとか!(世界中で<和食>の出汁が重宝される所以です。)
私自身が常々お話している、五色の色合いのバランスと同じくして、「五味」もバランスを取っていくことで栄養バランスがとれていきます。これは栄養学のなかった昔から<和食>が取り入れてきた栄養バランスをとる方法だったのです。
五つの味をバランス良く取っていくことを“五味調和”といい、生薬を組み合わせて作る漢方薬にも取り入れられていて、バランスをとって調合されるということで、驚きです!
また、この「五味」を味わう「味覚」は、人間の持つ「五感」のひとつで、「五感」とは、視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚を表します。
これらの「五感」が食べ物と密接に結びついて、味を見分ける力になっているそうです。
「味覚」だけが食べ物の味を決めるのではなく、食べた時の感覚で自らが味を決定するようですよ。そのため、「味覚」は様々で、好き嫌いも人によって違ってきます。
特に、味と匂いはまさにパートナー!私たちはまず鼻で食べ物を嗅ぎ分け、それから舌で味わっているようです。風邪を引いて鼻が詰まった時など、何を食べても味がせず、おいしいと味わえない経験をお持ちの方は多いと思います。「臭覚」が奪われることで料理や飲み物等を「味覚」でしか感知できないため、「五感」がしっかり育っていないと食べたくない!となるようです。なるほど~!ですね。
子供の味覚は、生れた時から完全に持っていると言われる‘甘味’を好み、毒と感知する本能から‘苦味’を、また腐敗と判断する‘酸味’を拒否すると言われていて、苦手な味として筆頭に挙げられます。これらの味は少しずつ経験を積むことで、食べられるようになっていきますし、カラダが必要とする時には受け入れて食べるということもあるようです。
‘子どもが嫌がって食べないから’が=苦手&嫌い!と決めつけるのではなく、「五味」と「五感」を工夫しながら取り合わせて、バランスをとることの“五味調和”が、好き嫌いをなくすひとつの方法になるということです。
そして、「五感」をフルに活用することは、子供の好奇心を目覚めさせていくにはベスト!です。頭だけでなく、カラダ全部を使っての好奇心は、子供ならではの特権でもあり、秘めたる力を持っていますから、「五味」&「五感」を育てることは、色々な味を経験させてあげて好き嫌いをなくすだけでなく、小さい頃から手先に色々な刺激を与えると脳に良いとされるように、豊かな‘味覚’を育て、また脳を活性させるポイントになるということです。
そこで、今回は「五味」&「五感」をフル活用させられるような【ケーク・サレ】のご紹介ですよ。【ケーク・サレ】とは別名‘塩味ケーキ’。フランスが発祥のチーズやベーコン、ソーセージ、冷蔵庫内の余り物などの野菜等を加えて作る甘くないお惣菜ケーキのことです。甘いパウンドケーキのように見えてしまいますが、色々な味わいで食べるとクセになる【ケーク・サレ】です。「五味」&「五感」が刺激されますよ~♪
【ケーク・サレ】 15㎝パウンド型
・ホットケーキミックス 140g
・ほうれん草 40g;下茹でしカット
・玉ねぎ 20g;みじん切り
・しめじ(きのこ類) 20g;食べやすい大きさに切る
・ベーコン 60g;食べやすい大きさに切る
・粉チーズ 40g
・とろけるチーズ 20g ~トッピングします。
・牛乳 120g
・オリーブ油 20g
①トッピング用のとろけるチーズ以外のものをすべてボウルに混ぜて、パウンド型に流し入れてチーズをのせ、オーブン180℃30~35分で焼いたらできあがり!
*型にはベークシートを敷き、焼き上げ25分位からアルミホイルを上にかけて焼く方が焦げないでいいと思います。
*ホットケーキミックスを利用するので、混ぜるだけでOK!簡単です~♪
元気パワー飯=「小豆がゆ」
1月は行ってしまい、早くも2月になりました。
2月3日は節分で、「季節を分ける」ことを意味しています。
いよいよ冬が去り、春の始まりです!
一年の生活が始まる頃、昔は「小豆がゆ」を炊く風習があったのだとか。家族に災いが起こらないようにという願いからだそうです。
‘小豆’は洗って戻さないで、そのまま茹でられる便利な豆です。
‘小豆’には良質なたんぱく質はもちろん、豊富なビタミン類(B1、B2)やカリウム、リン、鉄、食物繊維などが幅広く含まれており、‘小豆’は体調を整えるのに最適と言われています。
これを日本人の主食のお米と炊き合わせることで、糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出し、疲労回復に役立ちます。さらに、脳神経を正常に働かせることにも役立ち、ストレスを和らげる働きもします。また、貧血を予防し、抗酸化作用や免疫力を高めるなど最強パワーを発揮してくれるのです。
どうですか~(!?)
ハレの日の邪気払いとしていただくだけの「小豆がゆ」にしておくにはもったいない!と思いませんか。
食べて健康&免疫力アップの「小豆がゆ」は、普段からもっと積極的に食べたい“元気パワー飯”だったんです。
そこで、普段でも、朝食にも持って来い!で召し上がっていただけるように、‘茹で小豆缶’を使った、簡単な【小豆がゆ】の作り方をご紹介します。小豆の豊かな風味に、ほんのり塩味が効いたお粥です。お餅を入れて仕上げると、腹持ちもいいですよ!ぜひお試しくださいね♪
【小豆がゆ】 1人分
・ごはん お茶碗1杯分(約100g)
・茹で小豆缶 30g ;無糖のもの
・水 200ml
・塩 ふたつまみ
・切り餅 1~2個 ;焼いておきます。
①鍋にごはん、塩、水を入れ強火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、茹で小豆を入れて馴染んだら、焼いたお餅も入れてできあがり!
*ごま塩をふりかけたり、三つ葉等青菜をトッピングしてもOK!ですよ。
冬の優秀食材★【れんこん】
‘たくさんの穴がある’ことから、将来の見通しが良いと言われる縁起を担いだ食材【れんこん】。受験真っ最中の今だからこそ、【れんこん】はぜひとも取り入れたい優秀食材なのですよ!
【れんこん】の旬は秋から冬ですが、通年手に入る食材で、【れんこん】にこんな栄養があったのか!と驚いてしまうほど、ビタミンやミネラルなど健康にも役立つ栄養成分がたっぷり。
- 不溶性食物繊維がたっぷり
【れんこん】には水に溶けない不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維には腸の中で便のかさを増して排出しやすくする働きがあるため、お腹のお掃除にはバッチリ!整腸作用で便秘改善にもOK!です。
- レモンに匹敵する“ビタミンC”
なんと【れんこん】にはレモンに匹敵するといわれるほどの“ビタミンC”が含まれています。“ビタミンC”には美容だけでなく、カラダにも良い働きがたくさん!
免疫力を高めて風邪の予防にも役立ちますし、お馴染み「受験生には持って来い!」の頭脳の働きに良いとされる『脳活栄養素』のひとつです。“ビタミンC”は水溶性のためカラダの中に溜めておくことができないため継続摂取が必要です。
果物だけでなく、食事でも“ビタミンC”が取れる【れんこん】は頼もしい食材です。
- むくみ予防の“カリウム”
“カリウム”には余分な塩分や水分を排出する働きがあります。
顔がむくんだり、足がむくむetc.要注目です。
- 抗酸化作用を持つ“ポリフェノール”
【れんこん】を切って放置しておくと段々黒っぽくなる原因こそが“ポリフェノール”の一種のタンニン。細胞の酸化を予防して老化防止のための細胞の活性化に役立ちます。
- 咀嚼力の増加
【れんこん】は歯ごたえのある食材のため、食べようと思うと必然的に噛む回数が増えます。‘咀嚼’には脳を活性化させる働きもあるため、噛む回数が増えると付加的なメリットが~♪また、そのまま食べるだけでなく、ハンバーグなどのかさ増しに入れるなど工夫次第で料理のカロリーオフにも役立ちます。
【れんこん】の健康効果は、栄養価の高さから免疫力が強化されるため、バテバテのカラダの疲労回復や滋養強壮に良いとされます。また、“ビタミンC”も豊富ですから、ストレスにも強く、精神的な疲労で体調を崩しやすい時にはオススメです。
おまけに、【れんこん】の“ビタミンC”は、デンプンに守られているので加熱しても壊れにくいのです。そのため、【れんこん】は昔から薬膳で使われてきた食材で、【れんこん】を加熱して食べることで「気を補う」「気を益す」とされています。「気」とはエネルギーのことで、気力が足りない時や精神的な疲れを感じている時に食べると良いと言われます。
そんな優秀食材の【れんこん】を味わっていただきたくて、夕飯の一品になる【たたきれんこんのすき焼き煮】と夜食にも最適な【トロ~リれんこんスープ】のレシピのご紹介です。
【たたきれんこんのすき焼き煮】 2人分
・れんこん(太めのもの)300g
・牛薄切り肉 200g
・生しいたけ 1パック(6個)
・えのき茸 1/2袋
・青ネギ 1/2束
- 醤油・酒・みりん 各大さじ2
- 水 2/3カップ
・砂糖 大さじ2
・牛脂(あれば) 適量
①れんこんは四つ割りにし、ビニール袋に入れて麺棒などで軽く叩き、大きいところは手で一口大にちぎる。(たたきれんこんにすることで、味がしみ込みやすくなります!)
②しいたけ、えのき茸は軸を除き、食べやす大きさに切り、青ネギは4~5㎝長さに切る。
③フライパンに①のれんこんを入れて焼き色が付くまで焼きつけた後、牛脂またはサラダ油と砂糖を入れて、サッと熱する。
④③を一箇所にまとめて、空いているところに牛肉、しいたけ・えのきを順番に入れていく。●を加えて煮立ったら、フタをして中火で10分程度煮る。
⑤フタを取り、青ネギを加えて、時々肉や野菜の上下を返しながら約5分程度、煮汁がなくなるまでに煮る。
【トロ~リれんこんスープ】 2人分
・れんこん 150~200g(すりおろし)
・カニ缶 1缶(約50g)
・出汁 3カップ
・木綿豆腐 1/2丁(約150g)
・青ネギ 適量(小口切り)
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 塩 小さじ2/3~1
- 生姜の搾り汁 小さじ1
- ごま油 適量
①れんこんは皮をむいた後、酢水にくぐらせて、すりおろす。(黒くなりません!)
②出汁に①とカニ缶を入れて、フツフツと煮る。(風味は違いますが、カニかまぼこでもふんわり感が増して、美味しいです。)豆腐も手で割り入れて、温める。
③●の調味料を入れ、ネギを散らしてできあがり。
元祖!?白石学習院特製★合格ひじき
白石学習院の専属食育インストラクターとなって、初めて「食育イベント」をした際に、紹介した【合格ひじき】!私の原点でもある“体にやさしくて、頑張る子供たちを応援する食べ物(!?)”として、考えた‘ひじきのウエットタイプのふりかけ’です。
1月になり、いよいよ入試がスタートです。
そんな時期だからこそ、原点の【白石学習院特製★合格ひじき】のお話ですよ。
基礎案となっているのが、今でこそ、広島のデパートや通販でもお見かけするようになった『十二堂えとやの“梅の実ひじき”』です。ご存じですか(!?)
福岡の合格祈願の神様でも有名な「太宰府天満宮」に位置する『えとや』さんのふりかけで、大宰府の名産品のカリカリ梅の実が入ったあっさりとしたひじきがメインのふりかけです。インターネットhttp://www.1210-etoya.com でも注文ができますよ。
我が家の子供たちの受験期に「太宰府天満宮」のお守りと一緒に“梅の実ひじき”をいただいたことがきっかけで、ひじきを薄味に煮たものに、カリカリ梅をはじめ、五色の色目の食材をお好みで混ぜ合わせて…、各自各々で作るのが【合格ひじき】です。(熱々のごはんにのせていただくと、とっても美味しいんですよ♪)
五色の食材とは、「赤・白・黄・緑・黒」色の見た目の判断でOK!のすべての食材が対象です。食材によって、栄養効果は多少変わってきますが、五色になるように食材をなんでも取り入れて作ると、不思議と必要な栄養素がほぼバランスよく摂れるというもので、塾デリカやお弁当作り、日々の食事作りにも率先して取り入れているひとつの方法です。
*赤色の効果としては、活力を与え、バイタリティーを高めます。‘血となり、肉となる’たんぱく質が豊富なものが多いと言われます。
*白色の効果としては、心を落ち着かせるごはんのイメージですから、‘体の素となる’イメージで、炭水化物が多く取れるようです。
*黄色の効果としては、脳を刺激して、希望につなげていけるイメージで、頭&体を動かすためのエネルギーや原動力になるものが多いです。
*緑色の効用としては、ストレスを和らげる心的効果が強く、野菜や果物に多い色ですから、体調を整えてくれるイメージのビタミン類が多いです。
*黒色の効用としては、安心感や強さ、自信を与え、体&頭、健康等の維持に必要な食材が多いです。
専門的にも立証されていていろいろな専門書やレシピ本等も出ていますが、専門的なこと
を考えながらの毎日の食事作りは嫌になり、続かなくなりそうなので、ザックリと大まか
に捉えていきましょう!という考えから、紹介をはじめた【合格ひじき】です。
これからいよいよ終盤を迎え、頑張る子供たちにとっては、とても大切な時期に入ります。
ぜひ、お母様特製の『我が家の“合格ひじき”』を手作りして、食事に塾弁に取り入れて
見ませんか!
【手作り★合格ひじき】
・芽ひじき 1袋(約30g)~戻した状態で約100g
・だし汁 120~150cc
(水 120cc+だしの素 小さじ1)
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ3
・昆布茶 小さじ2~3(*隠し味になります!)
◎トッピング
・カリカリ梅(細かくカットしたもの)・桜海老・柚子の皮(細かく千切り)・白ごま
・たらの実・ちりめん・かつお節(細かめ)・あおさ海苔・きざみのり等
①ひじきは、軽く混ぜ洗いをして、たっぷりの水でひじきを戻します。(約10分位~)
約8~9倍に増量しますよ!
②戻したひじきの水分をザルでしっかりと切って、だし汁と調味料をすべて合わせたもので煮る。汁気がなくなるまで、混ぜながら煮たら、【合格ひじき】の素のできあがり!
☆少し乾煎りするように、しっかり水分をとばすことがポイントです!
③お好みのトッピングを適量、混ぜ入れて、お手製の合格ひじきふりかけのできあがりです。
【合格ひじき】を使って、塾弁に持って来い!のアレンジです♪
*<卵焼き>:卵に混ぜただけ!~お好みで醤油&砂糖等を少量足してください。
*<豚肉の落とし揚げ>:豚バラ肉を塩こしょうで下味を付け、少量の薄力粉と水で衣を作り、その中に【合格ひじき】を混ぜ合わせ、豚バラと合わせて、食べやすい大きさにスプーン等ですくって、揚げ油の中に落として揚げていきます。
*<ピーマン炒め>:千切りピーマンと【合格ひじき】を油で炒めただけ!(ほうれん草や小松菜でもOK!~卵とじでも美味しいですよ。)
*<和風オムライス>:【合格ひじき】を混ぜたご飯をオムライスにして、和風の甘酢あんを上からかけていただきます。
冬こそ食べたい☆“おでん”パワー
寒~い時期になると、熱々の“おでん”はとても魅力的!
こんにゃく、がんも、大根、ちくわ、厚揚げ、はんぺん、玉子等々、お好みの具材は何ですか?
記録的猛暑が続いた今年の夏、冷房や冷たい食べ物や飲み物の取り過ぎで、今の時期、思いの外カラダだけでなく体内もダメージを受けているのだとか。そんなカラダに“おでん”は食べるべきパワーがたっぷり!らしいのです。夏の疲れは、免疫力の低下としてまだまだ残っているらしいとのこと。免疫力の低下は、受験生にとって大敵のインフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。
そんなカラダが熱々の“おでん”に反応するのは、“おでん”がカラダの防御機能に最適だからかもしれません。
実際、コンビニで売られている“おでん”が一番よく売れるのが、10月~11月、もしくは12月初旬なんだそうですよ。
ちなみに、“おでん”の人気の具材は、
①大根 ②玉子 ③こんにゃく ④ちくわ ⑤はんぺん&がんもどき!
この他にも厚揚げや餅巾着などがありますが、豆腐を使った具材が多いのが、“おでん”パワーのポイントのようです。
純度の高いたんぱく質の吸収が、インフルエンザと戦う免疫力を司る小腸をガードしてくれること。そして、これらの各単品の具材が、“おでん”にすることで、相乗効果からパワーアップして、カラダの防御機能もアップするのだそうです。
「相性の良い具材を食べ合わせてパワーアップ!」
食べて欲しい“おでん”の具材
⑤【ちくわ】
魚肉たんぱく質(=スケトウダラ‘白身魚’)はたんぱく質が凝縮されているため、腸からの吸収に優れ、ウイルスと戦う抗体を作ります。
“おでん”で食べ合わせるとより効率良くたんぱく質を吸収できる食材が【じゃがいも】【白米】。ビタミンB群の吸収率をUPさせ、良質なたんぱく質に変化します。
湯通しした後、入れて煮込むと塩分減になりますよ。
④【がんもどき】
良質なたんぱく質に刻んだ野菜‘人参や枝豆、ひじき等’が入っていて、腸の機能を高めるオリゴ糖(腸内の善玉菌を増やす)も含まれるため、ウイルスと戦う力が増すだけでなく、エネルギーに変わり免疫力がアップします。【がんもどき】は鉄分やビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。オススメは【ブロッコリー】!ビタミンCが豊富なので血の流れを活性化します。
③【ロールキャベツ】
野菜類が少ないと思われがちな“おでん”の中で、【ロールキャベツ】は免疫細胞活性化の機能を高める「ビタミンの宝庫」。ビタミン類を一気に取れる新食材です。
出汁に溶け出したビタミンCなどが、味の浸み込みやすい栄養素を吸収する具材に混ざり込んでいくようです。オススメの食材は【大根】で、ぜひ一緒に食べたい一品です。
②【昆布】
【昆布】の食物繊維がウイルスから守る小腸をガードします。小腸の粘膜にバリアを張り、ウイルスの増殖を抑えます。“おでん”出汁にはたっぷりの食物繊維が溶け出しているので、その栄養素を吸い込んだ【こんにゃく】や【牛すじ】は食べ合わせたい具材のひとつ!【こんにゃく】はカルシウムやミネラルが効率よく吸収され、【牛すじ】はコラーゲンが豊富なため、骨を丈夫にするパワー(骨量・骨質)に持って来いなのだそうです。
さらにパワーアップさせたい場合は【とろろ昆布】のトッピングがベスト!とろろの酢が栄養吸収の促進に効果的で、より免疫力をアップしてくれるそうですよ。
①【玉子】
“おでん”の【玉子】は多くの栄養素を持ったスーパー食材!脳&血管を活性化するパワーが最強なのだそうです。そんな【玉子】の豊富な栄養素に欠けているものが、ひとつ‘食物繊維’。“おでん”で煮込むことで出汁にもなる【昆布】が補い合い、腸をも守る最強【玉子】に変身します。
冬に“おでん”を食べるのは理に適っているんですね~。
免疫細胞の約70%は小腸に集中しているため、小腸を維持する食材の種類が豊富なだけでなく、“おでん”には様々な栄養素が含まれているということです。
免疫力アップに欠かせない栄養素は、たんぱく質、食物繊維、ミネラル、カルシウム、ビタミン(A・C・E・B2)です。出汁=つゆを介してコトコト煮込み、浸み込んでいくことで、他の食材が吸い込むこれらの栄養素で、どの具材を食べてもいろいろな栄養素がバランス良く取れるということなのです。
60~70度の中火でコトコト40~50分煮込むのが美味しい“おでん”の作り方。
沸騰させると栄養素が壊れてしまうので要注意!です。作ったその日に食べた方が栄養素のビタミンCが壊されずにきちんと取れるそうです。具材はその日に、出汁はそのまま利用するのがベストな“おでん”作りのポイントです。
丸ごとがポイント☆【柚子】
12月の冬至の日に‘柚子湯’に入ると、その冬の間風邪を引かずに過ごせると言われています。そのためか、寒~い時期になるとなぜか“柚子”が気になってしまいます。
“柚子”は、ミカン科ミカン属の果実で、海外でも「ユズ」と呼ばれているそうです。
原産地は中国らしいのですが、“柚子”独特の爽やかな香りと果皮の色合いで、それそのものがメインになることはないのですが、様々な料理の引き立て役として日本料理には欠かせない重要な食材として人々の五感に触れてきました。
「“柚子”に含まれる代表的な3つの栄養素」
Ⅰ ビタミンC(果肉・果皮)
果肉にも含まれていますが果皮にはもっと多く含まれていて、レモン果汁の約3倍という量になっています。そのため抗酸化作用が期待でき、ガンや心臓病、脳卒中等の恐ろしい病気も予防したり、貧血や食欲不振の予防も期待できます。もちろん美白効果や皮膚の保水効果にもバッチリです。
Ⅱ クエン酸・リンゴ酸(果肉)
代表的な酸味の成分で、疲労回復や整腸作用が期待できます。
Ⅲ ペクチン(種)
種の表面のヌルヌルした部分にペクチン質という成分が豊富に含まれていて、血糖値や悪玉コレステロールの抑制作用があるようです。また、ペクチンは食物繊維のひとつであるため、便秘や下痢等の腸のトラブル解消や疲労回復にも一役買ってくれます。
“柚子”の香りや苦味には、リモネンという成分が豊富に含まれており、血行を良くし身体を温める効能や炎症や炎症性の傷みなどを緩和する働きもあるようで、古くは薬用として風邪薬にも利用されていたのだそうです。
“柚子”は健康増進と美しさの両面にも優れた効能を発揮するというわけです。
「“柚子”の正しい摂取方法」
Ⅰ ビタミンCの摂取量に注意
ビタミンCの1日の基準摂取量は、“柚子”だけで摂ろうとすると果肉にして600g以上と現実的ではありません。ビタミンCの取り過ぎは下痢などの症状を招きかねませんので、なんでもそうですが‘ばっかり食べ’というのが良くありませんね!
Ⅱ 果皮を積極的に摂取する
“柚子”はビタミンCだけでなく、あらゆる栄養価が果肉より果皮の方に豊富です。果皮を捨てずに有効活用することが“柚子”による効能を余すところなく得る秘訣と言えます。果皮を刻んで‘柚子ピール’にしたり、丸ごと輪切りにしてハチミツ漬けにする等の方法がオススメです。
「“柚子”と一緒に摂取したい食材」
Ⅰ 白菜
“柚子”に豊富に含まれるビタミンCには、カラダを温める作用があり、一方白菜もビタミンCが豊富でさらに体内の余分な熱を取り除く作用を備えています。このふたつを合わせて鍋料理にしたり、雑炊にしたりすると冬の時期の強い味方です。熱がある初期の風邪を治すのに大変重宝します。
Ⅱ 牡蠣
牡蠣には亜鉛がたっぷりと含まれていますが、亜鉛は食物繊維等に吸収を阻害されがちです。そこに“柚子”を加えると、“柚子”のビタミンCに亜鉛の吸収率をアップさせる効能があるため、美肌効果だけでなく、受験生のための脳活パワーに無敵の組み合わせとなりますよ~♪
“柚子”の効果的な活用方法、摂取方法として、丸ごと使用がポイントとなります。
‘柚子湯’もそうですが、丸ごと食用が“柚子”効果の一番発揮できる方法のようです。そこで、今回は【皮ごと柚子茶】を紹介します。“柚子”のハチミツ漬けは、果皮もすべて摂取できる上に手軽でしかも保存効果もあるためイチ押しの食べ方です。そのまま食べるだけではなく、お湯割りにして‘柚子茶’としていただくとカラダもポカポカ!温まります。“柚子”の香りたっぷりの甘くておいしい味で心身ともにリラックスでき、安眠効果も働くのだとか。今では、韓国の伝統茶として親しまれている方々もおられるかもしれませんね!
【簡単~♪★皮ごと柚子茶】
・柚子 お好きなだけ
・砂糖 柚子の重量の1/4
・ハチミツ 柚子の重量の1/4
①柚子をしっかりと洗って半分に切る。ザルの上で果汁を絞り、種を除く。
②皮の内袋を取り、フードプロセッサーなどで細かくしておく。
③皮は千切りにして2時間位水にさらした後、柚子皮を水を入れた鍋に入れ、沸騰させて噴きこぼす。これを2度繰り返す。(アク抜きです)
④鍋に、③と②と果汁を入れ、砂糖とハチミツを入れて中火で15~20分程度に詰める。
トロミが出てきたら完成です。
縁結びのパワーフード
11月は「神在月」!
これは出雲大社のある島根県出雲地方でのことです。出雲地方では、11月は旧暦の10月にあたるため、八百万の神様が日本中からお集まりになられるこの月は「神在月」となります。(基本の10月は「神無月」です!)
白石学習院と出雲大社は切っても切れないご縁があって、毎年各教室の先生方が出雲大社を参拝して‘合格絵馬’を奉納して合格祈願をしてくださっています。
出雲大社は『縁結び』の神様として有名ですが、『縁』というのは、男女の仲だけではなくすべての事が幸福であるための『縁』で結ばれることを指していると言われています。
もちろん受験生の皆さんにとっては、幸福な人生に向かっての「良い進路にご縁が繋がっていきますように!」という祈願になりますね。
毎日お勉強に頑張っておられる受験生の皆さんにも、縁結びのパワーを少しだけでも感じていただきたくて、出雲大社や伊勢神宮の参道のお店でいただける人気グルメを、ご家庭でも簡単に再現して味わってみませんか。
Ⅰ 出雲神在=‘ぜんざい’
出雲地方は、「神在」と書いて‘ぜんざい’と方言で発音する、まさに‘ぜんざい’の発祥の地なのですよ。「出雲ぜんざい」です!
【出雲ぜんざい】 2人分
・茹で小豆(砂糖入り) 1缶(1袋)
・水 200ml(茹で小豆と同量で)
・塩 ひとつまみ
・お餅、栗の甘露煮等 お好みで
①鍋に茹で小豆と水を入れて火にかけてひと煮立ちする。(アクが出るようであれば取る)
②弱火にして塩で味を調味する。~甘味はお好みで砂糖を入れて調整してください!
③お餅は焼いたり、茹でたりをお好みで! 栗と共に器に盛り付けてできあがり。
Ⅱ お伊勢詣の‘赤福’
お伊勢参りに欠かせない赤福餅。餅を小豆のこしあんで包んだあんころ餅です。
餡の表面の筋目が特徴的な赤福ですが、これは伊勢神宮の神域を通る五十鈴川の川の流れを表しているのだとか。最強のパワースポット伊勢神宮詣での気分を赤福でどうぞ!
【赤福風☆あんころ餅】
・ご飯 適量
・こしあん(砂糖入り) 1缶(1袋)
・塩 ひとつまみ
①ご飯はすり鉢でなめらかになるまですり潰す。
~お好みのなめらかさでOK!です。
②①を食べやすい大きさに丸めておく。
③こしあんと塩を鍋に入れて火を通し、扱いやすい固さになるまで煉る。
④③をお餅の数ほど等分し、ラップの上に平たく広げる。②をまん中に軽く押し入れたら、ラップごと丸くなるように包んで形を整える。
⑤ラップから取り出し、ヘラで筋目をつけるように成形してできあがり!
‘ぜんざい’も‘赤福’も、お米のパワーと小豆のパワーがダブルで取り込めるお勉強で頑張っておられる皆さんに日頃からぜひとも食べていただきたい『パワーフード』なんです。
お米=もち米は、唯一の頭=脳のエネルギー源で、【頭の良くなる食材】のひとつ!
そして、ぜんざいやあんこの小豆は、糖質をエネルギーに変える作用が【最強の食材】なので、頭脳をフル回転させてくれる“ぜんざい”“赤福”なのです。
きっと、底力がみなぎってくること間違いなし!の【縁結びパワーフード】です。
リラクゼーション効果の茶碗蒸し(!?)
11月になった途端、朝晩一気に寒くなってまいりました。
手足はかじかんで身体はだんだん縮こまってきます。そのためか何事にも‘集中できない’‘頭が働かない’~などスランプ感があり、あと少しの頑張りがとても長く感じられてしまう11月の時期です。
ずっと頑張っている子ども達だもの! 何だか疲れてしまいますよね~。
そんな時のお勉強をスムーズに(?!)進めるためにも、疲労回復&気分転換は大切です。こんな時、温かくてほっこりできる【茶碗蒸し】、食べたくなりませんか~。
カラダも精神的にも忙しい、あともう一息の今だから、しっかりと栄養がありつつ、喉越しよくツルッと食べられる温かい【茶碗蒸し】で、疲れを上手く取り除きたいところです。
【茶碗蒸し】のメイン食材である卵は、エネルギー強化のたんぱく質がふんだんに取り込める食品で、ビタミンC以外のすべての栄養素を含む優れもの。 また、卵の栄養効果は、ほっこりほんわか疲労回復にバッチリ!です。
やっぱり疲れた~、と感じた時に食べたいと思いつく【茶碗蒸し】ですから、リラクゼーション効果にもオススメで、卵と出汁を混ぜ合わせた卵液に軽く茹でたお好みの具材を加えて蒸す、加える食材で如何様にも栄養満点にできるので、バリエーションも豊富に作れる【茶碗蒸し】ですよ~♪
【茶碗蒸し】 4人分
・卵 3個
・出汁 400ml
(和風だしの素の場合は小さじ2)
・醤油 小さじ2
・塩 小さじ1/3
*お好みの具 鶏肉(海老)・しいたけ(しめじ、松茸エリンギ)・ほうれん草・(小松菜)
・三つ葉・手まり麩・(里芋、ぎんなん)etc.
*柚子 果汁一搾り&柚子の皮(へぎ柚子)
☆下味用調味料:醤油 小さじ1、料理酒 小さじ1
①お好みの具で、先に火を入れておきたいものには、下味を付けて、ラップをかけてレン
ジで火が通るまでチン!する。
②卵液を作る。=卵を溶き、出汁に調味料を加えたものと混ぜ合わせてザル等で一度濾す。
③耐熱容器に具を入れ、②を流し入れて、10~15分位蒸す。
*蒸し器でなくても、鍋やフライパンに湯を沸かし、耐熱容器が半分位浸かる湯量を保ちながら、鍋の蓋をして中火で卵液が固まるまで蒸してできあがり!です。
耐熱容器の蓋もあれば蓋をします。無ければふんわりラップでもOK!です。~蒸し過ぎ注意ですよ!
④仕上げに、三つ葉、へぎ柚子、柚子果汁等香りものを入れて、少し蒸したらできあがり!
*卵液は裏ごすひと手間でツルッとなめらかな、口当たりの良い仕上がりになりますよ。
食べることは“元気の源!”です。
秋の夜長(!?)に、エネルギーチャージの【茶碗蒸し】はいかがでしょうか。
秋のトライアングル勉強会2018
10月8日 今年も小4のお子様方と保護者の方を対象に「秋のトラインアングル勉強会」が開催されました。
秋のスペシャルイベントとして恒例になっている秋セミナーです。
中学受験に取り組むべきイメージが、<トライアングル>=子供を頂点にして、底辺左右を保護者と塾が支える三角形、と捉えて、調和のとれた音を響かせるために“三位一体”となって頑張っていくための、塾生と保護者の方々のための勉強会です。
私も[食育インストラクター]として、毎回昼食タイムに参加させていただいています。
皆様でいただいた今回の昼食のお弁当は、中区にある日本料理店『美食倶楽部 以多屋』のセミナー用特別オリジナルお弁当でした! 秋の季節の食材をフンダンに使った上品なお味でカラダに優しいお弁当でした。また、『以多屋』のオーナーシェフである板谷先生には、昼食タイムでのお話はもちろん、午後からの保護者の方の講演で、‘頭が良くなる(!?)お話’をたっぷりとしていただきました。
今回、私がとても興味を持ったお話が、食育のコンセプトである【まごわやさしい】の語呂合わせの話のみならず、【おかあさんやすめハハキトク】の語呂合わせのお話です。
【まごわやさしい】とは、カラダに必要な栄養をバランスよく摂れる食材の最初の文字を並べたもの。いずれも日本人が400年も500年も前から食べてきた昔ながらの食材です。
【ま】・豆類。 良質なたんぱく質の摂取
【ご】・ゴマなどの種実類。 不飽和脂肪酸が摂れる良質たんぱく質の摂取
【わ】・ワカメなどの海藻類。 ミネラルの摂取
【や】・野菜、根菜。 ビタミン類の摂取
【さ】・魚や貝類。 たんぱく質やオメガ脂肪酸、亜鉛等、いわゆるDHA&EPAの摂取
【し】・しいたけ等のきのこ類。 ビタミン&食物繊維の摂取
【い】・いも類。 デンプン、ビタミンCの摂取
しかし、現代の食事は【おかあさんやすめ】【ははきとく】と言われています。
【おかあさんやすめ】とは
【お】・オムライス
【か】・カレーライス
【あ】・アイスクリーム
【さん】・サンドイッチ
【や】・焼きそば
【す】・スパゲティ
【め】・めん類
【ははきとく】とは
【は】・ハンバーガー
【は】・ハムエッグ
【き】・餃子
【と】・トースト(パン類)
【く】・クリームスープ
どれもこれも、お子様が好きなメニューばかりですが、これらのメニューはやわらかくて脂質が多く、野菜やビタミン、ミネラルが少ないという問題点があります。
また、食事の欧米化で手軽に食べることができるメニューばかりで、しっかり噛まなくても食べられてしまう食べ物です。
しっかり咀嚼をしないことのデメリットは以前にもお伝えしていますが、脳に刺激がいきにくいため、情報伝達が乏しくなってしまうということ!
おまけに、噛むことで、人は唾液が出てくるため、唾液の効果で歯が丈夫になるそうですが、歯が丈夫であることは、年齢を経て将来的な認知能力にも大変な影響力があるということが昨今よく言われていますから、お子様にとっては重要なポイントになってきます。
【おかあさんやすめハハキトク】のメニューがダメなのではありません。それに、【まごわやさしい】を+αする、あるいは次回の食事に取り入れてみるといった、1日に1回は意識した食事を取り入れてみてほしいということです。
バランスの良い食事方法で体調管理をすることも、頭が良くなる(!?)ひとつのポイントになりそうだ、といったお話でした。
秋はやっぱり、きのこ!
‘食欲の秋’こそ、受験生の皆さんに栄養バランスのよい食事を取ってほしいから、“旬の食材のパワー”をたくさんいただきましょう!
秋の食材の代表格は、やっぱり【きのこ】~! この季節の【きのこ】は外せませんよね。
それは栄養価を見ても歴然で、ビタミンB1・B2、D等のビタミン類のみならず、食物繊維やミネラルの栄養分がたっぷりと含まれていて、免疫力を高めるべく、腸の力をアップする効果がすごいんです。 今年の非常に暑かった夏の名残でバテ気味なお子様には、ぜひ食べて欲しい【きのこ】です。
【きのこ】は、種類によって栄養効果が違うようで、
*しいたけ:脳の認知強化、記憶力アップ
*エリンギ:便秘・むくみ防止
*舞茸 :粘膜強化、美肌効果
*えのき :疲労回復効果
*しめじ :粘膜強化、肌荒れ防止
その時の、お悩みに応じて、和洋中さまざまな料理に使えるので、バリエーションを変えてたっぷりと食べて欲しいものです。
ちょっぴり【きのこ】が苦手~、という人もいるかもしれませんが、そんな苦手さんでも美味しく食べられる方法が、いろいろな食材と炊き合わせること!
秋の料理に「吹き寄せ」という言葉がつくものがありますが、この「吹き寄せ」とは秋風に吹かれて木の葉や木の実が吹き寄せられることを模して、お皿の中に秋の旬のものをたくさん盛り合わせるというものです。 根菜や栗、芋、かぼちゃ等と一緒に煮る「吹き寄せ煮」という煮物にしたりすると案外、食べられたりするんですよ。
煮物は、ご家庭のお味が一番!ということで、今回は、さらに【きのこ】の存在を消して~、苦手な人も美味しく食べられ、免疫力効果がアップして、腸活にもバッチリ!な【ごぼうときのこのポタージュ】のご紹介です。 これから寒くなってくるので、夜食などでもほっこりとできて、いいですよ~♪
【ごぼうときのこのポタージュ】 2人分
・ごぼう 1本(約80g)
・しいたけ・えのき・しめじ・エリンギetc.
合わせて2パック位(約300g)
・玉ねぎ 1/4個
・白ネギ 1本
・青ネギ 1本
・牛乳 1/2カップ
・固形コンソメ 1個
・酢・バター・塩こしょう 適量
①ごぼうは皮をこそげ取り、斜め薄切りにしてから細切りにする。 酢少々、水2カップ程度の酢水に5分程度漬けて、ザルに上げて水気を切っておく。
②しいたけ、えのき、しめじ・エリンギは石づきを取り、小房に分けたり、適度な大きさに分けておく。 玉ねぎ、白ネギは薄切り、青ネギは小口切りにする。
③鍋にバター大さじ1を入れて中火で溶かし、玉ねぎ、白ネギを炒める。しんなりしたら、ごぼう、きのこを加えて炒め、全体にバターが回ったら、水1カップとコンソメを入れ、15分ほど弱火で煮る。
④粗熱をとり、ミキサーに入れてなめらかになるまで回す。
⑤④を鍋に戻し入れ、牛乳を加えて混ぜて中火でひと煮立ちする。塩こしょう少々で味を整えたらできあがり! トッピングに青ネギを散らす。
繊維が多く、食べず嫌いの食材も、ミキサーにかけるとたくさんの量が食べられます。
クリーミーでリッチなお味で、お代わりをしたくなる美味しさですよ!
お月見団子でパワーアップ!
とっても暑かった今年の夏でしたが、お月様を見上げて「ほっこり!」できる(?!)季節がやって来ましたよ~。
昔から日本人は、月を眺めて楽しむ習慣がありました。
9月と言えば、「十五夜のお月見」!
十五夜の月を『中秋の名月』『芋名月』と呼んで「お月見」をします。
お団子やお餅、そしてススキや里芋などをお供えして、月を眺める(?!)、「お月見」のルーツというのはどんなものなのでしょう??
よくはわかっていないらしいのですが、有力な説としては、中国の宮廷行事として行われていた十五夜の日に里芋の収穫祭が行われていたものが日本に伝わったというものです。
“秋の収穫を感謝する”行事が始まりらしいです。 秋においしい野菜や果物をいただけることに感謝するための風習が「お月見」なのだとか!
「お月見」に欠かせないのが、ススキやお団子などのお供えものですよね。
‘ススキ’は、月の神様を招く依り代(=神霊や御霊が依りつく物や場所のこと)として供えられます。 本来、月の神様の依り代は‘稲穂’なのですが、この時期には稲穂がなかったために形の似ている‘ススキ’を供えるようになったと考えられています。 また、古くから‘ススキ’は魔除けの力があると信じられていて、「お月見」に‘ススキ’をお供えすると、一年間無病息災でいられるという言い伝えもあるようです。
「お月見」は、秋の収穫と深く関わりがあったことから、この時期に収穫される里芋をお供えするのが主流だったようですが、その後お米で作ったお団子もお供えされるようになり、保存が効くことから「お団子」に取って代わったということらしいのです。
白くて丸いお月見団子は満月を表していて、そのお団子を食べることで‘健康や幸せを得られる’と信じられてきた風習なのだそうです。
昔から、月には何か不思議なパワーがあると信じられていました。
月の満ち欠けは海の潮の満ち引きにも関係することや、月のパワーから心身のリズムを整えていく今では『ムーンセラピー』というものがあるように、人の内なるパワーにも影響を与えると信じられていたようです。 月を眺める時に感じる心の静寂や高揚感、嬉しさやせつなさ等々、私たちの心に強い印象を与えて止まないのが、月の不思議なパワーだと思います。
今年の十五夜のお月見は、9月24日!
十五夜のお月様に日々の感謝をしつつ、十五夜のお月様とお月見団子を食べて、不思議なパワーをアップ!してみませんか。
そして、残りの後半戦を頑張って行きましょう。
【お米で!みたらし団子】 15~20個
・ご飯 2合
- 砂糖 70g(約大さじ8)
- 醤油 35g(約大さじ2)
- みりん 15g(約大さじ1)
- 水 150cc
- 片栗粉 15g
①炊き上がったご飯をボウルに入れて、麺棒等で潰していく。粘ってお餅状になってきたら、適当な大きさに丸める。
②①をフライパンに並べて、薄っすらと焼き色が付くように素焼きする。
③●の調味料をすべて鍋に入れて、混ぜながら中火で、フツフツと沸騰させたらみたらしタレのできあがり!
④②にタレを絡めたり、かけたりして仕上げる。
*串にさしてもOK!
【羊羹】で★頭&カラダの栄養に!
午後になると甘いものが欲しくなってくる~~。
お勉強や仕事にとって一番大切なのは「脳」の働きです。「脳」が疲れると集中力が落ち、思考や判断力も鈍ってしまいます。
そんな「脳」をしっかり働かせるには、脳の栄養である‘糖分’の補給が必要なのです。
「脳」への栄養補給やリフレッシュ目的なら、ドーナツやパンなどよりも、なんと【羊羹】!が良いのだそうですよ。
【羊羹】は、一般的に小豆を主体とした餡を型に流し込み、寒天で固めた和菓子です。
寒天の添加量が多く、しっかりとした固さの‘練り羊羹’と、寒天が少なくて柔らかい‘水羊羹’があります。寒天は、天草という海藻からできているので、植物性でノンカロリー!デザートやおやつに用いるには最適です。
【羊羹】の材料は大半が砂糖と小豆です。
特にコンビニで手に入る「ミニサイズ羊羹」がオススメで、「ミニサイズ羊羹」の場合、約60gで170㎉もあるそうです。一気に全部食べようとしなくても、一口かじれば元気いっぱいになれそうですね。
材料の多くが砂糖でできているということは、炭水化物でできている食品よりも、効率よく糖分の補給ができると言えるので、【羊羹】を食べて30分もすれば、リフレッシュできるそうです。
また、【羊羹】の主体である小豆には、糖質をエネルギーとして利用するのが早い特徴があり、夏バテや疲労回復といった症状を改善してくれる効能があるということで、豚肉や魚のブリといった食品にも含まれるビタミンB1を多く含んでいるそうです。
そして、【羊羹】には、ドーナツやパンなどとは違い、油分がほとんど入っていないため、食べても太りにくいのだとか。
【羊羹】は「即効的なエネルギー源!」で、疲れた際に摂取する食品として、栄養面から考えてもBEST!な食べ物です。
「【羊羹】は最高のガソリンだ!」という外国人のファンも多いのだそうですよ。
そんな、【羊羹】の効能が手軽に得られるように、今回は、ご家庭でも簡単に手作りできる【水ようかん】のレシピをご紹介します。 手軽に栄養を補給して、脳の即効エネルギー源として取り込んでみませんか。
【水ようかん】 4~5人分
・こしあん 200g
・粉寒天 3g
・水 300g
・塩 少々(小小さじ1/10程度)
①鍋に水と粉寒天を入れてよく混ぜ溶かし、火にかけて沸騰したら、さらに中~弱火で1分混ぜながら煮る。
②火からおろして、こしあんと塩を入れ、よくかき混ぜる。(粗熱が取れるまで)
③あんが沈まなくなったら、型に流し入れ、冷蔵庫で1~2時間冷たく冷やしてできあがり!
あっさりしていて、ひんやりとしているので、あんこが苦手なお子様でも美味しく食べて
もらえそうな食感です~♪
頭もすっきり&シャッキリ!して、頭&カラダの栄養になること間違いなしですよ。
ピーマンとは違う“パプリカ”
今では、夏野菜の代表選手で名前が挙がってくる
“パプリカ”!
肉厚で甘味があり、赤や黄色にオ レンジと色鮮やかな“パプリカ”は見た目からも食欲を増進させてくれる野菜です。ピーマンのような青臭さがなく、生でも加熱しても美味しく食べられるので、サラダやグリル、炒め物やピクルス等様々な調理法で楽しめます。
“パプリカ”は、ピーマンと同じ仲間のナス科トウガラシ類に分類される野菜で、“パプリカ”の栄養にはビタミンCとEが多く含まれています。
水分が90%以上と多く、酷暑の夏の「熱中症対策」にも持って来い!カロリーは低めですが、糖質は野菜類の中ではやや多めなので、他の食材とも合わせやすいため、多くのレシピが挙がる万能野菜です。
“パプリカ”の豊富な栄養成分は、ビタミンC!
ピーマンのおよそ2倍以上もの量を含み、その量は野菜類の中でトップクラスを誇ります。
“パプリカ”のビタミンC含有量は、なんとレモンよりも多いということなので驚きです。
また“パプリカ”は、色別で栄養価が異なります。
★赤パプリカの栄養特長は、脂肪燃焼効果のある‘カプサイシン’。カロテンよりも1.5倍抗酸化力が強く、免疫力向上にもバッチリ!と言われています。
★黄パプリカの栄養特長は、ビタミンCの豊富さ。お肌や皮膚粘膜を丈夫に保つ効能が期待されるルテインの含有量が高いのだとか。
★オレンジパプリカの特徴は、赤と黄色の栄養をバランスよく含むところ。カロテン、ビタミンC、Eを多く含み、特に目の健康を保つ効果にも優れています。
その他、“パプリカ”の栄養には、ビタミンCとともに働いて、ビタミンCが熱によって壊れるのを防ぎ、吸収を促進させる効能を持つビタミンPというのも含有しているそうです。
ビタミンCを自ら含み、熱による破壊も防いでくれるといのは、なんともスゴイです!
“パプリカ”を生食しても、調理をしても美味しく食べられて、栄養価が保たれるということは嬉しい食材ですし、人気になる理由がわかるような気がします。
夏バテからくる、免疫力低下や風邪予防に効果があり、疲労回復やストレス対策にも良いようですから、夏に頑張っているお子様にも率先して食べさせたい“パプリカ”です。
“パプリカ”の栄養吸収率を高めるオススメの調理方法は油を使った料理のようですが、さらに効果アップが期待できる“パプリカ”の食べ合わせのご紹介!
*パプリカ+ほうれん草、小松菜、胡麻、卵 =貧血予防
*パプリカ+玉ねぎ、にんにく、生姜 =風邪予防
*パプリカ+人参、かぼちゃ、イカ、豚肉 =疲労回復、ストレス予防
*パプリカ+トマト、アボカド、オリーブオイル =体内血流活性化
そこで、簡単に“パプリカ”をたくさん食べられる、【パプリカ&ツナのマリネ】のレシピを紹介します。 生で美味しいシャキシャキの“パプリカ”とツナをマリネして、冷たくして食べるだけのお手軽さですよ♪
【パプリカ&ツナのマリネ】
・パプリカ(赤・黄・オレンジ) 各1個づつ
・塩 小さじ1
・グリーンアスパラ 適量 ~塩茹で
・プチトマト 適量 ~湯向きしておく
・ツナ缶 1缶(80g)
・酢 大さじ3
・砂糖 小さじ1 ~ハチミツでもOK!
①パプリカは薄切りし、塩をまぶして10分以上おく。その後水気を絞ってボウルに入れる。
②①にアスパラ、トマトも入れておく。
③別ボウルに酢と砂糖を混ぜ合わせて、味を馴染ませておく。
④③にツナを油ごと入れ、②に混ぜ合わせたら、できあがり!
ツナで食べやすい熱中症対策、夏バテ予防に持って来い!の一品ですよ。
夏バテ対策にトマト♪
毎日、うだるような暑さでそろそろ夏バテ気味のお子様方も多いかもしれません。
大人と一緒でお子様の“夏バテ対策”は今や常識!
ここ数年の異常な暑さも原因のひとつではありますが、生活習慣の変化も少なからず影響を与えているようです。
『夏バテしない3つのポイント』
①水分補給を充分にしましょう。
②1日3食いろいろな食材をバランス良く食べましょう。
③睡眠時間はしっかり取りましょう。
いろいろな物を食べて夏を乗り切るスタミナをつけたいものです。
わかってはいても、とかく日本の夏は高温多湿で、その蒸し暑さばかりが強調されがちで、つらいです!エアコンが完備された最近は家でもエアコンなしで過ごすのはつらいですし、どこに行ってもエアコンが効いていて(涼しくて気持ちはいいのですが)エアコンに疲れてしまうのは私だけでしょうか。恋しいのは冷たいものばかりで食欲もなくなってくるし、体内は冷えて内臓機能も鈍ってきます。
- 体がだるい
- 食欲がない
- お腹が冷たい
- 下痢をする
- 肩や手足が痛い
このような症状が出てきたら要注意!
これは“夏バテ=「冷房病」”なのだそうです。この“夏バテ=「冷房病」”を防ぐのに東洋医学、漢方の世界の薬膳レシピでは、夏野菜の代表選手でもある『トマト』がいいそうです。
赤色の食材は薬膳では夏の色とされ、“夏バテ=「冷房病」”には持って来い!赤色の食材は、血液の循環機能や精神活動をコントロールする場所の機能を高めるといわれていて、夏は高温や汗で血液が濃縮されることによって体がだるかったり、ボーッとしたり、イライラしたりするのだそうですが、そんな症状を抑えてくれるのだそうです。
‘トマト’ は旬の野菜なので、スーパーなどでたくさん買えたり、いただいたり、家のお庭等でもどんどんできたり…と消費に困ったりすることもあるかもしれません。
そんな時には、‘トマト’の冷凍保存! ‘トマト’を洗った状態でビニール袋に入れて冷凍庫で冷凍保存ができるのです。そして、その凍ったままの‘トマト’をたっぷりの水につけた中で、指先でこすると皮がツルリとむけるんです。生食するなら半解凍ぐらいでシャーベット状も美味しくいただけます。
コンソメのスープに入れたり、煮込みにしたり、炒め物にしたり~も美味しいですよ。
そこで、提案ですが、案外、子供たちが大好きな基本の調味料のトマトケチャップを手作りしてみませんか。
【手作りトマトケチャップ】
・トマト 5~6個(1㎏)
・りんご 1/2個(すりおろし)
・玉ねぎ 1/4(みじん切り)
・酢(又はりんご酢) 50cc
・ニンニク 1片(つぶす)
・塩 大さじ1/2
・砂糖 大さじ2~3
・黒コショウ 適量
・ローリエ 1枚
・オレガノ・バジル・パセリ・ナツメグ・シナモン(お好みで) 適量
- トマトは湯むきして鍋に入れ、弱火でじっくり火を通してピューレ状にする。(大きいものはざく切りにしてから入れます)
- 次に、酢以外のものを入れ、煮込んでいきます。
- 一度、ミキサーに入れ、回してつぶします。(ツブツブ感が好きな人はつぶさなくてもOKです。)
- 最後に酢を入れ、酸味をとばすように加熱し、お好みのトロミに煮詰めて出来上がり。
*トマトの酸味と甘さがあるので砂糖、酢の量は加減してください。
(今回、りんご酢を使用しました。フルーティな味になります。)
*唐辛子、コショウの量もお好みで加減してください。
身近にある材料だけで、無添加でおいしいトマトケチャップの出来上がりです。
暑~い夏休みですが、お子様たちと一緒に手作りすると、きっと、トマト嫌いのお子様でも食べてみたくなると思います。そして、手作りトマトケチャップを使って、オムライスやナポリタンを作ったら、お子様たちにも大絶賛!間違いなしのはずです。
そして、‘トマト’を使った“夏バテ対策のおすすめレシピ”のひとつ、【豚肉とトマトの炒め物】はいかがでしょう!
夏野菜たっぷり、ビタミンB1を含む豚肉をたっぷりと使った食材がポイントのスタミナも付く一品です。
【豚肉とトマトの炒め物】 4人分
・豚こま肉 100g
・玉ねぎ 1/3~1/2個
・ピーマン、パプリカ 各1個
・トマト 適量
・炒め油 小さじ1
・中華だしの素 小さじ1
- 砂糖 大さじ1/2 ●みりん 小さじ1/3 ●醤油 小さじ2
- 水溶き片栗粉 小さじ1~2
・胡麻油 小さじ2
①食材は、食べやすい大きさに切り、炒め油で炒める。
②中華だしを入れて炒め、●の調味料を順番に入れて、軟らかくなったら水溶き片栗粉でトロミを付けてできあがり。
③仕上げに胡麻油を回しかけます!
スパイスの力で夏バテ予防~!?
熱い夏におすすめ! ふんだんにスパイスを使ったカレー~♪
子ども達の大好きな食べ物として、忙しい夕飯時の簡単に作れるメニュー、またはランチメニューとしても、カレーは家族みんなに親しまれている食べ物です。
日本の夏は暑くて長い。今年の夏は早くから暑くなって長く続く予報です。
冷房が効いた室内は快適な一方で、外気との温度差によって不調を起こしやすい昨今、そんな時こそカレーが良いんですって。
カレーの特徴はスパイスをたくさん使っていること!
スパイスは味や香りを楽しむだけでなく、体にとっても様々な効果を発揮することをご存じですか?
インド料理として広く知られているカレーですが、インドでは元々料理全般にカレーで使われるようなたくさんのスパイスを使用するそうです。スパイスを使った煮込み料理も多種多様のものがあるようで、それを総称して「カレー」と言うのだそうです。また、家庭でも、元々スパイスを漢方薬として取り入れているということで、家庭の配合=つまり<味>があるそうです。
スパイスを多種類配合して作る「カレー」は、漢方薬と同じような健康効果が期待できるので、体温を下げたり、食欲低下や肝機能低下を防いだり、自律神経の働きを高めたりするなど、夏バテ予防や様々な健康効果が期待できるという究極の健康食のひとつなのです。
★「カレー」に使われる基本的なスパイス
・カレーの辛味のスパイス; ジンジャー、唐辛子、ブラック&ホワイトペッパー
・カレーの香りのスパイス; ガラムマサラ、クミン、コリアンダー、カルダモン、シナモン、グローブ、ナツメグ
・カレーの色のスパイス; ターメリック
★「カレー」に使われるスパイスの効用効果
・体温を上昇させて発汗作用・血流をよくする作用があるもの
唐辛子、コリアンダー、ペッパー等
・食欲増進・胃腸の働きをよくして疲労回復&免疫力強化などの効果があるもの
コリアンダー、ジンジャー、ナツメグ、シナモン、ガラムマサラ等
・殺菌作用があるもの
唐辛子、カルダモン、クミン、グローブ等
中でも、おすすめスパイスは、コリアンダー、ナツメグ、クミンなのだそうですよ!
スパイスには、上記のような各々特有の効果や作用があるのがわかりますが、実際「カレー」として食べた時に、辛いスパイスが交感神経の優位になり皮膚温度が上昇するので、発汗が促され体温が下がっていきます。カレーを食べると最初は暑く感じますが、結果的には汗をかき体温を下げてくれるという訳なのです。
また、体温変化で手足の温度が冷えにくいこと、さらに「カレー」を食べた人の脳の血流量が明らかに増していることもわかっているのだとか。
また、その時の脳波でカレーを食べた後、覚醒度合が増して注意力や計算力などの情報処理能力、集中力が上昇するらしいのです!~すごいですね♪
健康に良いだけではなく、夏バテ予防にもなり、さらにはお勉強や仕事の効率も上げてくれて頭もシャッキリするとなれば、益々食べない訳にはいかないスパイスカレーですね!
そこで、今回は「スパイスカレー」!
お子様のテンションも上がりそうな、【ゴロッ!とチキンカレー】のご紹介です。
基本的には、お子様はお家のカレーがみんな大好きでしょうから、スパイスを使ったアレンジ版のレシピです。
まずは、鶏手羽元をタンドリーチキンのようにマリネ液に漬けて、カレーにしますよ!
【ゴロッ!とチキンカレー】 4~5皿分
・鶏手羽元肉 500~600g位(骨に沿って2本の切り込みを入れておく)
<マリネ液>
- プレーンヨーグルト 50g ●ニンニク・生姜 1片(すりおろし)
- カレー粉 大さじ2 ●トマトケチャップ 大さじ1
- はちみつ・粉チーズ 各大さじ1 ●レモン汁 1/2個分
*クミン 小さじ1
・玉ねぎ 1個(薄切り)
・ニンニク・生姜 各1片(みじん切り)
・トマト 1個(ざく切り)
・茄子・ズッキーニ 各1本(1㎝幅輪切り)
・ピーマン 1個(ざく切り)
・赤黄パプリカ 各1個(ざく切り)
・オクラ・グリーンアスパラ 適量(斜めにカット)~家にある野菜でOK!です。
*シナモン、ナツメグ 各小さじ1/2
・水 800cc
・コンソメ 小さじ2
・カレールー 6皿分(Ⅰ/2箱)
・塩・こしょう 少々
・オリーブ油 大さじ1
*ガラムマサラ 小さじ1~2
① ●のマリネ液をすべて合わせて、鶏肉をマリネし、30分位~おいておく。
② オリーブ油でニンニク・生姜を香りが出るまで炒め、鶏肉を入れてしっかり焼き色が付くように焼いて、一旦取り出す。
③ 玉ねぎを入れて炒め、しんなりしたら、クミンを加えてさらに炒める。香りが出てきたら野菜をすべて入れて炒めて油がまわったら、シナモン・ナツメグを加える。
④ 香辛料の香りがするまでⅠ~2分炒めた後、野菜を取り出し、②の鶏肉、水、コンソメを入れて中火で鶏肉にしっかり火が入るまでコトコト煮る。
⑤ アクを取りながら、③の野菜を戻し入れて野菜に火が通ったら、火を止めてルーを割り入れて溶かす。
⑥ ルーが溶けたら、混ぜながら弱火で5分位煮込み、味をみながら、ガラムマサラを加えてⅠ~2分煮込んでできあがり!
★ガラムマサラは辛味を強めてカレーらしいお味にしますので、様子を見ながら入れてください!
★マリネ液に漬けて、しっかり味の付いたチキンを焼いただけでも、美味しいタンドリーチキン風になりますよ。
さらに、「カレー」にピッタリ♪
いつものカレーを引き立ててくれる色鮮やかな【ターメリックライス】やお子様も食べやすい【コーンライス】なども取り入れて、さらに美味しい「我が家の健康食カレー」にしてみてくださいね。
「噛むこと!」
「噛むこと」は、カラダに食べ物を取り入れるだけでなく、全身の健康に大切な働きをしています。 例えば、子どもの成長、肥満防止、虫歯予防etc.とカラダに嬉しい効果がたくさんあります。そして、『愛情レシピ』のこのコラムには持って来い!の「噛むこと」の効果が、『噛む力が強いと生きる力が強い』『噛む力の強い子どもは活発で成績が良い傾向にある』という、第51回全学校歯科医協議会においての調査結果が発表されていることです。
当たり前すぎて意識することの少ない「噛むこと」!見直してみませんか。
「噛むこと」は子どもの顎の発達や歯並びに大きく影響していることが知られている一方で、「噛むこと」によって脳が刺激されて記憶力のアップにもつながっていることも昨今多く報告されています。
それでもまだ、意識的によく噛んで食べるという人は少数なのが現実なのは、「噛む」という行為が呼吸と同じくらい当たり前のことになっているからなのかもしれません。
よく「噛むこと」は、食べ物を咀嚼してカラダに取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるために大変重要な働きをしています。
特に注目したいのは“唾液”の存在です。
“唾液”にはデンプンやたんぱく質を分解する消化酵素が含まれていて、よく「噛むこと」で食物とよく混ざり、胃や腸での消化を助けます。また、消化液の分泌を促し胃腸の働きも促進します。そして、口の中を流れている“唾液”には、自浄作用によって虫歯や歯周病を防ぎ、歯を保護する働きもあります。
「噛むこと」と同じように、普段あまり意識しない“唾液”ですが、食べ物とカラダとを密接に結ぶ重要な存在なのです。「噛むこと」で“唾液”分泌も活発になるため、やはり「噛むこと」が大切な理由となってきます。
「噛むこと」の効能には、味覚の発達も挙げられます。
また、よく噛んで食べることで、心理的な満足感も得られ、精神的にも安定するそうです。ちょっとイライラする時などは、硬いおせんべいやナッツ類などを食べるのもオススメなのですよ~♪
最近の‘軟食’傾向により、さほど噛まなくても食べられるメニューが増え、子どものみならず私達の噛む回数は確実に減って来ています。再度「噛むこと」の重要性を踏まえて、日々の食事によく「噛む」ためのちょっとした工夫をしてみませんか。例えば、やわらかな食材に歯ごたえのある食材を組み合わせたり、噛みごたえのある乾物などの食材をあえて使ってみる!
噛む回数は、食材選びや料理法の工夫で自然に増やすことができるのですから~♡
【いりこ酢大豆のおかずサラダ】
<いりこ酢大豆> *2~3週間冷蔵保存できます!
・大豆ドライパック 140g(1缶)
・食べるいりこ 30g(1/2袋)
- すりごま 大さじ6
- 砂糖 大さじ4
- 酢 大さじ8
- 醤油 大さじ2
①大豆といりこをサッと炒って、混ぜ合わせた●の調味料を加えて10分位なじませるだけ。
★蒸し鶏ムネ肉と茹でた小松菜を食べやすい大きさにカットし、<いりこ酢大豆>を適量加えて混ぜ合わせる。
★しゃぶしゃぶ用の豚ロースとキャベツやほうれん草などを茹でて、混ぜ合わせてもOK!
【切り昆布と豚肉の煮物】
・切り昆布 30g(1袋)
~5分位水につけてもどす
・豚バラ薄切り肉 200g
~7~8㎜幅にカット
・パプリカ等 1個 ~千切り
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ2
①豚肉をじっくりと炒め、豚肉の油で昆布とパプリカを炒める。
②●の調味料を上から順番に1つづつ入れて炒め、蓋をして弱火で5分煮たらできあがり!
買い置きの食材でおかずができ、カルシウムもいっぱい、「噛む力」もいっぱいです。
受験シーズンの到来を目指し、よく「噛むこと」を意識して、味わってみませんか!
即効☆脳チャージの「たこ」
瀬戸内、三原の名産の蛸=「たこ」!
「たこ」は世界で消費される半分以上が、日本というほど人気の食材です。
「たこ」のたんぱく質量はイカよりやや多い程度ながら、良質で高栄養・低カロリーな食材で、加えて脂質・糖質の代謝に優れたビタミンB2も、他の魚の2~5倍と大変豊富に含まれています。
そして、特筆すべき点は、魚介の中でもトップクラスに多い‘タウリン’の量!
‘タウリン’とは、栄養ドリンク等に多く含まれるものです。
疲労回復や体力アップに優れ、免疫力を高める効果があると言われています。
そして、受験生にとって嬉しい‘タウリン’効果は、即効に脳を活性化させるというもの!
「疲れた~」と感じた時には、即効で頭をクリアにしてくれて動きを活発化させてくれる働きがあると言われている、「たこ」は<クイックエネルギー食>のひとつなのです。
<クイックエネルギー食>とは、オリンピックに出場するようなアスリート達が、試合前の食事を取る時のもののことを言うのだそうです。
「たこ」は、即効にエネルギー源となって、力を発揮すること のできる食べ物ということです。
このような<クイックエネルギー食>の「たこ」をポイントとして、日本の伝統的な脳のエネルギー源となるごはんと一緒にいただくと、『即効☆脳チャージ』飯となるかも~、と思い、今回ご紹介するレシピは【たこの炊き込みご飯】です。
「たこ」に+ネギを使うと、健康美容効果が倍増する食べ合わせになるそうです~♪
粘膜・免疫力強化の効果がかなり期待されるようですよ。
【たこの炊き込みご飯】 2~3人分
・米 2合
・たこ 200g(足で2~3本位)
・生姜 2片(みじん切り)
・人参 1/3本(みじん切り)
・油揚げ 1/3枚(みじん切り)
・青ネギ 1~2本(小口切り)
・三つ葉 2~3本(茹でて結び三つ葉に)
*残りは適量みじん切りにして、混ぜ込んでもOK!
- 昆布茶 大さじ1 ~*簡単調味料のひとつです。
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ2
①米は洗米して水気を切り、炊飯器に入れて、2合の目盛まで水を加える。
②具材はみじん切り等にカットし、たこは食べやすい大きさにカットする。
③●の調味料を合わせて、①に混ぜ入れる。
④③に、②の具材をのせたら、スイッチON!
⑤炊き上がり後、ネギや三つ葉のみじん切りを入れ、サックリと混ぜ合わせたらできあがりです。トッピングに結び三つ葉をのせてください!
*「たこ」は冷凍して使用すると、軟らかくいただけるそうですよ! ぶつ切りの「たこ」を入れても良いですね。
<おまけ>
残った「たこ」を使って、さっぱり副菜
【たこ&胡瓜のおなます】です。
味付けは、ご家庭の甘酢でどうぞ!
ポイントしては、わかめやとろろ昆布を入れると味がしっかりして美味しいですよ~♪
「たこ」は英語で“Octopus”=オクトパス!
『置くとパスする!』と言われるゲン担ぎ(?!)の食材でもあります。
「たこ」を使って、受験本番まで『即効脳チャージ』&『テンションアップ』で行きましょう!
食育☆【郷土食】って!?
毎年6月は「食育月間」!
生涯を通して、健康な体と心を育む上で“食べること”は何より大切なことです。
これを基として、「食育」は考えられて取り上げられるようになりました。
そして、毎月19日は、「いただきますの日」!
当院の『塾デリカ』においては、“塾の日”の「デリカスペシャルデー」です。
家族や地域に暮らすいろいろな人と‘共食’の大切さについて、考えたり語り合う日なのだそうです。
「食育」とは、「さまざまな経験を通じて‘食’に関する知識や、自分で食べ物を選択する
チカラを身に付け、健康的な食生活を実践するチカラを育むこと」として謳われています。
『塾デリカ』のテーマは、「食べ物からカラダを作りながら、脳を活性化する」こと。
今考えると、「食育」が原点だったように感じます。
食事を取りながらコミュニケーションを図り、栄養バランスも取れたら最高!という思いから始まった『塾デリカ』だったように思います。
「食育」のテーマの中には、栄養バランス・会食の楽しさ・感謝の心・生活リズムと言ったものだけでなく、食材や調理方法・行事食や郷土食等についても含まれるのだとか。
では、【郷土食】とはどんなものなのかご存じですか~(?!)
【郷土食】は、各地域の産物を上手に活用して風土にあった食べ物として作られ、食べられてきた料理です。そして、歴史や文化、あるいは食生活とともに受け継がれて来ている料理です。ご当地の名産品等を使いながら、子供や孫たちに代々引き継いでいきたい料理ということですね。
ちなみに、【ほうとう】:山梨県の太い平麺を使った里芋等のたくさんの野菜が入った具だくさんの煮込みうどん
【ヒラヤーチー】:沖縄の家庭料理で‘平焼き’のこと、お好み焼きやチヂミの沖縄版!
【ばち汁】:兵庫県播州地方のそうめん(‘揖保の糸’の名で知られています)を使ったそうめん汁、
【とふめし】:兵庫県丹波地方に伝わる、木綿豆腐にごぼうや人参、油揚げ、隠し味にさばが入ったものを甘辛く炒めて、熱々のご飯に混ぜ込んだ混ぜご飯、
【五平餅】:中部地方の山間部(長野県木曽・岐阜県美濃や飛騨地方・愛知県奥三河等)で食べられるご飯に味噌タレを付けて焼いたものetc.
といったように、全国津々浦々たくさんの【郷土食】が存在しています。
広島でいう【郷土食】とは、牡蠣めしやあなごめし、鯛めし、わけぎのぬた、もぶりめしetc.というのがあるそうですが、最近では、‘広島レモン’使ったものがいろいろと考えられているようですよ。
そんな【郷土食】を取り上げてみる『塾デリカ』があっても、地理や社会のお勉強になるかもしれませんし、また、それを踏まえての食事中のお友だちとのコミュニケーションが弾んで、楽しいかもしれませんね~♪
そこで、今回は、広島の【郷土食】ではありませんが、野菜も魚も入る混ぜご飯、兵庫県丹波地方の【とふめし】のご紹介です。 脳のエネルギー源であるごはんに、豆腐の良質なたんぱく質やDHAたっぷりの‘青魚の王様’さばが入るので、集中力を高める脳活には間違いなしでしょう!
【とふめし】 2~3人分
・ごはん 2合
・木綿豆腐 1/2丁(つぶす)
・ごぼう 1/2本(ささがき)
・人参 Ⅰ/2本
・油揚げ 1/2枚
・焼さば 切り身1枚(ほぐす)
*ツナ缶(1缶)でもOK!です。
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・和風だし 大さじ1/2
①ごはんは炊いておく。
②人参・油揚げは細かめの食べやすい大きさにカットしておく。
③鍋にごぼう・人参・油揚げを入れ、ヒタヒタの水とだしを入れて煮る。
④ひと煮立ちしたところで、つぶした豆腐とほぐしたさばの身、みりんと醤油を入れて、炒りながら煮汁がなくなったらできあがり!
⑤熱々のごはんに混ぜ込んでいただきます。
豆苗は栄養の宝庫!
ここ数年、スーパーなどでよく見かけるようになった“豆苗”。
えんどう豆の若菜で、昔は中華料理の高級食材としても使われていたとか。
お手頃価格なのに加えて、根付きで売られているので、使った後の根を少し深めの皿に水を入れて浸けておくと再収穫もできる家計の味方(!?)です。
我が家では、炒め物や鍋物、スープ等に入れることが圧倒的に多いのですが、サラダにもいいようです。
そんな気軽に使えて、最近では一年中出回っている
“豆苗”ですが、実は3月~5月が旬なのだそうです。そして、栄養素も豊富で、カラダに良い効果がしっかりとあるらしいのです。豊富な栄養素とは、βカロテンを含めたビタミンB群、ビタミンEやK、葉酸やビタミンC、食物繊維等で、栄養成分は一般的な緑色葉物野菜(ほうれん草・小松菜・春菊・ニラ)の含有量を上回っているらしいのです。
栄養をバランス良く含んでいるスゴイ野菜の“豆苗”です。
【“豆苗”の栄養の宝庫】を確認!
*βカロテン:ほうれん草よりも多く含み、抗酸化作用があってカラダ&頭が活性化されます。
*ビタミンB群:代謝を上げて、糖質や脂質、たんぱく質を燃やしてエネルギーに変えるのを助けます。疲労回復にも効果的!
*葉酸:貧血予防に効果です。
*ビタミンC:小松菜の3.5倍も含まれ、風邪予防や抗ストレス作用に効果があります。
*ビタミンE:ニラやブロッコリーよりも多く含まれる若返りビタミンとも呼ばれています。
血流も良くしてくれるので、脳活にも効果的!
*ビタミンK:止血効果と骨の健康を保つ効果があります。
*食物繊維:腸内環境のバランスを改善してくれます。
*たんぱく質:“豆苗”は豆類に多く含まれている脂質の少ない、よりヘルシーなたんぱく質が取れます。
いつもお買い得の“豆苗”に、抗酸化作用があったり、カラダや脳の活性効果、止血効果
や骨の形成に大きく関わったり~とその効果の多さに驚きです。
そんな“豆苗”を使って、ボリューミーで夕飯のおかずにもなる【豆苗餃子】のレシピを
紹介します。~6月の<塾デリカ>スペシャルデーでお目見えしますよ!
そんな【豆苗餃子】をご家庭でもいち早くお試ししてみませんか(?!)
【豆苗餃子】 (25~30個分)
・餃子の皮 1袋(25~30枚位)
・豚ミンチ 200g
・豆苗 1/2袋
・生姜 Ⅰ片(細い千切り)
・キャベツ 2~3枚
・白ネギ 1/2本(みじん切り)
・芽ひじき 大さじ1程度(水戻し)
- 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- 醤油・酒・みりん 各小さじ1
- おろしニンニク 小さじ1
- おろし生姜 小さじ1
- 胡麻油 小さじ1
- 塩こしょう 適量
・塩(野菜の塩もみ用) 小さじ1
・胡麻油(焼き用) 大さじ1強
<タレ>・ポン酢にラー油をお好みで!
①豆苗、キャベツ、白ネギを各々小さく切って、塩もみをしておく。
②●を混ぜ合わせておく。~餃子の下味用です!
③豚ミンチに塩こしょうをし、②の調味料を加えてしっかり混ぜる。
④①の野菜がしんなりしたら、手でしっかり水を切って、千切りの生姜と水をしっかり切ったひじきと共に、③と混ぜ合わせる。
⑤成形する。~餃子の皮に具をのせて、周囲に水を付け、ひだをつけながら包んでいく。(具は軽く大さじ1杯づつ位になる感じです!)
⑥胡麻油を全体に塗ったフライパンに餃子を並べて、火をつける。~強火で軽く焼き色が付くまで焼き、水100ccを全体に回しかけて、すぐに蓋をし中火で5分位蒸し焼きにする。
⑦蓋を外して、水分が完全になくなり、焼き色を付けた面がカラッとするまで焼いたらできあがり! フライパンをゆすって餃子がくっついていない事を確認したらサイズの合うお皿をのせてしっかり押さえながら裏返して盛り付ける。
ストレス解消★リラックス法
新生活が始まって、走り続けてきた4月も終わり、ホッ!と一息のGW:ゴールデンウィークも「お・し・ま・い!」。
何かと新しいことばかりでやる事が多すぎて、カラダ&心が疲労困憊気味~になる今まででした。新年度って、初めて会う人達の中で、また新しい環境がスタートし、上手くやっていけるかを確認しながら様々な状況にも慣れていかないといけないし、そしてお勉強も頑張らないといけないしで、案外気を使って‘ストレス’がMAX!~のお子様も多いはずです。
そんなお子様や大人の皆様が、少しでもリラックスできるように、ささやかながら「ストレスのリラックス法」を探してみましたよ。
ところで、‘ストレス’って、どんなものなのでしょうか?
実は、‘ストレス’の由来って、ボールに圧力がかかって歪んだ状態のことから来ているらしいのです。‘ストレス’状態を引き起こす要因が加わって、心身に負荷がかかった状態のことを指すのだそうですよ。
‘ストレス’も受け止め方で違ってきて、大きく二つに分かれます。
*『良いストレス』;目標や夢、良い人間関係(ライバル等)など、自分を奮い立たせてくれて、元気にしてくれる刺激やその状態
*『悪いストレス』;過労、悪い人間関係、不安など、自分の体や心が苦しくなったり、嫌な気分になったり、やる気を無くすような刺激やその状態ということで、「リラックス」できる方法も『良いストレス』状態になれるものが必須!です。
【リラックスできる方法】には、
①好きな音楽を聴いて、ひとりぼんやり過ごしてみる。
選曲は好きな音楽や過去の楽しいことを思い出させてくれるような音楽がいいようです。
②ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。
ぬるいお湯は自律神経系に作用して、身体がリラックス状態になるようです。
③友達とおしゃべり!
声を出すということが自然と腹式呼吸になり、ストレス解消にもなるようです。
④外に出てお陽さまや風にあたったり、植物や花と触れ合ってみる。
日光は人間の精神状態にとても大きく関係していて、脳内神経伝達物質の“セロトニン”の分泌量が増えるそうで、不安や憂うつが解消しやすくなるのだそうです。植物の緑色は安心・安定の色とされ、触れ合うことで芳香を通して神経をリラックスさせてくれます。「外気浴」~♡ですね。
⑤散歩やウォーキングをしたり、深呼吸やストレッチをする。
自律神経のバランスを整える一番の近道が「腹式深呼吸」!緊張がほぐれ、頭の中が整理されるのだとか。 何も考えずに、ただ歩くだけでもOK!
⑥香りでリラックスする。
五感の中でも嗅ぐという感覚は気分転換によく使われ、疲労回復やストレス解消に活用することが、ご存じ、「アロマセラピー」です。
⑦十分に眠る。
睡眠は身体の休息はもちろん、身体をコントロールする脳を休息させるための大切な時間です。 精神的な疲労を回復させる大切な営みです。
⑧みんなで一緒に「ごはん」を食べる。
“孤食”の機会が多い人ほど、不眠や憂うつな気持ち、ストレスや疲れを感じる人が多いと言われています。
等々の“リラックス法”があるようですよ。
⑥の香りで“リラックス”する方法には、香りのみを楽しむだけではなく、食べ物を味わうための香りも含まれているらしく、【ハーブ】がそれに当たります。中でも、【ハーブ】の【レモンバーム】には、抗うつ作用があり、その爽やかな香りで不安な気持ちや緊張を和らげてHAPPY気分にする効果があるのだとか。【レモンバーム】は、ヨーロッパ南部に広く分布するシソ科のハーブで、名前のとおり葉をこするとレモンのような爽やかな芳香を放ちます。レモンの代わりに紅茶やミネラルウォーターに浮かべたり、サラダやお菓子に添えたりすると、簡単なリラックス効果が味わえます。そこで、受験生の強~い味方の食材のひとつ、DHA等で脳活にもバッチリ!な「マグロ」を使ったメニュー、【レモン風味★マグロステーキ】を紹介します。【レモンバーム】を使うことで、香りからのリラックス効果だけでなく、ちょっぴりオシャレなディッシュメニューのようになり、ご家でも少しワクワクの<オシャレディナー>にHAPPY気分!で、ストレス解消効果につながるかもしれませんー♡
【レモン風味★まぐろステーキ】 2人分
・マグロの切り身(無ければ鮭でもOK!) 2切
・タイム(フレッシュ)~刻みます。 2枝
・薄力粉(刻んだハーブと混ぜ合わせる) 大さじ2
・塩・こしょう 少々
・オリーブ油 適量
・ベビーリーフ&レモンバーム(サラダ用) 適量
<レモンソース用>
- レモン Ⅰ/2個分を絞った果汁
- マヨネーズ 大さじ1
- レモンバーム 5~6枚(刻む)
①マグロに塩こしょうをし、刻んだタイムと薄力粉を合わせたものをまぶしておく。
②熱したフライパンにオリーブ油を入れ、①を両面こんがりと焼く。
③●をボウルに合わせて、よく混ぜて、ソースを作る。
④お皿にベビーリーフとレモンバーム、②を盛り付けて、レモンソースをかけて完成。
*塩こしょう、薄力粉をまぶしたら、早めに焼くことがオススメ。魚の水分が出てきます!
*レモンバームの香りがさわやかで、あっさりと食べられます。
コクを出したい時は、バターで焼くといいですよ!
元気チャージに【ラタトュイユ】
5月の塾デリカ“スペシャルメニュー”でお目見えする【ラタトュイユ】!(~正確には“煮込みハンバーグ・ラタトュイユソース”ですがー♪)
【ラタトュイユ】は、野菜とトマトをたっぷりと使ったフランス・ニース発祥の野菜の煮込み料理です。野菜は、人参、玉ねぎ、茄子、パプリカ、セロリ、ズッキーニ、そしてトマトetc.のカラフルなビタミンカラーの野菜をたっぷりと使うため、お勉強に頑張る受験生のお子様には、栄養バランスばっちり!で元気チャージのためにも、ぜひ食べて欲しいメニューのひとつです。
また、トマトの栄養は、改めて言うまでもないくらい「医者がすすめる体に良い食べ物」には必ず名前を連ねる食べ物で、“トマトが赤くなると医者が青くなる”と昔から言われているほど、栄養たっぷりで健康効果があることが知られています。
そんな、トマトの栄養も取りこぼしなく、どのようにすれば効率良く摂れるものか~?!
トマトが大好きというお子様と、嫌いだけど、生でなくて煮込んだり、ソースだったら食べられるというお子様に大まかには分かれてくると思います。
実は、トマトってそのまま食べても、トマトに含まれている栄養がすべてカラダに吸収できるわけではないんですよ~。
トマトの栄養はリコピンと言われるものがメインで、抗酸化力が強く、カラダも頭もリフレッシュするにはバッチリ!リコピンはもともと油に溶けやすいという性質を持っていて、トマトを油で調理することにより、リコピンが油に溶け出して吸収率がアップするのです。
このようにリコピンは、他の栄養成分に比べると熱に強いという特徴があり、トマトを炒めたり、長時間煮込んだりしても、リコピンにはなんの影響もありません。
ということは、トマトは生で食べるより、加熱調理をした方が、効果的に栄養が摂れるという事なので、【ラタトュイユ】はやっぱり栄養たっぷり、健康効果がバッチリ!の料理なのですね。
ちなみに、【ラタトュイユ】でよく使われるトマト以外の野菜の栄養も簡単に見てみると…、
茄子:カルシウム、鉄分、カリウムの他、食物繊維・ポリフェノール等がバランスよく含まれています。
パプリカ:ビタミンCやカロテンが豊富に含まれていて、疲労回復、風邪予防、肌荒れなどに効果があります。
ズッキーニ:カリウム、ビタミンC、カロテン等、疲労回復の改善効果がバッチリ!
そして、オリーブ油で炒めることで、βカロテンの体内への吸収を高める効果が強化されて、元気チャージがアップするという訳です。
そんな【ラタトュイユ】は、フランスでは「保存食」として作られ、煮沸消毒した瓶にできあがった料理を詰めて、冷蔵庫で保存しながら、バケットにのせたり、冷やしたまま食べたり、温めて食べられたりするそうです。とにかく、美味しいです!
【ラタトュイユ】 4人分
・茄子 中1本
・ズッキーニ 1本
・玉ねぎ 1/2個
・赤黄パプリカ 各1/2個
・人参・セロリ 各1/2個
・にんにく 1片(みじん切り)
・ベーコン 100g
・ホールトマト 1缶~約300g
・白ワイン 30cc
・オリーブ油 大さじ1
・塩こしょう 適量
・お好みのハーブ 適量~パセリやバジル、ローズマリーetc.
①ベーコン、野菜は食べやすい大きさに切る。
*少し小さめに切る方が、後でアレンジが効くのと、煮込み時の時短になりますよ♪
②鍋にオリーブ油、にんにくを入れ、香りが出るまで炒めたら、ベーコン、野菜を入れてじっくりと炒めた後、白ワインを入れてさらに炒める。
③ホールトマトとハーブを入れて、時々かき混ぜながら、10分程度中火で煮る。
④塩こしょうで味を整えて、できあがり!
*水分はしっかり飛ばした方が美味しく仕上がります。
*ハーブは、最後に取り除いた方がいいですよ~♪
栄養効果抜群★元気チャージに【ラタトュイユ】!
いかがですか~。
春が旬!あさり
春が旬の食材のひとつ、「あさり」!
お味噌汁の具としても人気があり、行楽で潮干狩りに行ったりと、ご家庭にも食卓にも馴染み深い「あさり」です。
そんな「あさり」の栄養の豊富さや効能について、詳しくご存じですか。
「あさり」は、二枚貝で、個体ごとに柄や色が異なり、同じものは1つとしてないと言われています。 旬は、春~夏にかけて潮干狩りシーズンで、この時期の「あさり」は殻が薄く、身が大きくなって旨味が増すのだとか。
「あさり」はその身の大きさからは想像できないほどの豊富な栄養素があり、特にミネラル、タウリン、亜鉛、鉄分、ビタミンB2・B12等を多く含むため、疲労回復や免疫力アップ、さらには貧血予防、美肌効果にまで幅広い効果が期待できるようです。
もう一つ注目すべき点は、動脈硬化予防です。 受験生のお子様には、血流が良くなるということで、記憶力アップにつながりますよ。
ちなみに、「あさり」には貧血対策に摂りたい鉄分が100gあたり約7㎎と豊富に含まれていて(1日あたりの推奨量は6~6.5㎎)、同じく貧血や慢性疲労の予防にも効果があるビタミンB2も多く含まれています。
また、ミネラルや亜鉛は、不足すると免疫力低下につながってしまうため、健康維持のためには積極的に摂りたい栄養素! 特に亜鉛は食品からの吸収率が30%と言われていて、ビタミンCと一緒に摂取することでその吸収率が上がるとされているため、ビタミンCを多く含む野菜などと一緒に食べることが望ましいのです。
そこで、『「あさり」の栄養健康効果倍増の食べ合わせ』について!
*あさり+菜の花: あさりのビタミンB12と菜の花の葉酸には、各々造血作用があり、これらが合わさることで、貧血予防効果がアップします。
*あさり+ネギ: ネギのビタミンCは、あさりの亜鉛や鉄分の吸収を助ける作用があり、これにより正常な味覚の維持や、免疫力アップに役立ちます。
今回は、まずは、あさりの下処理(砂抜き)と食べ合わせに準じたレシピをご紹介してみますね!
「あさり」は、加熱して食べる食材ですが、加熱すると「あさり」の溢れ出る水分の中に栄養素が詰まっているため、お味噌汁や酒蒸しにしても栄養を無駄にせず、最後までいただきたいものです。 そのためにも、ジャリジャリと砂があっては台無しです!
<あさりの砂抜き>
・殻をこすって、しっかり洗ってから、塩水につける。
塩水は海水程度で、あさり50gに対して水2カップに塩大さじ1!
深いボウル等ではなく、あさりも息ができる平たいバットのようなものでつけるのが望ましいです。 上にアルミホイルをかぶせて暗くすると、あさりもリラックスして砂出しをするそうですよ。 時間は20分~1時間程度が理想です。
【あさりのお味噌汁】 2人分
・あさり 200g
・水 500ml
・和風だし 少々
・味噌 40g
・青ねぎ 適量(小口切り)
①鍋に水とあさりを入れて火にかけ、あさりの口が開くまで煮る。
②あさりの口が開いたら、一度ザルで濾して、あさりと煮汁に分ける。
*さらに、ジャリジャリ感が無くなりますよ!
③煮汁を鍋に戻し火にかけて、沸騰後味噌とあさりを入れて温めた後、青ねぎを散らしてできあがりです。
【あさり&菜の花のパスタ】 2人分
・あさり 350g
・菜の花 1/2束~葉と茎と半分にカット
・白ワイン 70cc
・オリーブ油 大さじ3
・にんにく 1片~薄くスライス
・赤唐辛子 1/2本~輪切り
・バター 10g
・パスタ 180~200g
①フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、弱火でキツネ色になり、香りが出るまで弱火で炒める。
②唐辛子を入れ、サッと炒めて風味をオイルに移したら火を止め、ワインを入れて、続いてあさりを加える。 強火にして蓋をし、蒸し焼きにしていく。
③あさりがパチパチと音をたてるようになったら、火を中火にし、あさりの口が開いたら火を止めて、一度あさりを取り出す。(ラップをしておくと、乾燥防止になりますよ!)
④パスタを茹で、茹で時間の1分前に菜の花の茎側からお湯に入れ、続いて葉を入れて茹で上げる。茹で時間が来たら、ザルでパスタと菜の花の水気を茹でこぼす。
⑤③のあさりを取り出したソースにバターを入れ、弱火で温め、④のパスタ&菜の花を入れ混ぜ、最後にあさりを戻し入れてできあがり。
⑥お皿にパスタとあさりを盛り付ける!
*パセリのみじん切りや大葉の千切りをトッピングしても美味しいです♪
【クラムチャウダー】 4人分
・あさり 250g(1パック)
・人参・玉ねぎ 各1/3個
・ジャガイモ 1個
・ベーコン 50g
・塩こしょう 適量
・バター 5g
・牛乳 100ml ;生クリームでもOK!濃厚なお味に~。
・水 500ml
・コンソメ 1個
①野菜はサイコロ状に、ベーコンは正方形に小さくカットし、鍋にバターを入れて火にかけ、カットした具材を各々加えて、しばらく炒める。
②具材が透き通ってきたら、水を注いでコンソメを入れたら、具材に火が通るまで煮込む。
③あさりを加え、口が開くまで煮たて、最後に牛乳を加えて、沸騰直前に味を見ながら、塩こしょうをする。
④お好みで、パセリを散らしてできあがり!
チーズの効果!
毎日の食事で気になることのひとつが、食材等に含まれる栄養素です。
どうせ食べるならば、カラダに良いものを少しでも多く取り込みたいですよね~♪
栄養素には、炭水化物や脂質、塩分など摂取量より多く摂りがちなものと、カルシウムや鉄分など、不足しがちなものがあります。
なかでもカルシウムは、日本人のすべての年代において不足しがちな栄養素!
特に子供たちは丈夫な骨を作るために、カルシウムがたくさん必要になります。(お年寄りは、骨折を防ぐためにカルシウムが必要です。)
カルシウムといえば、小魚や牛乳と思われ がちですが、「チーズ」だってカルシウムが豊富です。 しかも、小魚や牛乳よりも少量で必要な量を摂ることができるので、毎日食べ続けることができます。
「チーズ」は生乳のたんぱく質を凝固させ水分を絞って作りますが、100gのチーズを作るのに必要な生乳は1000ml。 つまり、10倍の量の栄養素がギュッと凝縮されているのが「チーズ」なのです。
カルシウムは、若年時の摂取量が多いほど、高齢になってからも骨密度が高いことがわかっているそうです。
「チーズ」には、塩分も比較的多く含まれているので、食べ過ぎには要注意ですが、良質なたんぱく質も豊富で、貧血予防の効果も大! また、上記でも触れたように、カルシウムも多く含まれるので、ストレスを沈め、イライラ解消の効果も侮れません。
ちなみに、「チーズ」の食べ過ぎ防止の目安は、三角形の6Pチーズなら、3個! スライスチーズなら、3枚! なんだそうですよ。
そこで、子供たちのおやつやデザートに「チーズ」を取り入れてみませんか。
おやつは、三度の食事だけでは十分に摂取しにくい栄養素を補う<捕食>として大切な意味を持ちますし、塾から帰宅後の夜食としても同様です。
どうやって毎日カルシウムを摂るかがポイントになってきますので、簡単におやつ感覚でカルシウム効果が取り込める【チーズレシピ】のご紹介です。
【チーズシュー】 2人分
・ベビーチーズ 2個:6Pパックや8Pパックの分!
・黒&白胡麻 適量
①ベビーチーズを6等分にカットして胡麻をまぶす。
②クッキングシートにのせて、レンジ600wで2分30秒加熱するだけ!
*ふっくらカリカリ!で、高濃度のカルシウムが摂れる「チーズ×胡麻」です。
【チーズマカロン】
・ベビーチーズ 2個~
・お好みのジャム 適量 :いちご、ブルーベリー、マーマレードetc.
①【チーズシュー】同様、プレーンシューを作って、
シューとシューの間にジャムをはさめばできあがり!
*チョコレートクリームやクリームチーズなどをはさんでも美味しいですよ~♡
毎日の料理をひと工夫したり、いつもの料理をさらに美味しくするために、また、おやつ
やおつまみ、ホッと一息タイムにも【チーズ】の栄養パワーをぜひ取り入れてみてください!
パワーフードのお米!
お米を食べると太る!などと思っている人はいませんか?
お米自体が太る元凶であるという考え方は全くの間違いなんです。
お米は炭水化物や糖質というイメージが強いですが、実はその他の栄養素も豊富です。
炭水化物が一番多い割合ですが、ビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質も含まれています。 同じ炭水化物のパン類よりも脂質が少なく、たんぱく質が豊富なため、たんぱく質源としてよく働くという利用効率が高いのです。 さらに、お米の炭水化物は「多糖類」という種類で、持続力のある炭水化物の食品ということになります。
持続力があるということは長い時間、運動やお勉強などカラダや頭を使うエネルギー源として働いてくれるということで、私達が思っている以上に“お米の栄養”は優れています。
<何といっても日本人はお米!>ということでしょうか。
カラダと脳のエネルギー源のお米ということですが、皆様もご存じのとお り、人間の脳は糖質しかエネルギーとして利用することができません。 いわゆるブドウ糖ですね~♪
糖質を摂らなければエネルギーが供給されず、脳は活発に活動することができなくなります。
おまけに、なんと人間のカラダに必要なエネルギーの50%~70%程度は炭水化物から摂ることが理想とされているそうですし、また、糖質の作用で血糖値があるレベルまで高くならないと脳の満腹中枢が刺激されないこともわかっているそうです。
そして、お米は粒食のため、「しっかり噛める」というメリットがあります。
よく噛めるということは、脳を刺激して脳機能をアップし、自律神経のコントロールを促すことはもちろん、唾液がよく出て消化吸収率が上がるので、胃腸をしっかり鍛えて動かしてくれるのです。
以上のように、お米には人間のカラダと心、そして頭を強くする力がたくさんあるのです!
お米は、カラダと心と脳を活性化させて、持続力と集中力アップにつなげるために、【受験生のパワーフード】と言えそうですね。
そんなお米パワーを見逃すわけにはいきません!
そして、何よりお勉強に頑張る受験生のために、お腹が空いた時に、またちょっとした気分転換も兼ねたい時に、お米のパワーを活用したいものです。
素早く食べられて、作りようによっては栄養満点でエネルギーチャージにもなる【おにぎり】。
自由な発想でいくつかの【おにぎり】レシピをご紹介してみましょう。
【ツナ&人参の炊き込みおにぎり】
・米 2合
・人参 小1本 ~千切り
・ツナ缶 1缶(約70g)
・醤油 大さじ1/2
・和風だし 小さじ1
・塩 小さじ1/6
①洗米して炊飯器に分量のお米の水量と材料をすべて
入れて炊く。*調味料を先に入れてよく混ぜた後、具を上にのせるだけ!
②炊き上がったら、おにぎりにする。
【春せりおにぎり】
・ごはん 茶碗1杯分
・せり 1束 ~茹でてみじん切り
・鰹節 小袋1パック
・醤油 大さじ1
・塩 小さじ1/2~1
・白胡麻 適量
①鰹節・白胡麻はフライパンで乾煎りし、醤油を混ぜ合わす。
②ごはんにせりと①を混ぜ合わせて、おにぎりにする。
【小松菜&しらす卵のおにぎり】
・ごはん 茶碗1杯分
・小松菜 1/2株 ~みじん切り
・しらす 20g
・塩 小さじ1/2~1
・卵 1個
・マヨネーズ 小さじ1
・醤油 小さじ1
・ごま油 小さじ1
①フライパンにごま油を熱し、小松菜&しらすを炒めて塩をしておく。
②①を一旦取り出したフライパンで、卵とマヨネーズ・醤油を混ぜ合わせたもので炒り卵を作る。
③ごはんに①と②を混ぜて、おにぎりにする。
【ひじきご飯のおにぎり】
・米 2合
・和風だし 小さじ1
- ひじき 10g ~戻しておく
- 人参 小1本 ~千切り
- 油 小さじ1/2
- 醤油 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
①フライパンで●を炒めて味付けし、ひじき煮を作る。
②洗米して炊飯器に分量のお米の水量と①をのせて、スイッチON!
③炊き上がったら、おにぎりにする。
2018!☆塾デリカ試食会
2018年! 今年も「塾デリカ試食会」が各教室にて開催中です。
東雲教室を皮切りに、牛田教室、国泰寺教室、五日市教室と順次開催されています。
19時前といったお腹のすいた夕飯時に塾で食べるお弁当=‘塾弁’から端を発した「塾デリカ」。
そんな「塾デリカ」を、新5年生、または新6年生のお弁当が必要となる生徒の皆さんと保護者の方々に試食していただく【塾デリカ試食会】です。
「デリカ」とは、ドイツ語で‘美味しい!’という意味!
「塾デリカ」は、“一汁三菜”を基本としたお食事パターンのお弁当で、安心・安全な国産の食材や無添加に近い天然素材のお出汁と調味料にこだわった、カラダにも頭にも良い献立構成になっています。
“一汁”は、こだわりのある出汁(アゴだしや昆布だし、合わせだし等)で提供させていただく味噌汁やスープで、カラダの芯からホッ!とできる一品です。 また、“三菜”は主菜を含めた三品で、毎回12~15品目の食材料から作られており、体力や脳力のパワーアップを目指したお勉強に頑張るお子様方のための、「塾」ならではのこだわりのあるものに仕上がっています。*お野菜が豊富に使われていることは「塾デリカ」ならではの自慢のひとつですよ。
1日のメニューコースは3種類で、魚or肉がバランス良く組み込まれている「応援デリカ」、季節のフルーツ付きの「贅沢デリカ」、単品でも栄養バランスが摂れるように考えられた「のっけデリカ」となっています。
そして、今年度からは、毎月19日=‘塾の日’にちなんで、私から受験生に向けてのエール(!?)としての応援メインメニューを提供させていただきますよ。 スペシャル版としてのメインということで、脳活に良いものや、カラダ&ココロが元気になるもの、また縁起物や受験に向けてのゲン担ぎのもの等、何が登場するか乞うご期待!ということで、メニューを見ていただくひとつのお楽しみ!としていただきたいと思います。
そこで、今回は特別に、新年度3月メニューに登場しますスペシャルメインメニュー【松風焼き】の簡単レシピをご紹介します。
【松風焼き】は初春の縁起物で、「こりゃ~、春から縁起が良いわい!」という意味を込めた応援メインメニューとなっていますよ~♪
味噌味の和風ミートローフといった感じです。 味噌の発酵パワーをカラダ全体に取り込んでみてください!
【松風焼き】 4~5人分
・鶏ミンチ 200g
・木綿豆腐 100g(水切りします)
・玉ねぎ 1/6個程度
・人参 1/4個程度
・しいたけ 2房程度
・ひじき 2g(戻しておきます)
・パン粉 大さじ3
・味噌 小さじ2
・砂糖 小さじ1~2:お好みで!
*青のり、白胡麻をトッピング 各小さじ1~2程度
①野菜はすべてみじん切りにしておく。
②鶏ミンチ、水切りした豆腐を練り混ぜ、①とひじき、パン粉を入れて更によく混ぜる。
③②に味噌、砂糖を入れて混ぜて、バット等の型に平らになるように入れて、*のトッピングをする。
④オーブンで、200℃ 20~25分位で焼き上げる。(オーブンによって調整してください!)
スーパー食材☆ごまパワー!
小さくて地味だけど、驚きのパワーを秘めるごま!
白ごま、黒ごま、金ごまなど色々と種類がある「ごま」。 実は、3000以上の種類があるのだとか。
「ごま」の主成分は、およそ50%が脂質、たんぱく質がおよそ20%で、それも必須アミノ酸をバランス良く含むたんぱく質なのです。 他にもビタミンBやE、食物繊維、カルシウム、鉄分などが含まれているので、お勉強に頑張る受験生のみならず、大人の皆様にも大切な健康効果をもたらす<スーパー食材>なのです。
優れた抗酸化作用があるため、動脈硬化や高血圧予防、肝機能増強やがん細胞の成長抑制等に限らず、血流を良くすることで、脳内活性化や記憶力アップの効果などの認知機能を良くする効果があることもわかっています。
「ごま」の健康効果を感じる摂取量の目安は、1日に大さじ1~2杯(10~20g程度)!
ただし、「ごま」は表面に堅い殻が覆っているためそのままだと栄養を吸収しづらく、また堅い殻は胃酸でも溶けづらいため、擦り下ろしてから食べた方がより栄養素を吸収できるのです。
殻を砕いて、「ごま」の栄養をしっかりとるには「擦る」のがオススメです!
すり鉢、すりこ木がない場合は、ポリ袋に「ごま」を入れ、袋の上から麺棒でゴリゴリするのでOK!
‘すりごま’から20~30分くらい擦り続けると、「ごま」がペースト状になり‘練りごま’になっていきますよ。
「ごま」をよく噛んでいけば、表面の堅い殻が砕け、しかも唾液がよく出てご飯の消化もすすみ、様々な栄養が吸収されやすくなります。 おまけに、しっかり食べ物を噛んでいると満腹中枢を刺激するので、満腹感を感じやすくなり食べ過ぎ防止にもなりますね。
そんな「ごま」を夕飯のみならず、お弁当のおかずやごはんのデコレートにも活用して、見た目UPの栄養価UP~で、秘めた「ごま」パワーを取り入れてみてください。
「ごま」の味が同じで飽きてしまうという方に、【カレー味ごま】【梅味ごま】【醤油ごま】はいかがでしょうか。
・白ごま 大さじ4
・みりん・カレー粉 各小さじ1
①フライパンで白ごまを軽く煎る。
②①にみりんとカレー粉を加え、水気が無くなるまで煎って完成・
【梅味ごま】
・白ごま 大さじ4
・練り梅 15g(約大さじ1)・梅干しやしば漬けの梅酢 適量~お好みで!
作り方は上と同様です。
【醤油ごま】
・白ごま 大さじ4
・醤油 小さじ1
作り方は上と同様です。
お子様方が野菜を食べないと、食物繊維が不足し腸内環境が悪化しがちになり、その結果便秘になってしまうため、体内に様々な栄養を吸収しづらくなってしまいます。 野菜に含まれるビタミン不足も健康には問題ですから、「ごま」を取り入れたドレッシングのレシピです。
・白練りごま 小さじ3
・砂糖 小さじ1.5
・マヨネーズ 小さじ2
・ポン酢 小さじ1.5
・胡麻油 大さじ3
①ポン酢に砂糖、マヨネーズ、白練りごまを加え、
よく かき混ぜる。
②①に胡麻油を少しづつ、かき混ぜながら入れていく。
*胡麻油を合わせる時に、かき混ぜながら少しづつ入れていかないときれいに混ざり合わないので要注意!です。
朝ごはんやおやつ、夜食にどうぞ!
【セサミトースト】
・食パン 2枚
・すりごま 小さじ1
・バター 15g
・砂糖 小さじ2
①バターを常温に戻し、すりごまと砂糖を混ぜ合わせてパンに塗って焼くだけ!
【ヘルシー担々麺】
・春雨 適量
・お湯 100cc
・豆乳 50cc
・白練りごま 小さじ2
・鶏がらスープの素 小さじ1
・胡麻油・ラー油 少々 ・青ネギ 少々(小口切り)
①スープカップに鶏がらスープの素、練りごま、胡麻油、春雨を入れ、熱湯を入れて3分待つ。
②3分後、温めた豆乳を入れてかき混ぜ、お好みで、ネギとラー油を入れてできあがり!
*豆乳で胃腸への負担も少なく、カラダが温まる~♪
夜食にもピッタリの一品です。
カラダを温める【冬野菜】
「寒い~っっ!」、そんな毎日が続いています。
まだまだ気の抜けない本番真っ只中の受験生の皆さん!
“寒い、寒い”を我慢してしまうと免疫が下がってしまい、体調を崩してしまっては大変ですよ。
そこで、意識したいのが<何を食べるか>!です。冬はカラダの活動力が落ち、冷えからくる様々なカラダや心の不調を招きやすくなると考えられているため、それを補うために冬の食事で、積極的に取り入れたいのが“カラダを温める”【冬野菜】なのです。
寒い季節ならではの栄養満点で、“カラダを温める”作用のある【冬野菜】の出番です。
【冬野菜】の中でも、
「温」の野菜=かぼちゃ、白菜、かぶ、ニラ、玉ねぎ、etc.
「熱」の野菜=ニンニク、生姜、唐辛子、etc.
特に、上手に使いたいのが、温める作用の強いニンニクや生姜などの「熱」の食材。
調理に少し加えるだけで、美味しいだけでなく、カラダが温まる効果も高まりますよ。
今年の【冬野菜】は高級品(?!)と思うくらいに値段が高騰していますが、少しの【冬野菜】でも副菜で取り入れられるように、【冬野菜】の代表格である“白菜&かぶ”を使った簡単レシピのご紹介です。
“白菜&かぶ”には、ビタミンやミネラル、食物繊維などがバランス良く含まれていて、特に“かぶ”は淡色野菜と緑黄色野菜(葉っぱの部分です)の両方を併せ持つ栄養素のカロテンやカルシウム等が幅広く含まれているため、受験生にはとっても大切な呼吸器系の健康を守る働きや風邪予防、食欲不振や疲労回復にも効果的なのだとか。
これから、まだまだ厳しい寒さになることが予想されます。
受験当日には衣類などでしっかり防寒対策をすることはもちろん、常日頃からの“カラダを温める”食事で手抜かりなく、乗り切ってやり切っていきましょう!!
【かぶの味噌炒め】 3~4人分
・小かぶ 8個
・しめじ 1/2株(あれば!でOK、砕いておきます。)
・生姜 1片(千切り)
・油 大さじ1
- 味噌 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1/2
- みりん 大さじ1/2
- 和風だし 大さじ1/2
・鰹節 1パック(小分け用)
①かぶは洗い皮をむき、串切りで6~8等分にする。葉っぱの部分は食べやすい大きさに
切っておく。
②フライパンに油をひき、千切り生姜を炒めて香りが出てきたら、①を入れて炒める。
*少し焦げ目が付く程度が美味しいですよ!
③●を混ぜ合わせておいて、②に入れて柔らかくなるまで炒め、最後に鰹節を入れてサッと混ぜ合わせたらできあがり!
☆大きなかぶの場合は、少し出汁で煮てから調味し、炒め煮にすると軟らかくなります!
【白菜の昆布和え】 2~3人分
・白菜 1/8株位(250g~)
・塩昆布 20g ~‘塩っぺ’です!
・白ゴマ 適量で
・唐辛子 適量で ~輪切りにしておく。
①白菜を食べやすい大きさにカットして、唐辛子と共に軟らかくなるまで茹でます。
②①の水分をしっかり切って、塩昆布(食べやすい長さにカット)とゴマを和えてできあがり!
☆茹でて和えるだけの簡単レシピです~♪
【七草粥】で元気いっぱい!
明けましておめでとうございます!
2018年が始まりましたが、受験生のお子様方はこれからが本番です。
1月7日は【七草粥】ですね。
昔ながらの行事食である【七草粥】で、新年の始まりと本番直前の心身を元気に保っていきましょう。
【セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ】~“春の七草”の名前です。
昔から、七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われていました。
そこで、昔の人は年頭にあたっての豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」という無病息災を祈って、年明けの1月7日に【七草粥】を食べていたということです。
「これを食べると一年間、元気に過ごせる」という言い伝えがある“おまじないのごはん”が【七草粥】なのです!
七草はいわば日本のハーブ! そのハーブを胃腸の負担が少ないお粥で食べることが、正月疲れの出始めた胃腸の回復にはちょうどよく、また、いずれもみずみずしい緑の草ですから、ビタミンやミネラルがたっぷり含まれているため、風邪予防や免疫力アップ、健胃効果や食欲増進効果にも最適で、元気なカラダを保つためには持って来い!という訳です。
カラダが元気であれば、お勉強にも頑張れますし、ココロも落ち着いて来ることでしょう!
そこで、『春の七草』に込められた意味について紹介します。
*セリ(芹):競り勝つ
*ナズナ(薺):撫でて汚れを払う
*ゴギョウ(御形):仏体
*ハコベラ(繁縷):繁栄がはびこる
*ホトケノザ(仏の座):仏の安座
*スズナ(菘):神を呼ぶ鈴
*スズシロ(蘿蔔):汚れのない純白
これから本番を迎える受験生のお子様に食べさせたい“ゲン担ぎ”食材にもバッチリ!のような気がします。
緑の野菜が不足しがちな寒い時期だからこその滋養豊かな七草を、ぜひ【七草粥】で召し上がってみてください♪
【七草粥】
・七草粥のパック 1~2p
(我が家はしっかり食べさせたいので2pです。)
・お米 お好みで
・出汁・塩 適量
①お米を研ぎ、しっかりと水分を切っておく。
②七草は軽くサッとお湯で茹でて、細かく刻む。
③炊飯器にお米と七草、塩をひとつまみ入れて、お粥の目盛まで水をいれたらスイッチON!
~あっさりとした美味しいお粥ができますよ。
★アレンジで和風だしや中華だしを入れても美味しいです♪
【簡単☆七草粥】
・七草粥のパック 1~2p
・ごはん お好みで:サッと水洗いをしてヌメリを取っておく!
・出汁・塩 適量 ~お好みで醤油を少し入れてもOK!青臭さが緩和されます。
①お鍋に、出汁を入れて、七草の中の少し硬いところから炊き始める。
②軟らかくなったら、ごはんと残りの七草、塩等で調味して炊き込んだらできあがり!
ご家庭のお好みの【七草粥】をぜひお楽しみくださいね~♡
受験応援★【合格ひじき】
受験にむけて、「お子様が食べやすくてカラダにやさしく、頑張る毎日を応援できる食べ物!」として思いついた【合格ひじき】!
薄味に煮たひじきに、五色の色目の食材をお好みで混ぜ合わせた、各自各々で作る‘ウエットタイプのひじきのふりかけ’です。
白石学習院の専属食育インストラクターである私の原点でもある【合格ひじき】。
考案の基となっているのが、今でこそ広島のデパ地下や通販でも購入できるようになった
ご存じですか~(!?)
九州の合格祈願の神様として有名な「太宰府天満宮」に位置する『えとや』さんのふりかけで、大宰府の名産品であるカリカリ梅の実を使ったあっさりとしたひじきのふりかけです。(熱々のごはんにのせていただくととっても美味しいです~♪)
我が家の子供たちの受験期に「太宰府天満宮」のお守りと一緒に<梅の実ひじき>をいただいたことがきっかけで、受験シーズンには欠かせない縁起物となっていました。
それを身近に取り入れて、いつも応援すると同時に簡単に食べてもらえるようにと考えた【合格ひじき】なのです。
薄味に煮たひじきに五色になるような食材を取り入れる! ~五色の食材とは「赤・白・黄・緑・黒」色の見た目の判断でOKのすべての食材が対象で考えます。
五色になるように食材をなんでも取り入れて作ると、不思議とカラダに必要な栄養がほぼバランス良く揃う!という、塾デリカや塾弁作り、また日々の食事作りにも率先して取り入れて提案をしているひとつの方法です。
五色の食材の栄養素はもちろんですが、五色の色のパワーもじつは侮れません。
*赤色の効用として、活力を与えてバイタリティーを高めます。 血となり肉となる食材が豊富です。
*白色の効用として、心を落ち着かせます。 “カラダの素となる”エネルギーを作り出す食材が豊富です。~ごはんのイメージですね!
*黄色の効用として、脳を刺激して希望につなげるパワーになります。 頭&カラダを働かせる原動力となります。
*緑色の効用として、ストレスを和らげてココロの安定効果があります。 カラダの調子を整える、野菜や果物に多いイメージです。
*黒色の効用として、安心感や強さ、自信を与えます。 カラダ&頭の健康維持に必要な食材が豊富です。
専門的に立証されていることらしいのですが、専門的に考えながら食事を作る毎日も疲れ
てしまいますので、ザックリと大まかに捉えて【合格ひじき】を作りましょう。
・芽ひじき 1袋(約30g)~戻した状態で100g位
・だし汁 120cc ~ひじきがヒタヒタに浸かる位
(水120cc+和風だしの素 小さじ1)
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ3
・昆布茶 小さじ2~3(*隠し味になります!)
赤:カリカリ梅(細かくカットしたもの)・桜海老など
白:白ゴマ・タラの身・ちりめん・かつお節・
大豆の水煮など
黄:柚子の皮(細く千切りしたもの)・炒り卵など
緑:あおさ海苔・いんげん・枝豆・パセリなど
黒:黒ゴマ・刻みのりなど
①ひじきは、軽く混ぜ洗いをして、たっぷりの水で戻します。(約10分~)・約8~9倍に増量します。
②①の水切りをして鍋に入れ、だし汁と調味料をすべて混ぜ合わせて煮ていきます。
汁気が無くなるまで、時々混ぜながら煮たら【合格ひじき】の素=“ひじき”のできあがり!
☆少し乾煎りするようにしっかりと水分をとばすことがポイントですよ♪
☆お好みのトッピングを適量混ぜ入れて、【お手製☆合格ひじき】のできあがりです。
卵やお肉と混ぜ合わせて焼いたり、野菜と炒めたり合わせたり、ごはんと混ぜたり炒めたりして【合格ひじき】を使ったアレンジバージョンで、塾前の腹ごしらえや
“塾弁”等に活用してみてください!
我が家の【合格ひじき】を手作りして、ぜひお母様の
エールを送ってあげてくださいね~♡
簡単ケアで【風邪撃退】~!?
あっという間に、今年も師走12月!
急に寒くなってきたためか1日に、今年もインフルエンザが全国的な流行期に入ったとの発表がありましたね!
お疲れモードによるお子様方の免疫力低下も相まって、気を付けたい風邪orインフルエンザのシーズンです。 我が家も先日、冬の恒例行事のひとつ(!?)になっているインフルエンザの予防接種を済ませました。
それでも、『もしかして風邪?』って不安にな る前に、無理せず早く休むことはもちろんですが、食べることでもちょこっ!と気をつけたいところです。
<インフルエンザ対策のおさらい>
*帰宅後の手洗い・うがいの徹底
*室内湿度を50~60%に保つ
*人混みではマスクの装着
また、風邪のウィルスとカラダが戦うために、体内から温めておくことは免疫力の低下を防ぐ上でもとても重要です。 『風邪かな?』と思ったら、喉と腸を温めて免疫を不用意に落とさないこともポイントですよ!
*ネックウォーマーやマフラーで喉を寒さから守る
*腹巻や機能性下着(ヒートテックetc.)を活用する
*加湿器で湿度を保ちウィルスを抑制する
カラダの中で、特に冷えやすいのが実はお腹! お腹には大切な臓器があるので、お腹を温めることは腸などの機能を向上させ、免疫力を上げることにもなるのです。
そして、ホットドリンクや温かいスープ等で血流を良くしてカラダを温めることも必須!
カラダを温めてくれる食材のネギやニンニク、生姜などを上手に取り入れて、カラダの中からのケアもぜひプラスしてみましょう。
そこで、塾前の腹ごしらえや夜食にもなる【風邪撃退】レシピのご紹介です。
【おろし大根&生姜☆あったかうどん】 2人分
・うどん 2玉
・だし汁 600cc(熱湯600ccに鰹節12gで煮出して濾します)
・醤油 大さじ3
・みりん 大さじ2
*うどんだしはご家庭のお味でどうぞ!
・鶏ミンチ 100g
・えのきやしめじ(きのこ類) 適量~石づきを取って5㎝幅位にカット
・小松菜・ほうれん草・チンゲン菜 各Ⅰ/4束~食べやすい長さにカット
・ニラ 適量~食べやすい長さにカット
・長ネギ 1本~斜め細切り
・ごま油 大さじ2
・大根 5~6㎝幅(すりおろし)
・生姜 1片分~適量(すりおろし)~半量は炒めに使い、残りはトッピング!
①だし汁を準備する。
②鍋にごま油とおろし生姜を入れ、ミンチと長ネギ、ニラを入れて軽く炒める。そこに①を入れてひと煮立ちさせる。
③きのこ類と小松菜などの青菜を入れてひと煮立ちさせ、味を見ながら調味をする。
④うどんを入れてひと煮立ちさせたら、おろし大根と生姜をたっぷりと加えてできあがり!
★寒い日は、仕上げに水溶き片栗粉を混ぜ入れてトロミをつけるとさらにホット!になりますよ。
【ほうとう】 2人分
・うどん 2玉
・豚こま肉 50g
・南瓜 1/6個
・人参・玉ねぎ 各1/4個
・しいたけ・しめじ等 30g
・油揚げ 1/2枚
・サラダ油 大さじ1
・だし汁 1000cc(熱湯1000ccに鰹節15gで煮出して濾します)
・味噌 大さじ1
・みりん 大さじ1
・長ネギ 1/2本(みじん切り)
・生姜 1片(すりおろし)~炒めてもOK、トッピングでもOKです。
①だし汁を準備する。
②豚肉・南瓜等具材はすべて食べやすい大きさにカットしておく。
③鍋に油を入れて、長ネギ&生姜と豚肉を炒め、香りが出てきてお肉の色が変わったら残りの具材も入れてサッと炒める。
④①のだし汁を入れて、具材が軟らかくなったらうどんを入れ、味噌とみりんで調味して煮込んだらできあがり!
*【ほうとう】は南瓜の入った、味噌ベースの煮込みうどんです。
山梨の郷土料理で寒~い季節には持って来い!ですよ。
頭が良くなる食べ物とは~(!?)
冬の季節が近付いて来ると、「“ラストスパート”の時期がやって来た!」ことを毎年感じます。切羽詰ってくると、母親としては、どうやって健康を保ち、どうすると少しでも子供の希望を叶えてやれることができるのだろうと思います。
そうなると、どうすれば記憶力が増し、どうなると頭が良くなるのか~!?
毎日お勉強に頑張っているお子様に、365日の食事で応援したいと考えられるお母様も多いのではないかと思います。
延いては、頭が良くなる食材とは(!?)、頭が良くなる献立とは(!?)、合格できるごはん=カラダが元気になるごはんは(!?)~等が気になるところです。
頭が良いとは、脳内でネットワークがいかにたくさんつながっているかということ!
そのためにはDHAやEPAの栄養素が適しているということが良く言われていることです。
DHAやEPAというと、サバやサンマ、鮭やマグロなどの青魚を思い浮かべますが、それだけではなく、お手軽価格で安定して購入でき、調理方法もたくさんあって使い易いもので、普通に食べられるものはないかな~?と考えました。
調べてみると、“ツナ・かぼちゃ、ブロッコリー”等が挙がってきましたよ。
【ツナ】は、以前のコラムでもご紹介をさせていただいています!
【かぼちゃ・ブロッコリー】は、今が旬で、栄養価は絶大のオススメの食材です。
ビタミンAや食物繊維が豊富で、腸を活性化させ、免疫力や疲労回復効果もアップするので、カラダも脳内回路も冴え渡る食材ということです。
一番簡単な調理方法が<かぼちゃの煮物>に<茹でブロッコリーサラダ>!
素材の栄養と旨味を存分に味わえる食べ方で、夕食前の空腹時に食べさせたい『ミニおやつ』としてもバッチリ!なんだとか。
『ミニおやつ』は、ノンオイルでたんぱく質以外のもの、そして満腹中枢を刺激するものが良いそうで、夕食前の我慢は、脳内は回転しなくなるだけでなく、夕食の一気食べにつながり、カラダや頭に栄養を還元される間もなくそのまま眠るだけの夜を迎えてしまうので、子供のカラダにとってはNG!となるようです。そして、朝になり、しっかり消化ができていないままで朝食もなかなか食べられずにそのままの状態で学校に行くと、これがまた脳内回路が上手く活性化できないために活動をしてくれないということで、回りまわって“頭に良くない行動!”となってしまうとのことです。
お子様が日頃食べてくれない煮物系でも、『ミニおやつ』時にお菓子ではなく【かぼちゃ・ブロッコリー】等を出しておくと、空腹に耐えかねてついつい食べてしまうもの~♪=これは『秋のトライアングル勉強会』で講演をしてくださった板谷先生のお言葉です。
そこで、これからの寒い時期にピッタリの【かぼちゃシチュー】と、簡単にレンジで作れる【かぼちゃの煮物】、そしてこれまた旬の里芋も使った【里芋とブロッコリーのサラダ】のご紹介をしてみます。
頭が良くなる状態を作る食べ物というところで、お試しください!
【レンジで★かぼちゃの煮物】
・かぼちゃ 1/4個(300g)
~かぼちゃを一口大にカット
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 大さじ2
- みりん・酒 各大さじ1
- 水 1/2カップ
①深めで大き目の耐熱容器に●の調味料をすべて合わせてよく混ぜて、かぼちゃを重ならないように並べ入れ、かぼちゃに密着ラップをする。~☆蒸し器の代用です !
②レンジ600w10分間で加熱して、固さがOKであればできあがり!
*7~8分位から、レンジ200wに落として、ゆっくりと加熱すると甘味が出てホクホク美味しくなりますよ。
*加熱終了後、しばらくそのままにしておくのもお味が染み込む方法です!
【かぼちゃシチュー】 4人分
・かぼちゃ 1/4個
・玉ねぎ 小1個
・人参 小1本
・ブロッコリー 1/2個
・ウィンナー 1パック
・牛乳 1カップ
・バター 8g
・シチュールウ 1/2パック
①野菜等を食べやすい大きさにカットし、バターで炒める。
②①を煮込んで、軟らかくなったところでルウを入れて混ぜ溶かし、牛乳で味と濃度を調整したらできあがり!
*かぼちゃは煮崩れてくるので、少し大き目にカットしてOK!
【里芋&ブロッコリーのサラダ】 4人分
・里芋 100g(約1袋)
・ブロッコリー 1株
・ホールコーン 50g
・すりごま 大さじ1
・醤油・砂糖 各大さじ1/2
・マヨネーズ 80g
①里芋・ブロッコリーは食べやすい大きさにカットし、茹でておく。
②すりごま、醤油、砂糖を混ぜ合わせ、①を入れて和え、最後にマヨネーズを混ぜ合わせたらできあがり!
風邪予防にさつま芋(!?)
朝夕は一気に冬の寒さかと思うくらいに冷え込んだり、昼間は暖かかったり~と温度調整がとても難しいここ最近です。体温調節の難しさからか、マスクをした風邪引きさんもチラホラ見かけるようになってきました。
噂によると、すでにインフルエンザが出始めているらしいですよ!
早くも風邪のシーズンの到来でしょうか。
秋から冬にかけて、ちょうど今が旬の「さつま芋」!
「さつま芋」は冬に向けて、体調を整えていくにはうってつけの食材ということをご存じですか。
「さつま芋」は、ビタミンCが豊富で加熱しても壊れにくく、ビタミンB1・B2、カリウムも豊富!おまけに、皆様もご存じのとおり食物繊維が多いので整腸作用があり、腸内環境を整えてくれる食材です。腸内環境を整えるということは、免疫力を強化することにもつながるので、免疫力がアップされることで風邪などのウイルスにも強い体になるということなのです。
風邪を引きやすいこれからの時期は腸内環境を整えておくことが、最大の風邪予防対策のポイントとなりそうですね!
そんな「さつま芋」のおすすめレシピをいくつかご紹介!
これからの時期、これは積極的に食べなくては~♪の「さつま芋」☆しっかり召し上がれ!!
【お芋ごはん】 2人分
・米 2合
・さつま芋 中1本
・塩 小さじ1
・黒入りゴマ 小さじ1
①さつま芋はきれいに洗って、皮付きのまま一口大にカットして水にさらしておく。その後しっかり水切りをしておく。
②炊飯器に洗ったお米と水量(2合用)を仕かけ、塩を入れて軽く混ぜておく。
③①を仕かけたお米の上にのせたら、スイッチON!
④炊き上がったら、黒ゴマを混ぜてできあがり。★簡単~♪
【さつま芋&大豆の揚げ和え】 4人分
・さつま芋 中1本
・大豆水煮 50g
・片栗粉 大さじ3
・サラダ油 大さじ5
- 和風だし 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- みりん 小さじ1/2
- 米酢 大さじ1/2
①さつま芋はきれいに洗って、皮付きのまま一口大にカットして水にさらしておく。その後しっかり水切りをしておく。
②ビニール袋の中に片栗粉、①のさつま芋と大豆の水煮を入れて、シャカシャカ振ってまんべんなく絡める。
③フライパンに油を入れて熱し、②を入れて全部に火が通るまで、炒め揚げにする。
*②に油を絡めて、オーブン180℃ 5~7分で焼いてもOK!ですよ♪
④鍋に●をすべて入れて、火にかけて沸騰させたところに③を入れて、絡めたらできあがりです。
【手作り☆芋ケンピ】
・さつま芋 大1本
・サラダ油 適量
- 砂糖 大さじ6
~粉糖があれば代替えOK!白っぽく仕上がります♪
- 水 大さじ2
- 生姜搾り汁 小さじ1~
①さつま芋はきれいに洗って、皮ごと5㎜~1㎝幅のスティック状にカットし、水にさらし、その後しっかりと水気を切っておく。
②サラダ油を熱し、170℃位(低温~中温)で①をカリッときつね色になるまで揚げる。
*5~6分位でさつま芋が上に浮いて来て、油の泡が小さく静かになってきたらOK!の目安ですよ。
③鍋に●を入れて火にかけ、沸騰したらすぐに油を切った②を入れて、絡めたらできあがり!~薄っすらと色付いてきますよ。
*沸騰したら、すぐに芋を入れるのがポイント!=トロミが付いてからだと絡みにくいです。
夕飯や腹ごしらえ、塾弁にもバッチリ! ついつい食べたくなる「さつま芋」ですよ~♪
【ツナ缶】=スーパー食材!
普段のストック食材として、または、イザっ!と言う時の非常食や簡単時短料理の便利食材として、あらゆる場面で何かと万能さを発揮してくれる【ツナ缶】!
【ツナ缶】はカラダの健康と脳の健康のための働き(=脳活)に、実は意外とオススメなのです。
ぜひとも、お勉強に頑張る受験生には積極的に取ってもらいたい“頭の良くなる食材”のひとつです。
“ツナ”とは、まぐろのことで、ご存じのとおりまぐろにはEPAとDHAという成分がたくさん含まれています。~<塾デリカ>でも頭の良くなる食材としてよく登場する青魚に多く含まれるEPAとDHAです!
EPAには体内の過剰な免疫反応や炎症などを抑制する効果がある成分で、DHAには‘脳に良い’というイメージのとおり、記憶や感情、行動といった精神活動に深く関わっている成分と考えられています。まぐろは生で食べるなら、旬の時期の脂ののったものがよく、やっぱりトロがオススメなのだとか。でも、毎回トロを食べるというのは理想でしょうがなかなかお高くついて、そうはいかないもののように思います…。
そんな時に案外オススメなのが【ツナ缶】というわけなのです。
缶詰になってもEPAとDHAは失われず塩分もとても低いので、手軽に摂取できる加工食品として【ツナ缶】は最高なのだそうですよ。
ちなみにシーチキンはかつおの缶詰で、こちらも同様にEPAやDHAが簡単に取り込めます。
【ツナ缶】は子供から大人まで万人受けする食材ですし、とても便利で使い易い万能選手!
使い方を工夫すれば、サラダはもちろん、煮物や和え物、炒め物等なんにでも使えてアレンジの幅が無限大~(?!)。おまけに、栄養が取り込めるとなれば使わない手はないですね~♪
そんな‘スーパー食材’の【ツナ缶】レシピをいくつか紹介してみましょう!
チャッチャ!と作れて、なおかつ栄養価の高い【ツナ缶】を夕飯やお弁当の一品に登場させてみてください。
【ツナ&わかめの酢の物】 2人分
・わかめ(乾燥でOK!) 5g:一握りくらい~水戻しする。
・ツナ缶 15g:正味量1/2缶くらい
・ホールコーン 15g
・いんげん 10g ~一口大にカットする。
- 米酢 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 醤油 小さじ1/4
①水戻ししたわかめといんげん、ホールコーンを茹でる。
②●の調味料を鍋に合わせて煮切っておく。
③①を水切りし、オイルを切ったツナと合わせ、②を混ぜ合わせたらできあがり!
【ツナ&ゴーヤサラダ】 2~3人分
・ゴーヤ 1/2本
・玉ねぎ 1/2個 ~薄切りにして水にさらす。
・にんじん 1/4本(千切り)
・ツナ缶(小) 1缶 ~オイルをきっておく。
・塩こしょう 少々
・マヨネーズ 大さじ2
・醤油 適量(調整分)
①ゴーヤは種とワタを取り出し、薄切りにして塩もみをし、サッと熱湯で湯がく。
*ゴーヤの苦味取りの方法です!
②この時、にんじんも一緒にサッと茹でてザルに取り、しっかり水気を切っておく。
③水切りした玉ねぎ・にんじん、ゴーヤをボウルに入れて塩こしょうし、マヨネーズで和える。味見をして醤油で調整してできあがり!
★余った時のアレンジとして、サッと油で炒めてから卵で炒め絡めると、【簡単ゴーヤチャンプル】です。
【もやしのツナあん】 4人分
・もやし 1袋
・えのき茸 1/2袋
・エリンギ茸 1株
・にんじん 1/3本(千切り)
・片栗粉 大さじ2
- 麺つゆ 大さじ3(3倍希釈)
- 水 300cc
- 鶏ガラスープ 小さじ1
- ツナ缶(小) 1缶(70g位) ~オイルを切っておく。
・醤油 小さじ1(調整分)
・コショウ 少々
・ゴマ油orラー油 お好みで!
①ビニール袋に片栗粉とともに、もやし、きのこ類、にんじんを入れてシャカシャカ振って、まんべんなく片栗粉をまぶしておく。
②フライパンに●を入れて火にかけ、沸騰したら①を入れて、粉っぽさが無くなるまでよく混ぜて火を通す。(*蓋をして蒸し煮のようにすると早いですよ!)
③味をみて、調整しながら醤油・こしょうを加え、最後にごま油・ラー油を適量回しかけて、すぐに火を止めてできあがり!
★トッピングで青ネギを散らしてもOK!ですよ。
恒例!秋のトライアングル勉強会
今年も10月8日(日曜日)に、小学4年生のお子様と保護者の方々を対象にスペシャルイベント『秋のトライアングル勉強会2017』が開催されました。
この勉強会も8回目を迎える恒例セミナーとなっています。
この勉強会のコンセプトは‘中学受験に向けて、塾と家庭とお子様の取り組むべきイメージが三角形のトライアングルに似ているというところから、お子様を頂点に、底辺左右をご家庭と塾が支える「三位一体」となり、【合格】というトライアングルの綺麗な音色を響かせるために頑張りましょう!’というものです。
そのため、お勉強やセミナーだけでなく、今回もお昼時には、先生方も含めての皆さんでカラダと頭を元気にするお弁当をいただきました。
今年のトライアングルお弁当は、塾デリカを提供してくださるハーストーリィプラスさんの食育お弁当でした!
『まごわやさしい』の栄養バランスの良い食事をとる方法である食育の基本的な考え方にのっとったメニュー構成になっていましたよ。
メニュー紹介!!
ま:豆、ご:ゴマ、わ:わかめ海藻類、や:野菜、さ:魚、し:椎茸きのこ類、い:芋類
*サツマイモごはん黒ごまかけ ~芋・ゴマ
*サーモンの甘味噌マヨ焼き ~魚
*五目煮 ~豆・きのこ・ひじき・野菜
*わかめと胡瓜の酢の物 ~わかめ・野菜
*照り焼きチキン&生野菜 ~野菜(肉)
『まごわやさしい』の栄養バランスは、日本人が400~500年前から食べてきたものなのだそうです!そのためしっかり咀嚼のできる食材なので、脳の働きにも良いと考えられるのです。
一度にすべてを食事内容に取り入れることはありません。
毎日、一品づつでも継続して取り入れることが『まごわやさしい』の考え方になるのです。
午後からの保護者の方々の勉強会では、「我が子の頭が良くなる食事」というテーマで、食育指導員、専門調理師である板谷先生が栄養面のサポートのお話をしてくださいました。
どうせ毎日食べる食事ならば、頭が良くなるように補助する食事がよい!ということ。
カラダが健康になること=頭が健康であり、頭が健康であることが惹いては“頭がいい!”といことであるという内容から、受験勉強中だからこそ、脳を働かせるために必要な栄養素や頭が良くなるであろう食材を「普段の食事」に用いるススメのお話等をわかりやすく楽しくレクチャーしていただきました。
そんな中で、保護者の方からの質問で、興味を持った内容がありました。
“学校から帰ってきて塾に行くまでの間に子供に食べさせたいものを教えてほしい”という内容のものでした。
板谷先生の回答は、満腹中枢を満たせばよいのでしっかりと食べさせる必要はなく、脳の栄養源になるブドウ糖が摂取できる‘おにぎり’が良いということ。それも小さめの俵型むすびで3個まで!夕食前なので「プチごはん」がいいようです。
甘いものを食べたがるお子様には、フルーツや和菓子がいいそうですよ。とりわけフルーツの中でもバナナとパイナップルは8割方が炭水化物に変換されるそうです。炭水化物は脳の唯一のエネルギー源で、認知力には持って来い!そのため塾前の腹ごしらえには良いということです。甘いものはダメ!と言い切ってしまうと食べられないストレスへと変わっていきますし、でも、甘いものはカロリーが高いものが多いので、大いに食べさせるという訳にはいきません。そんな中でも和菓子系はカロリーが抑えめで、肥満防止対策にもなるということで良いそうです。ちなみに、もみじ饅頭であれば1個!ということでした。
結構、我が家では甘やかせた塾前の腹ごしらえだったな~、と反省した内容でした。
そこで、簡単にできる和菓子系の腹ごしらえおやつのレシピを紹介してみます。
【みたらし団子】です。それも脳の栄養源‘ブドウ糖’が摂取できるごはんで作ります。塾前の腹ごしらえにもバッチリ~♪
【みたらし団子】 2人分
・ごはん ご飯茶碗2杯分
●砂糖 大さじ1
●しょうゆ 大さじ1/2
●みりん 小さじ1/2
●水 大さじ1
●片栗粉 小さじ1
①ごはんはすり鉢やボウルに入れて、すりこ木やマッシャーで半分米粒が残る程度に潰していく。(半つきする!)
②●の調味料を鍋に合わせて、煮たたせる。~トロミがつくまで!
③①を食べやすい大きさに丸めて、オーブントースターで3~5分位焼いて、お皿に取り②のみたらしあんをかけたらできあがり!
★もちろんお団子をあんと絡めてもOK!
★白玉粉や上新粉でもできますよ。もちろん串に刺してもGood~♪
秋バテ~(!?)
最近、咳をしたり鼻をズルズルとすすったり、なんだかお腹の調子が悪かったり、体調が優れなかったり等のお子様が目立つような気がします。おまけに、長引いている感じが???
皆さんは大丈夫でしょうか!?
もしかしたら、これって「秋バテ」では…(!?)という記事を目にいたしました。
「秋バテ」って(!?)
ということで、「秋バテ」について調べてみましたよ。
近年、うだるような猛暑の夏が続きますが、夏に身体の不調を感じている人はかなりの人数に上るのだとか。
不調の種類としては、“だるさ・倦怠感”が半数以上で、“疲れがとれない・疲労感”“冷え”“冷えからくる風邪に似た症状”“胃腸の不調”“頭痛”“睡眠不調”など様々です。
原因としては、“暑さ”に続いて、“屋内と屋外の気温差”“冷房による冷え”“冷たい飲食物の取り過ぎ”が多数で、これらからもわかるように猛暑の影響やその回避からの弊害としての【冷え】が一番の問題のようです。
夏の間に冷房や冷たいものの取り過ぎでカラダを冷やすことによって、自律神経のバランスが乱れ、秋になって不調が出てくる=不調が続くのが、いわゆる「秋バテ」ということらしいのです。
そして、近年はこの「秋バテ」を訴える人が、夏バテ同様に増加しているということなのです。
「秋バテ」のタイプには、夏の生活習慣により2つに分類され、
①冷たいものを取り過ぎた【内臓冷え】タイプ、
②冷房の室内ですごし過ぎた【冷房冷え】タイプがあるようです。
こんな「秋バテ」の対策として、<じんわり~の温め&リラックス>が一番良いとのこと!
少しぬるめのお湯のお風呂にゆっくりと入るのも良し、カラダを温める食べ物で内臓の冷えを緩和するのも良し、血の巡りを良くしてカラダの疲れやだるさ、コリの蓄積などを防ぐことがオススメのようです。
冷え防止効果のある秋に収穫される旬の食材としては、いも類、豆、栗などが挙げられますので、いも類の‘里芋’を使ったシチューで、<じんわり~の温め&リラックス>を体感してみませんか。
面倒臭いホワイトソース作りもなくて、炒めて煮込むだけのとても簡単なシチューです♪
シチューのとろみの素は、‘里芋’のぬめり!
‘里芋’のぬめりは、にはなんと!受験生にとってとても嬉しい脳細胞を活性化させ、免疫性も高めてくれる働きがあるのです。
思いの外、子供たちに食べさせたいカラダに嬉しい栄養効果があるのです!
【里芋のシチュー】 2~3人分
・鶏モモ肉 1枚(300g)
~一口大にカット して塩こしょうをしておく。
・ベーコン・ウィンナー 各100g
~食べやすい大きさにカットしておく。
・里芋 500g(1袋=6~7個)
・玉ねぎ 中1個 ~くし型切り
・人参 中1本 ~乱切り
・きのこ類 適量
・水 1カップ
・コンソメ 2個
・牛乳 2カップ
・塩こしょう 適量
・バター 20g
①里芋は皮をむき、食べやすい大きさにカットする。
*里芋のぬめりをトロミとして利用しますので、切ってから水に付けたり、茹でたりしません。最初にしっかりと皮を洗ってから皮を剥いてくださいね!
②鍋にバターの半量を溶かして、玉ねぎを透き通るまで炒め、鶏肉を加えて炒める。
③肉の色が変わったら、ベーコンやウィンナー、人参、きのこ類、里芋を加えて、さらに炒める。
④全体にバターの油が回ったら、水、コンソメを加えてやわらかくなるまで煮ていき、煮汁に程よくトロミが付いたら塩こしょうさらに牛乳を加えて弱火で煮ていき、塩こしょうで味を整えたらできあがり。
*里芋が焦げやすいので、焦がさないように注意して煮込みます。
*トロミをしっかり出すために、里芋を少し潰しながら煮込むといいですよ~♪
さっぱりとしたお味で、ホッ!とするモチモチ感が病みつきになるシチューです。
「秋バテ」やこれからやってくる風邪のシーズンにも持って来い!のシチューをご家族皆様で召し上がれ~!
旬の“茄子”で~♪
夏から秋にかけて旬の“茄子”!
焼く・煮る・漬ける・揚げる・蒸すなど、どんな使い方でも美味しく食べられる“茄子”は、日本でも古くから食材として利用されています。
“茄子”の主な栄養効果は、含有量こそ多くないものの子供たちのカラダを作る陰の立役者である[ビタミンB群]やビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維を幅広く含んでいます。 また、近年注目されている抗酸化作用も含まれているのです。
そのため、“茄子”は抗酸化・血流改善・神経伝達の活性化をサポートすると捉えられていますよ!
*夏バテ・食欲不振の緩和
*カラダの熱を外に放出することで火照りを除去
*肌や粘膜の強化
*記憶力のアップ
*疲れ目・眼精疲労の予防、視力低下の防御
*生活習慣病の予防 etc.
にオススメなのです。
受験生にとって、注目するべき【キーワード】<ビタミンB群や記憶力UP、疲れ目や視力低下の改善>が盛りだくさんの“茄子”を使って、お母様方のお役立ち、作り置きに◎で常備菜にもオススメの、ご飯とも麺ともアレンジ自在の万能選手である【茄子の肉味噌】のご紹介です。
“茄子”と肉味噌のコラボが美味しく、夏バテ気味の皆様にもお助けの食欲をそそる一品になること間違いなしですよ~♪
【茄子の肉味噌】 2~3人分
・豚ミンチ 250g
・茄子(大きい・長いもの) 2本
・赤ピーマン 1個
・長ネギ 1/2本
- 生姜(すりおろし) 小さじ1
- ニンニク(すりおろし)小さじ1
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1.5
- オイスターソース 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- 炒りゴマ 大さじ1
・ごま油 大さじ1と1/2
①茄子はヘタをとり、1㎝角位のサイコロ状に切る。
*水にさらすと茄子の栄養が水溶性のためすべて溶け出すので、すぐに炒め出しましょう。
②長ネギ、赤ピーマンはみじん切りにし、●の調味料を混ぜ合わせておく。
③フライパンにごま油大さじ1を入れて熱し、茄子を入れて炒め、油が全体に回ったら一旦取り出す。
④同じフライパンにさらにごま油大さじ1/2を足し入れ、長ネギ、赤ピーマンを炒めて香りが出たら豚ミンチを入れ、色が変わるまで中火で炒める。
⑤●を入れて、③の茄子も戻し入れて炒め、汁気がほぼ無くなるまで炒めて最後に炒りゴマを入れて炒めたらできあがり!
*お好みで、最後にラー油を回しかけても少し大人味で、ピリ辛こってり味で美味しいですよ!
「作り置きおかず」の保存ルール!
・冷蔵庫や冷凍庫で保存する
・清潔な保存容器を使用する:水滴や汚れは腐敗の原因
・完全に冷めてから、ラップや蓋をする
・3日に1度は加熱して殺菌する:レンジでもOK!
・取り分け用の箸で取り出す
・お弁当に入れる時は、レンジ等で再加熱し完全に冷まして利用する
・作った日付を記入しておく
肉味噌丼やジャージャー麺、春巻きの具や煮込みetc. いろいろなアレンジを試してみてくださいねー♡
元気の栄養素=鉄分!
暑い暑~い毎日で、バテバテのお子様やエアコン疲れで何だかダル~いお子様も多いのではないでしょうか(!?)
大人のみならず、子供たちだって体調を整えるのは大変なのです。
風邪でもないのに頭が重かったり、だるくて疲労感が抜けなかったり、お肌もムズムズカサカサして掻きむしるせいで、さらにボロボロに~↓
集中力にも欠けてしまいそうで、大切なお勉強タイムにも影響してしまいそうです。
こんな夏バテやクーラー病(!?)の諸症状は、“食事の内容が原因かも~”という新聞記事を目にしました。
どうも【鉄分の不足】が、このような諸症状を招く一要因になっているようなのです。
【鉄分不足】=‘貧血’と考えるのが普通だと思いますが、貧血だからめまい、立ちくらみ等~というわけではなく、様々な症状として、疲労感や倦怠感、睡眠障害だったり、頭痛、肌荒れ、鬱感などが挙がってくるらしいのです。
【鉄分】は、日々の元気のために欠かせない大切な栄養素なのです。
【鉄分】が豊富に含まれている食材として、真っ先に思い浮かぶのがレバー!!
レバーなんて下処理が面倒な上に、食べにくいせいか子供にもなかなか受け入れてもらえずで、そんな【鉄分】を毎日の食事からマメに摂取するというのは結構難しいものがありますね。
そこで、他にも【鉄分】の多い食品のほんの一例のご紹介です。
豚・牛・鶏レバー、かつお、いわし、マグロ、うなぎの肝、アサリ、小松菜、パセリ、枝豆、大豆等の豆類、高野豆腐、ごま、ひじき、アオサ海苔、黒砂糖etc.
これらは、動物性食品やビタミンCと一緒に摂取することで【鉄分】の吸収率がアップするそうですよ。摂取できる鉄分量に数倍の差が出てくるそうなのです!
今が旬のかつおやあさり、枝豆などは、おつまみにも最適なので家族みんなでいただけそうですね。
特に、‘かつお’はお刺身やたたきで超シンプルにいただくのがとても美味しいのですが、おつまみ系ではなく、今回は夕飯のメインにもなるようなパターンをお伝えしてみましょう。【鉄分】がたっぷりと摂取できる<かつおのガーリックステーキ>はいかがでしょうか。
・鰹 半身(200g)~刺身のサクでもOK!
・ニンニク 1片 ~スライスして中の芯を取っておく
・オリーブ油 大さじ1
*醤油 大さじ2
*酒 大さじ2
*粒マスタード 大さじ1
*すりゴマ 大さじ1/2
・梅干し、パセリ 適量
①フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、弱火でニンニクが色付くまで炒めて一旦容器にすべて取り出す。(=ガーリック油)
②フライパンは洗わずにそのまま弱火で加熱し、鰹を入れて片面づつ焼き色が付く程度(各1分位)に焼く。焼けたら鰹を取り出して2㎝幅くらいにカットし、お皿に盛りつける。
③鰹を取り出したら、フライパンに*の調味料と①をすべて加えて加熱し、温まったら②にかけてできあがり!
☆梅干しの切り身、レモンスライスやパセリのみじん切り、青ネギ等をトッピングしてお召し上がりください!
☆シンプルなかつおが、ちょっぴりボリューミーになるレシピです。
かつお&ゴマ、梅干し&レモンやパセリは食べ合わせると【鉄分】の吸収率がさらにアップしますよ。
【鉄分】がたっぷり含まれている食材を覚えておいて、それらをコマめに取り入れるように日々心がけるだけでも効果がありそうなので、気軽にトライして、受験勉強に日々頑張っているお子様の元気をサポートしていきましょう~♪
健康=元気は、食事から~!ということですね。
夏休み♪=速攻簡単おやつ!
長~い、ちょっぴりの~んびりの夏休みです。
普段とは違ってお家にいることも多いお子様のおやつを、フライパンで速攻簡単に手作りしてみませんか。
もちろんお子様とご一緒に作れちゃいますよ!
お勉強や遊び中の合間に小腹が空いた時、ササッとおやつを作って食べれば、心もカラダもそして頭も満たされます。
そこで、簡単に美味しく仕上がる【マカロニかりんとう】をご紹介しましょう。
サクポリ食感で、何か食べたい気分も大満足!
マカロニを使うので、フライパンでじっくりと炒めて味付けをするだけです。 サラダ等で使用して余ってしまったマカロニの消費にもバッチリ~♪
いつもの食感と異なる、ついつい手が伸びてしまうようなあっさりとした美味しさに、お子様にも大ウケで、ビックリされること間違いなしだと思いますよ
やさしい素朴な甘さに包まれて、ゆったり&の~んびりのおやつタイムをお楽しみくださいね。
【マカロニかりんとう】
・マカロニ(早ゆでタイプ)100g
・サラダ油 大さじ1
・バター 10g =約小さじ2
・砂糖 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
・水 大さじ1
①フライパンを熱し油を入れて、弱火でじっくりとマカロニを炒める。(約7~8分位)
*焦げないように、常にかき混ぜてください! 透明感が無くなってきて、白っぽく
なってきます。
②マカロニがキツネ色になったら、キッチンペーパーで油を拭き取り、バターを入れ続いて砂糖を入れて混ぜる。
③全体に混ざったら、はちみつと水を入れて、よく煮詰める。
④煮詰め切ったら、クッキングシートに取り広げて、冷ましたらできあがり!
パリパリポリポリと歯ごたえがたっぷりなので、しっかり噛むため、脳の活性化にもバッチリ!
お勉強の合間のブレイクタイムや気分転換にもオススメです。
揚げ油を用意する必要もないので楽チンで、お子様にも簡単にできるので、ぜひお子様とご一緒にチャレンジしてみてくださいね。
夏バテ対策に☆枝豆!
暑い毎日がやって来ました!
夏の太陽をいっぱい浴びて大きく育った、美味しい夏野菜がたくさん収穫できる7月です。
そんな夏に収穫できる旬の夏野菜には、きゅうり、トマトにピーマン、パプリカ、茄子、ゴーヤ、オクラに枝豆~等々ありますね。
中でも“枝豆”は、子供たちだけでなく、ビールに合うおつまみの定番としてパパも大好きな、家族みんなが美味しく食べられる人気の『夏野菜』の代表格です。
ところで、“枝豆”のお豆は、なんのお豆かご存じですか?
「大豆」です!
“枝豆”は、大豆が熟す前の若い頃に収穫したものなのですよ。
色は緑色で、さやという袋に入っている、ひとつひとつが丸い形をしているお豆です。
シンプルにさやごと塩茹でにして食べるのが美味しいですよね!
そんな“枝豆”は、実は、夏バテやクーラー病からくる身体のだるさや頭痛の緩和に効果的なのだとか!
たんぱく質が豊富な“枝豆”は、炭水化物やアルコールを一緒に取ると、エネルギーに変えてくれる力がアップするということで、ビールに“枝豆”はとっても理に適っているのです。
夏の暑さ対策には、エネルギーは必須!ですからね。
また、“枝豆”にビタミンB群(豚肉、チーズ、小魚など)を加えると、自律神経を整える効果もアップします。 暑さにイライラすることもなく、穏やかに暑い夏に立ち向かっていけるはずですよ!
ということで、塩茹ででおつまみ!だけでなく、夏休みのランチにもバッチリ活用できる“枝豆”を使ったパスタのご紹介です。
【枝豆&ひじきシラスのパスタ】です。シラスはビタミンB群をたっぷりと含んでいますよ~♪エネルギーアップ&イライラなしで、暑い夏を過ごしましょう!
【枝豆&ひじきシラスのペペロンチーノ】 2人分
・パスタ 2人分(200g)
・枝豆 100g~冷凍OK!
・シラス 100g
・ひじき 大さじ3~戻したもの
・ニンニク 2片(みじん切り)
・赤唐辛子 1/2本(輪切り)
・オリーブ油 大さじ2
・塩こしょう 適量
・醤油 小さじ1
・粉チーズ 大さじ1~2(お好みで)
①枝豆は塩茹でをして、さやから取り出しておく。
②パスタを茹で始める。(パスタ用の茹で時間で茹でる。)
③フライパンにオリーブ油とニンニク、赤唐辛子を入れ、弱火で香りが出るまで炒め、その後、シラスとひじきを中火で炒めはじめて枝豆を入れてサッと炒める。
④③に②のパスタを入れて(サッとの湯切りでOK!)炒め絡めながら塩こしょう、醤油で味を整える。最後に粉チーズを混ぜ絡めたらできあがり!
四季が豊かな日本ならではの旬の野菜の移り変わり!
どんな野菜が「夏野菜」で、形や色や、どこが名産地でどんな様子でできるのか、またどうやって食べると美味しいかetc.旬の野菜のおいしさをお子様と話しながら、食べてみる!
ちょっとした会話ですが、長~い夏休みの自由研究のひとつになるかもしれませんね~♪
夏のお供に!☆麦茶
7月に入り、気温が一気に上昇した感じがする毎日です。
とくに、ムシムシ&ジメジメする梅雨明けの一歩手前の時期にあたる7月は毎年、熱中症での病院搬送の人数が増加するのだとか。 「うちの子に限って~」ではありませんが、「自分は大丈夫!」とは思わずにしっかりと対策をしていきましょう。
熱中症は、気温や湿度が高い環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなったりして、体内に熱が留まることによって起こります。
予防するためには、まずは暑さを避けること、暑い日は無理せずに涼しい場所に避難すること、湿度の高さも関係しているので、気温がそれほど高くなくても多湿だと熱中症にかかるリスクが増加するため、ムシムシする日は注意をすることです。
暑いと人間は、汗をかいて体内の熱を体外に出そうとします。
大量に汗をかいた時は、失われた水分をきちんと補給する必要がありますが、汗をかくと水分だけなく塩分(ナトリウム)、ミネラルなどの電解質も同時に失われています。
そのため、水分だけを補っても塩分、電解質が補給されないと脱水症になり、しかも水分は取っているので喉の渇きは感じないまま、症状が進みやすくなることもあるそうです。
大量に汗をかいたら、塩分も一緒に取る必要がある!【熱中症対策には、塩分がカギ!】となるのです。
では、どれくらいの塩分が必要なのかが気になるところですね。
私達の体内の水分は、0.9%の食塩水と同じ位の濃度になっているのだそうです。
ちなみに、環境省の熱中症環境保護マニュアルによると、大量の発汗がある場合は、水分だけではなく塩分濃度0.1~0.2%程度の水分摂取がすすめられています。=これは、スポーツ飲料のそれにあたるそうです!
筋肉のしびれや手足のつりが起こる熱けいれんは、特に電解質が不足したことによって起こる症状ということですから、市販されている熱中症対策用の清涼飲料水等を上手く取り入れるのはいいことですね。
でも、ここで気を付けたいのは、塩分が必要なのは“大量に汗をかいた時”ということ。
通常の緩やか汗などでは、普段摂っている食事からの塩分で十分とのことで、熱中症対策用の清涼飲料水では塩分の取りすぎに要注意!となるようです。~なかなか難しいです~
そこで、普段からの水分補給が熱中症対策の大まかなポイント!となってくるようです。
子供さん達を含め、ご家族みんなで飲める【おいしい麦茶】のオススメですよ~♪
暑くなってくると欲しくなるのが、よく冷えた麦茶ではないですか~。
麦茶は、美味しいだけではなくて、実はとっても優秀な健康飲料なのです!
◆抗ストレス作用:~麦茶にはGABA(ギャバ)が含まれて、血液をサラサラ効果があります。また、GABAには、気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」があり、ストレスを和らげて興奮した神経を落ち着かせます。リラックス状態をもたらすため、集中力をアップさせてくれます。
◆抗酸化作用:~麦茶には「抗酸化作用」があり、生活習慣病に効果ありです。
◆胃腸の調子を整える:~麦茶に含まれる成分に胃の粘膜を保護する作用や炎症を抑える作用があります。 夏時期の胃腸炎には強い味方です。
◆ノンカフェイン:~麦茶には、コーヒーやお茶と違い、カフェインがほぼ0で小さな子供さんにも安心です。
優秀な麦茶ですが、意外と知られていないのが本当に美味しい麦茶の作り方です。
麦茶を炒って…なんてことは言いません。 もちろん麦茶パックを使って、ほんの少しの
ひと工夫でとっても美味しくすることができるのです!
そんなひと工夫の豆知識のご紹介です。 とっても簡単~♪
【おいしい麦茶】 1ポット
・麦茶パック 1個
・お湯 パックが浸かる程度(100cc位~)
・水 ポットの容量分まで
*手順なんてありません。
麦茶を入れるポットの容器に、麦茶パックとそれが浸かる程度のお湯を入れて、5分位放置。 その後、容器がいっぱいになるまで水を注いで冷蔵庫で冷やします。
麦茶の色加減を見て、1~2時間後パックを取り出します。
(最初、一気に旨味をギュッと出すのがポイントのようですよ!)
夏のお供、~夏の友!の麦茶のできあがりです。 ぜひ、ご家族皆さんでしっかり飲んで、熱中症予防にどうぞ~♪
でも、衛生面を考えるならば、一度沸騰させて煮出し、冷やした麦茶が安心なんですけどね~。(外に持ち出す時はこちらがオススメ!です。)
クイックエネルギー食
5年生、6年生になると「塾弁」が必要になって参ります。
「塾弁」とは、塾で食べるお弁当のことです。 これを腹ごしらえと捉えるご家庭、また夕飯と捉えるご家庭等様々ですが、何にしても『腹が空いては戦ができぬ~』ということわざがありますように、お勉強の効率が低下することは間違いありません。
白石学習院では、【応援デリカ】があり、毎日、お勉強に頑張る子供さん達の頑張り続ける力が発揮できるようにと、カラダ&頭脳に良い食事として、考えて作られている【応援デリカ】のご提供となっています。 でも、ゆっくりと食事をしている時間がない子供さん達ですから、「塾弁」は手早く栄養が摂れて、力を蓄えられる【クイックエネルギー食】となってきます。
そんな「塾弁」ですが、もちろん、ご家庭から手作りでご持参いただくお弁当が基本です。でも、「何を入れたらいいのか?」「何をどのくらい持たせたらいいのか?」というお話が聞こえてくることも多々!
そこで、このようなご質問等をいただいた時にお話している<塾弁ポイント>についてご紹介してみましょう。
<塾弁ポイント>
①量は若干少なめで!
腹七分目位がちょうどいい~♪満腹になってしまうと脳の働きが鈍るどころか、停止してしまいます。眠くなるのはそのためなのです!
②お弁当の中身は食べやすい工夫を!
食べる時間が10分~20分以内と、案外短いようです。手軽なもの、ワンハンドで食べられるもの、ピックに刺したり、お弁当用のカップで小分けにしたり…と食べやすいものが重宝するようです。
③少しでも栄養が摂れること!
中に入れたり、上にのせたり~と、コンパクトに凝縮してみましょう。例えば、ひとつのハンバーグの中身にも入れられる限りの(!?)具材を入れてみるのが、私流の塾弁です。
☆ひとつの味付けが濃くなるのはNG!味付けが濃いものを食べた後は喉が渇いて水分ばかりを欲するようになります。
☆甘い菓子パン的なものばかりになると、食べた気分にならず、満腹感が得られないように思います。
☆お勉強をしている頭に一番大切な栄養素は炭水化物です。
頭の働きに一番大切な栄養素:炭水化物の中に含まれるブドウ糖は、頭にとって唯一のエネルギー源になるものなので、脳活=脳の働きに最適です。ちなみに、オリンピックに出場するアスリートの試合前の食事のことを【クイックエネルギー食】というのだそうですが、日本選手は、”おにぎり”派が圧倒的に多いのだそうです。(アメリカの選手はレーズンなのだそうですよ!)日本では、’ごはん’が伝統的な【クイックエネルギー食】ということになるのでしょう。
今回のレシピは、そんな’ごはん’を使って、主食でガッツリと満腹感を得てもらえるように、そんな【クイックエネルギー食】となるごはんと、6月~7月が旬の蛸(=タコ)を使った【たこ飯】のご紹介です。なぜタコかというと、タコには、タウリンという即効に脳を活性化する栄養素が含まれているのです!栄養ドリンクなどに多く含まれているタウリンです。これを「塾弁」に取り入れた、”即効☆脳チャージ”に持って来い!の【クイックエネルギー食】になりそうですね~♪
【カラフルたこ飯★パエリア風】 3~4人分
・米 2合 ~洗米して水分を切っておく。
・茹でたこ 150g ~一口大にカットしておく。
・ベーコン 2枚 ~適当な大きさにカットしておく。
・玉ねぎ、ピーマン、赤&黄パプリカ、人参 各1/4個 ~みじん切りにしておく。
・ニンニク 1片 ~みじん切り
・ホールコーン 適量
・グリーンアスパラ(トッピング用) 2本 ~下茹でしておく。
・オリーブ油 大さじ1
・塩こしょう 適量
*水 2カップ
*固形コンソメ 1個
*パプリカパウダー 小さじ1
*サフラン 3~4本(無くてもOK!)
①鍋にオリーブ油とニンニクを入れて炒め、香りが出てきたら、たこ、ベーコン、玉ねぎ、ピーマン・パプリカ、人参、コーンを入れて、塩こしょうをし、しんなりするまで炒める。
②米を入れて、さらに炒め、全体的にまとまってきてギシギシする感触になるまで炒める。
③*の調味料を前もって合わせておき、②に加えてひと混ぜしたら、鍋のフタをして、中火~強火で沸騰させ、沸騰後弱火で10~15分炊き、火を止めた後10分間蒸らしたらできあがり!
グリーンアスパラをトッピングしてお召し上がりください。
★②までを鍋で行なって、その後炊飯器に*の調味料と共に入れて、スイッチONでもOK!ですよ。
★少しでも栄養がたっぷりと取り込めるように、カラフルをイメージして具材をチョイスしてみましょう!
元気に!☆‘腸トレ’サポート
毎回、テーマとしてお伝えをしている「元気で過ごす」という思い!
「健康」とか「元気」とか、簡単に言えば「病気をしない」ということになりますが、寝込んでしまうような病気だけではなく、“疲れる”とか“だるい”とか“肌がカサカサする”とか“お腹が痛い”“頭が痛い”~等、多々あると感じています。
以前から気になっていた『腸内環境』。
実は、案外「健康」と深い関係がありそうなのです。
『腸内環境』の悪化は免疫力の低下を起こし、病気の原因になってしまうのをご存じですか!?
『腸内環境』を整えることは免疫力アップにつながります。免疫力がアップすれば、様々な病気を防ぐことができますので、腸は「健康」にとって重要な場所と言えます。
「腸を丈夫にすること!」が、「健康」には必須のようですよ。
人間の腸には、100種類、100兆個もの細菌が住みついているそうで、人間のカラダに良い働きをする【善玉菌】と、悪影響を及ぼす【悪玉菌】が存在しています。【善玉菌】が【悪玉菌】よりも優位にある状態が、良いバランスとされていますので、腸内の【善玉菌】を増やすことで『腸内環境』は改善されるというわけです。
名付けて、<『腸トレ』サポート>!
<『腸トレ』サポート>は、【善玉菌】を増やすことなのです。
[【善玉菌】を増やすには?]
*<ビフィズス菌>を摂る:ヨーグルトなどを摂るようにしましょう。
*<オリゴ糖>を摂る:オリゴ糖はビフィズス菌のエサになり、増やす働きをします。
キャベツ、アスパラガス、玉ねぎなどの野菜にも含まれているそうですよ!
*<食物繊維>を摂る:排便をスムーズにするので、腸内を清潔に保ちます。
ごぼう、さつまいも、ブロッコリー、蒟蒻、海藻、バナナ、大豆等に含まれます。
そして、<水分を十分に摂る>、<脂肪分の多いものや冷たい食べ物は控える>ことも心掛けると良いということです。
このような食材をしっかりと用いて、子供たちの食事に気を配り、<『腸トレ』サポート>をしていきたいものですね。
ということで、今回は、<『腸トレ』サポート>レシピのご紹介です。
前述しました食べ物の中でも特にオススメの“大豆”!
豊富な良質のたんぱく質と、消化吸収もよく、栄養的にとても優れた食材です。【悪玉菌】を抑え込む力も持っており、おまけに、“大豆”は便の量をカサ増しをしてくれるのに最適なのだそうですよ。便の溜まる量が少ないと、便も出にくくなり、便秘の要因となってしまいますから~。
そんな“大豆”を使って、【大豆ちりめん】はいかがでしょうか。
この【大豆ちりめん】は、子供さんたちにとっては給食でもお馴染みのようで、人気メニューのひとつなのだそうです。
確かに、食べやすくて美味しいです! そして、おまけに簡単~♪なんですよ。
【大豆ちりめん】 2~3人分
・水煮大豆 150g
・片栗粉 大さじ2
・油 大さじ2
・ちりめん 30g
・醤油・砂糖 各大さじ1
・青のり 適量
①水煮大豆に片栗粉をまぶす。(ビニール袋を使うと簡単!)
②フライパンに油を入れて熱し、①をカリカリになるまで中火で炒め、ちりめんを加えて火を通す。
③醤油と砂糖を加えて、サッと煮絡めて、青のりを散らしたらできあがり!
お食事の一品に、お弁当の隙間埋めにももちろん、おやつ代わりにムシャムシャ!~♪
美味しくて、ついつい食べてしまう感じなので、<『腸トレ』サポート>ミッション成功!=そんな気分になりますよ。
頭に良い栄養素と食品とは!?
日々の勉強に頑張る子供たちには必須の『脳の発達に欠かせない栄養素』!
頭の良い子を育てる「脳の発達に欠かせない栄養素」として着目したのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)、たんぱく質、ブドウ糖です。 たんぱく質の中でもレシチンは、頭が良い子!を育てる栄養素のひとつ!
DHAもレシチンも、どちらも日本の食材の代表と言える「青魚」と「大豆」に多く含まれます。 おまけに、ブドウ糖も日本食材の代表格のお米にたっぷりと含まれます。
日本人が昔から食べていたものばかりなのです。
- DHA=魚の脂肪に含まれる脂肪酸のひとつで、脳の神経細胞を増やしたり、神経細胞の成長を促して脳の活性化を行います。 集中力と記憶力をアップする働きがあります。
代表的な食材には、イワシ、サバ、鮭があります。
理想的なDHAの摂取量は、1日15gで、お刺身の場合、マグロのトロは5切、ブリなら7切、焼魚の場合、秋刀魚ならば半尾、小イワシで2尾位と言われています。
そして、缶詰の場合、サバ缶だと1/4缶、イワシの味付け缶ならば1缶の量で摂取できます。
- たんぱく質=肉・卵のたんぱく質は大切です。 牛肉は、鉄分、ミネラルを多く含むので、記憶力や集中力、さらに注意力をアップさせてくれます。 豚肉には、ビタミンB1が多く含まれるので、細胞間の伝達を助けてくれます。 卵と大豆もとても優秀な食材で、レシチンという栄養素を含んでいて、特に、卵黄は記憶力を強化し、卵白は注意力を高める効果があります。
- ブドウ糖=脳のエネルギー源となれるのはブドウ糖だけ! 脳には1日約120gのブドウ糖が必要(目安でいうと、大さじ14杯の砂糖)ですが、ブドウ糖は体内で長時間蓄積ができないので、三食からきっちりと補給することが重要です。
砂糖等の甘いものだけでなく、ごはん、パン、麺類などのように炭水化物全般でもブドウ糖の摂取は十分にできます。
そして、野菜、果物は、カラダのバランスを整えて、記憶力を活性化してくれます。
受験勉強等で生活リズムが狂い、肌が荒れたり、免疫力の低下で風邪を引いたりしないためにも最低限、ビタミンCの摂取は心がけたいものですね。
『17日間ダイエット』(マイク・モレノ博士著)という本の中で、【頭にいい17種類の食品】を紹介されていました。
身近な食材で、簡単に取り込めるものばかりですので、ご家庭でも“ママのアイデア料理”として取り込んで、食卓に並べてみてもいいかもしれません。
**脳に良い食材17選**
①牛肉(赤身):記憶力、集中力を上げるとされる鉄分とミネラルが豊富です。
②ビート:主にはロシア料理の“ボルシチ”に使われます。脳細胞間の信号伝達を助ける為、頭の回転が速くなるかもしれません。=野菜ジュースに入っていますよ!
③ブルーベリー:ブドウ糖の消費効率を上げて、脳細胞間の信号伝達を良くするアントシアニンを多く含みます。
④ブロッコリー:抗酸化作用を持ち、脳組織を守る植物性栄養素を含有します。
⑤人参:βカロテンなど、脳組織を保護します。
⑥鶏肉:注意力に関わる脳内物質であるドーパミンを含み、思考や反応のスピードが上がってやる気が出るとされます。
⑦柑橘類:ビタミンCや抗酸化物質を豊富に含み、記憶力向上や脳細胞の損傷予防効果があります。
⑧枝豆:脳細胞間の信号伝達を助けます。
⑨卵黄:記憶力を良くします。
⑩卵白:脳を覚醒状態に保つ働きがあり、注意力を高めます。
⑪唐辛子:辛味成分のカプサイシンが血液の循環、消化脳力を高め、高揚感も高めます。
⑫サヤエンドウ・インゲン豆:脳を活性化するブドウ糖を含み、エネルギーレベルを安定させて注意力や集中力を保ちます。
⑬豚肉:豊富なビタミンB1が神経細胞を保護し、細胞間の伝達を助けます。
⑭レタス:神経細胞を元気に保つ作用を持つ葉酸が豊富です。
⑮ほうれん草:記憶力・集中力を高める鉄分が豊富です。
⑯マグロ:細胞間の伝達を良くする神経繊維の生成と維持を助けます。
⑰ヨーグルト:頭をスッキリさせる作用が豊富です。
そこで、今回は頭に良い栄養たっぷりの、でも簡単にできる【マグロバーグ】のご紹介ですよ!
お刺身用のマグロのサク(切り落としでOK!)で作るので、とっても手軽にできるんです。 ハンバーグの中身は、マグロだけでなく、ニンジンやブロッコリー、玉ねぎもみじん切りで入っています。 栄養素の強化で何でも入れてOK!のハンバーグです。
【マグロバーグ】 2人分
・マグロの切り身 2切れ(160~200g)
・玉ねぎ 1/4個
・ニンジン 1/4本
・ブロッコリー 1/4個(茎の部分も使います)
・卵 1/2個
・パン粉 大さじ3
・牛乳 大さじ2 ~*パン粉と牛乳は最初に合わせておきます!
・塩こしょう 少々
<照り焼きソース>
・しょうゆ、酒、みりん 各大さじ2
<マヨソース>
・マヨネーズ 大さじ1
・ヨーグルト(加糖) 大さじ1
・レモン汁 小さじ1
①マグロの切り身はミンチにする。(フードプロセッサーがない場合、包丁で叩いてミンチにする)
②①と玉ねぎ、ニンジン、ブロッコリーのみじん切りをボウルに入れて、卵とパン粉+牛乳を入れて練り混ぜる。
③②をハンバーグ型に形成し、フライパンにサラダ油を大さじ1入れて熱し、こんがりと焼いていく。 焼き色が付いたらひっくり返して、蓋をしてさらにこんがりと焼く。
④焼き上がったら余分な油を拭き取り、合わせておいた<照りソース>を加えて、強火でソースを煮絡めたらできあがり!
⑤<マヨソース>を添えていただきます。
★受験生にとっては、力強い味方の脳の活性化には持って来い!の“鮭”の切り身でも同様にできますよ。 【鮭バーグ】もどうぞ~♪
“お疲れモード”のリセット法
新しい環境で忙しかったり、慣れないことの連続で、頑張った4月も終わりました。
そして、束の間のホッ!とできるゴールデンウィークも終わってしまいました。
慣れ始めた新生活のはずなのに、何だか‘疲れ’が抜け切れない“お疲れモード”~そんなことはないですか?!
日々の生活の‘疲れ’や、お友達等との人付き合いによる‘疲れ’など、大人の親だけでなくとも子供たちだって‘疲れ’に囲まれて生活しているのです。 ‘疲れ’は放置しておくと、糖尿病や心臓病などの生活習慣病等を引き起こす原因の可能性もあるのだとか。
子供の生活習慣病も多く耳にするようになった最近では、「子供に‘疲れ’~(?)」と笑っていられない気分にもなりますね。
以前、TV番組で「‘疲れ’を示すたんぱく質が発見された!」ということを取り上げていました。そのたんぱく質を打ち消す働きのある物質も発見されて、その物質を摂ることで‘疲れ’リセット効果を作り出すことができるということでした。
<イミダゾールジペプチド>=なんだか、小難しい名前ですが、熱に強いアミノ酸で、抗酸化作用にすぐれている物質です。この<イミダゾールジペプチド>には、‘疲れ’を打ち消す物質を増殖させる働きがあるそうで、これを摂ることで“お疲れリセット”物質を作り出すことができるそうなのです。
では、<イミダゾールジペプチド>とは、どんな食材に多く含まれているのでしょうか。
№1 カジキ(メカジキ科/マカジキ科):天ぷら、フライ、スープだしetc.
*回遊魚なので、瞬発力に優れている物質が多く含まれています。
№2 マグロ(サバ科):お刺身、天ぷら、フライetc.
*カジキ同様、回遊魚です。カジキとは科目の違う別のものなんですよ!
№3 鶏ムネ肉:簡単に使える食材で1日に100g程度、摂ればOKなのだとか。
*羽を動かす部位なので、瞬発力や持久力に優れている物質が多く含まれています。
№4 かつお
№5 豚肉(ロース)
疲労回復には、①休む(寝ること)・②軽い運動をする(20分/日程度でOK!)・③体内に取り込む食材で“お疲れリセット”物質を増やすこと、が必要になってきます。
もちろん、お子様たちでできることと、夕飯時やお弁当等にこれらの食材を意識的に使ってみる『母の愛情』とが必須です。
でも、間違いなく最強の“お疲れモード”リセット法となりそうですよ!
そこで、お安くて、簡単に使える鶏ムネ肉を使って、【お手軽!簡単☆チキンナゲット】のレシピのご紹介です。
ナゲットは、ファーストフードor冷凍食品だけのものではありません。
簡単に手作りできるのですよ~♪お好みでケチャップやマスタードソースetc.を添えて召し上がれ!もちろんお弁当や塾弁にもOK!です。
【お手軽!簡単☆チキンナゲット】 2人分
・鶏ムネ肉 300g
・卵 1/2個
・薄力粉 大さじ4
・酒・醤油・マヨネーズ 各大さじ1
・塩 小さじ1
・こしょう 少々
*栄養価を考えて、パセリ(みじん切り)を小さじ1~入れてもOK!
①鶏ムネ肉は、余分な脂身や皮を除いて、薄切りにしてから包丁で大ざっぱにたたいて砕く。(フードプロセッサーでもOK!)
②ボウルに、①とすべての材料・調味料を入れてよく混ぜ合わせる。
③フライパンに少し多めの油(5㎜~位)を入れて温めて、スプーンで②をすくいながら、両面きつね色になるまで揚げ焼きにすればできあがり!
**このままいただいても、しっかりお味はありますが、お好みでケチャップやマスタードソース等を添えてください。
TV番組の実験結果でも、3つの疲労回復法に1週間取り組んだ方々に、軒並み“お疲れ”モード”のリセットが報告されていました。
ご家族の方もご一緒に実践されてみてもいいかもしれません!お母様ご自身もリセットされて充実していると、きっとお子様も嬉しいでしょうし、“お疲れモード”のリセット効果も倍増すること間違いなしでしょう。
主食が大切!
【塾デリカ】でもおなじみの“一汁三菜”=汁物、主食、副菜×2、あるいは果物です。
日本人の主食は、何と言っても“お米”!
この“お米”には、本当にたくさんの栄養素が含まれているだけでなく、効率良くエネルギーを供給してくれる車のガソリンのようなものです。
なので、“お米”を毎日食べることはとても大切です。
さらには、“お米”の中に含まれているブドウ糖は、唯一脳の栄養になることができる成分なので、“お米”をしっかり食べていると、「頭がはたらく」ようになるのです。
“お米”を食べることは、実は【頭が良くなるための第一歩!】なんですね~♪
よく保護者の方々から、「頭が良くなる食事」があれば知りたい…というご質問をいただきます。
主食の“お米”が大切!ということで、和食を中心とした普通の“一汁三菜”が、実は栄養バランスの取れた「頭が良くなる食事」と言えるのかも知れません。
お母様方が、心を込めて作る毎日の料理がすべて、頭が良くなるどころか‘心もカラダも健全に育つ’こと間違いなしで、かなりの頭が良くなる食事だと思います。
塾に通っている皆さんは、塾前に腹ごしらえをしたり、限られた時間の中で食事をしたりと忙しいでしょうが、“お米”のブドウ糖をしっかり摂って、脳を働かせる効果をフル回転させるため、手軽に食べられる栄養たっぷりの【栄養バランスおにぎり】をご紹介してみます。
この場合、合間で食べる食事ということで、夕飯ではありませんよ。
今が旬の菜の花や、山口名産のハナッコリーを混ぜ込んだ、たっぷりと青菜が食べられて栄養の摂れる混ぜご飯のおにぎりです。
【栄養バランスおにぎり】 2人分
・白米 2合
・菜の花(ハナッコリー) 1/2袋
・生姜 1片 ~千切り
・ちりめん 10g
・白いりごま・かつお節 適量じじじら、さじの「頭が良くなる」
・しょうゆ 適量
・塩 少々
・ごま油 大さじ1
①菜の花はさっと茹でてしっかりと水気を切っておく。飾り用に穂先を取り、残りは刻んでおく。
②フライパンにごま油を熱し、生姜とちりめんを炒め、カリカリになってきたら、①としょうゆを1回しかけて、さらに炒める。
③白ごま(大さじ1/2)とかつお節(3g)を加えて軽く炒めたら、すぐ火を止める。
④炊き上がった白米に混ぜて、おにぎりにして穂先をトッピングしたらできあがり!
よくコンビニ等で売られている、ちまたでお馴染みのおにぎりの具材(=梅・鮭・ツナマヨ・昆布・めんたいこ・ワカメ&じゃこ・納豆・鶏五目・赤飯)で、栄養ポイントがかなり違うのですよ。
*梅 :エネルギーをストックして、長距離ランナー等におすすめ
*鮭 :ストレスを軽減してくれる抗酸化作用の栄養素が豊富
*ツナマヨ:栄養補給やウエイトアップには○
*昆布:ミネラル補給にはOKですが、カロリー、塩分は高め
*めんたいこ:必須アミノ酸は多いが、コレステロールや脂質は高め
*ワカメ&じゃこ:健康志向には○、ビタミンやミネラルが豊富でイライラ解消UP
*納豆:良質のたんぱく質が摂れ、腸内環境が整い、免疫力UPにつながる
*鶏五目:具材が豊富で満腹感が得られるため、エネルギーを温存する人等におすすめ
*赤飯:もち米が使われているため、腹持ちが良い。間食におすすめ
いかがですか。
具材でこんなにも違うおにぎり!
子どもさんに、腹ごしらえで食べさせる、塾弁に持たせるおにぎりの参考にしてみてくださいね。
春のエネルギーで花粉症対策?!
今春はいつまでも寒かったせいか桜の開花が遅かったですね!
春の始まりが遅い感じのスタートでしたが、一旦晴れると花粉の飛散がハンパなく、花粉症の皆さんにとってはつら~い日々ということで、落ち着いた新年度スタートとはならかった方も多いのではないでしょうか。
皆さんは、どのような新年度をお迎えでしょうか。
いよいよ今年が受験の年!と、思いを新たにされている新6年生のご家庭もたくさんおられることでしょう。
勉強も運動も遊びも、おまけに花粉症等のアレルギー対策も、すべてはバランスの良い食事があってこそ。
新学期を機に、食生活を再度見直してみて、免疫力強化でぜひ好スタートを切って行きましょう。
春はすべての命が芽吹く季節です。
山菜の芽等は寒い冬の雪の間を、必死に地上を目指して成長していきます。
昔から日本人はこのエネルギーをいただいて、春の不安定な気候による体調変化を乗り切ってきたということです。
ムズムズ、グシュグシュ…のつら~い花粉症にも、この春のエネルギーをいただきながら、また、花粉症の症状を軽くすると言われている食物を加えていただきながら、【食べる花粉症対策】をしてみませんか。
花粉症の症状を軽くすると言われている食べ物のひとつが、”レンコン”!
“レンコン”+αで、花粉症の季節を乗り切ろう!という提案レシピが、夕飯の副菜やお弁当にも入れられる【レンコンサラダ】です。
“レンコン”は、活性酸素を除去するポリフェノールの他にも、食物繊維や鼻の粘膜を保護する成分、消炎効果のあるタンニンに、抗酸化作用のあるビタミンC等が盛りだくさん! この”レンコン”に腸内環境を活性化してくれる’ひじき’を加えて、免疫機能をさらに高めます。
また、春の旬の野菜である”菜の花”を加えて、抗酸化作用を強化するビタミンAとC,Eの栄養を強化してくれますよ。
【レンコンサラダ】 2人分
・レンコン 80g位(約中1本分)
・菜の花 50g位(1パック)
・乾燥ひじき 大さじ1 ~水戻しをする
- すりごま 大さじ2
- マヨネーズ 大さじ1~2
- ヨーグルト 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
①レンコンは2~3㎜のいちょう切りをして、少量の酢を入れた水の中でアク抜き後、5~8分程度茹でてお好みの柔らかさにする。
レンコンが茹で上がる1分前にひじきを入れて、茹でる。
②菜の花も塩茹でをしておく。
③●をすべてボウルに合わせ、①と②を入れて、混ぜ合わせたらできあがり。
*味をみて、調整してください。
デパ地下風のお惣菜=デリカ風になりますよ~♪
お祝い飯に【鯛めし】!
何かとお祝い事の多い“春”のシーズンがやって来ましたね~♪
お家で簡単にできて、でも、ちょっぴり普段よりは豪華で、そして、栄養効果もバツグン!なものーー(?!)
考えました!! “お祝い飯”に【鯛めし】はいかがでしょうか。
【鯛めし】は愛媛県に伝わる郷土料理のひとつです。
鯛は瀬戸内海近海等で漁獲され、『魚の王様』とも呼ばれる高級魚です。
また、‘めでタイ’とも言われるように、おめでたいお祝いの席に登場することも多い、縁起の良い魚です。 こんな‘鯛’を使った【鯛めし】を、お家でのお祝い事の席に登場させてみましょう!
【鯛めし】と聞くと、焼き上げた鯛を一匹丸ごと土鍋に入れて、ご飯と一緒に蒸し上げるイメージで、‘なんだかな~~’、と思われるかもしれません。
お祝いの席は、あくまでお家~!です。
もっと簡単に、鯛の切り身を使って、炊飯器で炊き上げます。
いつもの炊き込みごはんの延長で、気持ちも楽~に、【鯛めし】をどうぞ!
【鯛めし】の栄養は、お茶碗一杯でも、炭水化物・タンパク質はもちろんのこと、ビタミンAやB、食物繊維やミネラルの中でもカリウムが多く含まれますので、エネルギーの維持や疲労回復、疲れ目や夜間の視力低下を防ぎ、便秘にもよいという、お勉強に頑張っている子供さんにもバッチリ!のものばかりです。
お祝いとともに、これからの更なるエール!にも、良いと思いますよ。
【鯛めし】 2~3人分
・真鯛の切り身 6切
・塩 適量
・酒 大さじ1
- 米 2合
- 生姜(千切り) 1片
- 麺つゆ 大さじ1~2(味見加減で)
~しょうゆ・酒 各大さじ2 でもOK!
- みりん 大さじ1
・だし昆布 約10㎝
・三葉・刻みネギ 適量(トッピング用)
①フライパンにホイルを敷いて熱したところに、塩をしておいた鯛の切り身を並べて、焼き色を付けるように焼く。焼き色が付いたところで酒を振り入れて、フタをして蒸し焼きにし、身がふっくらとしたらOK!
②炊飯器に研いだ米と●の調味料を入れ、2合の水分量まで水を加えたら、だし昆布と①の鯛をのせて、スイッチON!
③炊き上がったら、昆布を取り出してさっくりと混ぜ、茶碗によそって、三葉(茹でて結び三葉にしておく)やネギをトッピングしてできあがりです。
★もっともっと栄養価を加えたい場合は、人参やごぼう、揚げ等を加えてもいいですよ。
★木の芽があれば、トッピングに木の芽を使うともっと格式アップです。
+αの旬のフルーツ!
【塾デリカ】の中の「贅沢デリカ」、+αで付いている”デザート”の中身が今年度から”旬のフルーツ”になりました!
お気づきでしたか!?
フルーツって美味しいですよね~♪
“旬のフルーツ”には、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
また、健康だけでなく、子供さんのお肌や粘膜系にも良いフルーツがたくさんあります。
ということは、これからの時期、花粉症や乾燥肌などにもバッチリ!です。
フルーツってそこそこ高価で、どうしても”デザート”ってイメージがあるからか、日常的に食べているって少ない気がします。 また、甘いからか嗜好品として見られがちだったりしているように感じます。
でも、”フルーツ”の持つ健康効果に目を付けないのは、もったいない!!
健康的な生活を送るために、”フルーツ”を積極的に摂ることをオススメしますよ。
野菜やフルーツにはそれぞれの「旬」の時期があり、旬の時期に食べることは、美味しいだけでなくカラダに良いと言われています。
では、『なぜ、旬のフルーツを食べるのが良いのか?』ということです。
昔の人々は旬の食べ物を食べることによって、四季の変化を楽しんできました。 また、旬の食べ物が人間のバイオリズムと深く関わっているとも言われており、気候の変動によって現れる体調の変化に合わせて食材を選ぶことを、古くからの知恵として持ち合わせていたのだとか。
旬の時期は”フルーツ”によっても異なりますが、基本的には3~4ヶ月と言われます。
“フルーツ”が季節に適応しながら成熟していくため、他の時期に育つものよりも栄養価が高く、味も優れていて美味しいという訳です。 野菜やフルーツの栄養価には必ず一年の間で山があり、栄養価が高くなった時期こそが、いわゆる「旬」と言われる時期なのです。 そして、旬の時期ではない時に収穫されたものは、旬の時期の何倍もの量を摂取しないと同じ栄養は摂れないというのです。
これこそが、”旬のフルーツ”を摂取する必要性、ということです。
また、旬の時期は収穫量も多くなることから、フルーツの値段も手頃になり、私達主婦にとっては嬉しいことばかりです。
これから4月、5月=春の季節の”旬のフルーツ”は!?
いちご、キウイフルーツ、デコポン、甘夏みかん、グレープフルーツ等の柑橘類、びわ、マンゴー、さくらんぼ、ブルーベリーなど、です。
どれもこれも、甘酸っぱさと水々しさがたっぷりのフルーツです。 ビタミンCが豊富なので、含まれている抗酸化作用によってお肌や粘膜を活性化してくれますし、免疫力も強化してくれますから、風邪や花粉症予防、乾燥肌予防にも力を発揮してくれることでしょう。 また、ビタミンCはストレスや激しい運動等によって消費されやすいため、お勉強に頑張る子供さん達にとっては積極的な摂取が必要になりますよ。
栽培方法の多様化によって、旬とは関係なく一年中出回る”フルーツ”が多くなりましたが、どうせならば、食べたい”フルーツ”を何となく選ぶのではなく、栄養価の高い「旬」の時期を知り、”旬のフルーツ”を積極的に摂取することが賢い食事の方法だと言えそうです。
お家でも、お子さんといろいろとお話しながら、探してみませんか。
そして、「贅沢デリカ」の”旬のフルーツ”に何が付いてくるか、また栄養効果にも乞うご期待!ですよ。
塾デリカ試食会★2017
今年も新年度への移行に伴い、「塾デリカ試食会」が各教室にて開催中ですよ!
東雲教室を皮切りに、国泰寺教室、牛田教室、五日市駅前教室で順次、開催されています。
今年度から「お弁当=‘塾弁’」が必要になってくる新5年生、または新6年生の生徒の皆さんと保護者の方々を対象とした「試食会」です。
「お弁当=‘塾弁’」を栄養面から、さらにパワーアップさせた「塾デリカ」です。
ここ最近は、例年にも増して「塾デリカ」の注目度がアップ!~で、昨年度は、過去最多の注文数をいただき、たくさんのお子様たちに利用していただきましたよ。
“デリカ”とは、ドイツ語で‘おいしい’という意味!
『一汁三菜』を基本とした、お食事パターンのお弁当で、安心・安全な食材や無添加に近い天然素材の調味料にこだわった、カラダにも頭にも良い「塾デリカ」です。
『一汁』は、こだわりのある出汁(アゴだしや昆布だし等)から作られている‘だしの素’を使い、甘味の出る野菜を煮込むことでカラダの芯からホッ!とできる一品として提供していただいている人気の味噌汁です。
味噌には、国内産の大麦こうじと有機大豆から作られている“麦みそ”を使っているというこだわりようのものなのです。
また、毎日12~15品目の食材から作られたメイン&副菜で『三菜』を構成していて、体力&脳力&精神面にも強化できることを目指した、こだわりのあるものに仕上がっていますよ。
メニューコースは3種類! 基本の「応援デリカ」に、デザート=‘旬の果物’が付いた「贅沢デリカ」、そして「のっけデリカ」です。
‘旬の果物’は、プラスαすることで、免疫力を強化するため、風邪予防や疲労回復に欠かせません。
先日、マルハニチロホールディングスという食品会社が『受験と食事』ということで、受験生を持つご家庭にアンケート調査を行った結果を公表していました。
そこで、気になった結果がありました。 <親がどのようなことで「受験」をいかに応援しているか?>という調査回答です。
1位がやはり、「食事で応援」という回答が圧倒的で71.8%という結果でした。 その中には、「お弁当で応援」ということも3割強、含まれていて、いかに「食事」ということに気を使っているかということがわかった結果となっていました。
受験生を持つ保護者の方々が思うことは、全国共通なのだな~と改めて感じますし、私達「塾デリカ」チームとしましても、専属の栄養士・食育インストラクター・そしてハーストーリィプラスの主婦シェフの全員が一丸となって、日々考えながら前進していくこと、そして子供さん達に喜んでいただけるメニュー等で構成している「塾デリカ」を堪能していただけることを、まずは「塾デリカ試食会」で楽しいひと時として過ごしていただけたならば、嬉しい限りです。
昨年の「塾デリカ試食会」において、お子様はもちろん、保護者の方々にも大変好評でした“味噌汁”を今年もご試飲いただいています。
【どうしてこんなにもやさしいお味なんですか?】というご質問を多くいただきますので、ご家庭の“お味噌汁”をおいしくできる【プチ・ポイント】をお伝えいたしましょう。
まずは、【基本のだしの取り方】から!
【基本のだしの取り方】 お椀で3~4杯分
・だし昆布 10㎝
・かつお節(削り) 30g(両手一杯位)
・水 1000cc
①昆布はサッと乾拭きをし、両側に適度にハサミで切り込みを入れておく。
②鍋に水と①をいれて、20~30分程度は浸しておく。
(浸す時間は、1時間でも前の晩からでもOK!です。)
③強火にかけて、沸騰直前で昆布を取り出す。=沸騰させると粘りやエグ味が出てきます!
④かつお節を入れて弱火にし、再度グラッ!としたら火を止め、鍋底にかつお節が沈むまで待つ。(アクが出るようなら取りながら行います。)
⑤かつお節が沈んだら、ザルにキッチンペーパーを敷いた上から、静かに濾してできあがりです。
*ペーパーを絞るとだしが濁ってしまうので、静かに待つのがポイント!
だしが取れたら、ほっこりとやさしいお味になる【プチ・ポイント】がコレです!
それは甘味!!
単なる甘味ではなく、野菜を煮込むことででる甘味が【ポイント】なのです。
「デリカ」の場合、毎回薄切りにした玉ねぎをトロけるくらい煮込んでいます。
他の具材もたっぷりと入れていただくことで、みんなが大好きな【味噌汁】になりますよ!
お味噌は、ほんのりと甘い‘麦みそ’を使っていますが、ご家庭の味の味噌を使ってもOK! ぜひ、お試しくださいね~♪
2017年★酉年!パワーフード
2017年(平成29年)は酉年です。 嘘か誠か(!?)、今年は鶏料理が運気アップの縁起物なんですって!
“信ずる者は救われる”ではありませんが、酉年にちなんで縁起物の鶏肉を使った鶏料理を日頃の食事に取り入れつつ、パワーアップしてみませんか。
酉年だから、鶏料理!
中国のテッパンの鶏料理【油淋鶏】のご紹介です。
カリッと揚がった鶏肉に、ネギをふんだんに使った甘酸っぱいタレをたっぷりとかけていただきます。 風水では揚げ物は運気を上げる(=揚げる)と言われているので、今年の干支である鶏を揚げた料理はまさに開運効果が絶大のパワーフードというわけです。
鶏肉は鶏肉でも、今年一年間、お勉強に邁進する子供さんへの更なるパワーフードにするために、あえて“鶏のムネ肉”を使いましょう!
なぜ“鶏のムネ肉”が最強のパワーフードなのかという理由ですが、闘い(!?)につきものの「肉体と精神の疲労に持って来い!」の食材だからなのです。
“鶏のムネ肉”は、美味しくて食べごたえバツグンなうえに、節約に持って来い!の食材だから~。。。 いえいえ、それだけではございません!
『なぜ、渡り鳥は休まずに何千キロも飛び続けられるのか?』
何千キロも飛び続けるなんて、よく考えたらスゴイことですよね。
実は、渡り鳥がずっと飛び続けていられるのは、彼らの体の中に含まれる抗疲労成分(=イミダペプチド)が影響しているということらしいのです。
健康予防医療産業振興プロジェクトが、渡り鳥の生態を分析し続けた結果、羽を動かす周辺にこの成分が多く含まれていることが分かったということです。
羽を動かすのに最も力を使うムネ周りに、疲労を感じずに居続けられることで、鳥はずっと飛び続けていられということなのです。
これは、今年のパワーフードとして、日々の食事でも取り込まない手はありません!
2017年の最強の縁起物として、【鶏ムネ肉】を使いましょう♪
【鶏ムネ肉で油淋鶏】 2人分
・鶏ムネ肉 1枚
<下味>・塩こしょう 少々 ・酒 大さじ2 ・生姜のすりおろし 大さじ2
・片栗粉、サラダ油 適量
■油淋ソース
・長ネギ Ⅰ/4本(みじん切り)
・麺つゆ 大さじ2
・みりん、酢 各大さじ1
・砂糖 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・生姜 1片(すりおろし)
・ニンニク 1片(すりおろし)
◆付け合せ:・白髪ねぎ 10㎝位 ・赤パプリカ Ⅰ/4個(細切り)
・レタス等 適量
①鶏肉は、食べやすい大きさに削ぎ切りし、ビニール袋に入れて<下味>をつける。
良く揉んで10分位放置しておく。
②■油淋ソースの材料をすべて混ぜ合わせ、レンジで1分~1分半加熱しておく。
③①に片栗粉を入れてまぶし、フライパンにサラダ油を少し多め(底から1~2ミリ位)に入れて熱し、片栗粉をまぶした肉を揚げ焼きにしていく。
④カリッときつね色になるまで揚げ焼きにしていき、中まで火が通ったらできあがり!
⑤お皿に、油を切った④と付け合せをトッピングし、上から熱々の油淋ソースをたっぷりとかけていいただきます。
鶏ムネ肉でもう一品! お弁当や一口おつまみにもOK!の簡単な【マヨ焼き鳥】です。
【マヨ焼き鳥】 2人分
・鶏ムネ肉 1枚
<下味>・塩こしょう 少々 ・酒 少々 ・マヨネーズ 大さじ1
・小麦粉or片栗粉 大さじ1
・醤油、塩 少々(仕上げ用)
・長ネギ 食べやすい大きさで適量(付け合せ用)
①ムネ肉は皮を取って、繊維に沿って、食べやすい大きさに細切れにしていく。
②ビニール袋に①と下味を入れて揉み込む。小麦粉も入れて馴染ませる。
③爪楊枝に②のお肉をバランスよく刺していく。
*間に長ネギを刺してもOK!
④フライパンに油をひき、③を並べて焼いていく。 下側に焼き色が付いたら、ひっくり返して、弱火にしフタをして、お肉に火を通す。(2分位~)
⑤火が通ったら余分な油を拭き取り、醤油を回し入れて、お肉にサッと絡めてできあがり!
★お皿に盛ったら、塩をふるのがポイント!です。
お好みで、マヨネース&七味唐辛子、青のり、すり胡麻等をつけていただきます。
★フタをして焼くのが、パサつかず、ふっくらとやわらかく仕上がるコツですよ♪
2017年、パワーフードで、ぜひ鳥のように大きく羽ばたいて、飛躍の一年にしましょうね!
カラダ&心も芯から温まろう!
受験本番!!
受験生のみなさんが万全な状態で本番に臨むことができるよう、また健康体で乗り切れるために、あと少し、まだまだ油断大敵です。
寒い中、入試の日程が連日のように続いて、お疲れモードもピークに達してくると、カラダのだるさや喉、頭の痛みなど風邪のひきはじめの状態を感じやすくなると大変です。
ゆっくりと休んでいる時間もまだまだないし~という時は、美味しいごはんで早めにカラダを温めましょう。
試験の終わったお昼ごはん時などに、早めのケアということで胃にもカラダにもやさしくて、カラダが温まるほっこり味わいの【炒めネギおじや】はいかがでしょうか。
生姜とネギがたっぷり入っているので、ポカポカと温まってきますよ。
ごま油で生姜とネギを炒めて、中華スープの素などを加えます。これだけで美味しさが伝わってきますが、ふんわりとやさしい卵で仕上げて、カラダ&心もほっこり気分です。
疲労回復・ストレスの緩和に最強のはずです!!
【炒めネギおじや】 1人分
・ごはん 1膳分
・長ネギ 1/2本
・分葱 1~2本(小口切り)
・生姜 1片(5~10g)~チューブ(3㎝位)OK!
・溶き卵 1個分
・ごま油 小さじ1
・水 300cc
・中華スープの素 小さじ1
・塩 少々
①長ネギは斜め細切り、生姜は千切りにし、鍋にごま油と生姜を入れて熱して香りが出たら長ネギを炒める。
②焼き色がつく程度に①を炒めたら、水と中華スープの素を入れて煮立てる。そこにごはんを入れてほぐれて煮立ったら、分葱と塩で味を整え、最後に溶き卵を回し入れて馴染ませたらできあがり!
*お好みで、焼シャケや茹でささみのほぐし身、しらす、ザーサイ等をトッピングしていただきます。 ~中華がゆ風でお召し上がりください♪
さらに、香ばしい焼きおにぎりを熱々のお茶漬けでいただきませんか。
こちらもお腹にもやさしくて、ほっこり気分の一品です。
【焼おにぎり茶漬け】 1人分
・ごはん 1膳分
<おにぎりの具>~脳の活性化に持って来い!のお好みの具材でどうぞ。
・三つ葉 1~2歩 ~茹でて刻んでおく
・大葉 1枚 ~刻んでおく
・ちりめんじゃこの佃煮 適量
・白ごま 適量
・梅干しのほぐし身 適量
●お茶orだし汁 適量
●塩昆布・梅干し・三つ葉
①お好みの具をごはんに混ぜておにぎりする。
②テフロンのフライパンで、香ばしい焼き色が付くまで①を両面焼く。
③器に②を入れて、トッピングにお好みの塩昆布や梅干し、三つ葉をのせ、熱々のお茶やだし汁をかけていただきます。
*焼きおにぎりはオーブントースター、グリル等で焼いてもOK!ですが、テフロンのフライパンで焼くのが、表面が一番パリパリに香ばしくなってオススメですよ。
お腹に優しくてカラダが温まる~、心も芯から温まって頭もリラックスできるはずです。ゴールはあと少し、もう少しだけ頑張りましょうね!!
受験シーズン到来!で”ゲン担ぎ”!?
2017年、新年の幕開けです。
そして、やって来ました、受験シーズン!
この時期には、スーパーに行くと”ゲン担ぎ”の商品がたくさん並んでいます。
「勝つ」とか「合格」などの言葉に掛けた”ゲン担ぎ”のものや気持ちを落ち着かせるための”ゲン担ぎ”の風習(?!)気になりますよね~。
そんな受験直前の皆さんに向けて、受験当日に実力を発揮できるように、受験生の活力の素となるような”ゲン担ぎ”のレシピをご紹介します。
とにかく<食べること>はとっても大切!
食事と集中力は深く関係していて、食事の摂り方で集中力が大きく変化するようです。
カラダを温め、血行をよくする食材と、たっぷりのビタミンCを摂ることで、高ぶっているであろう子供たちの神経をリラックスさせて、目の前のことに集中できるような脳内になるそうですよ。
そこで、”ゲン担ぎ”の【合格を取りに行く!=’鶏肉のおにぎり’】と、カラダに優しい【春菊のポタージュ】です。
【合格☆”鶏肉おにぎり”】 3~4個分
・鶏こま肉 80g ~塩こしょう、酒少々で下味を付けておく。
・片栗粉 小さじ1
●生姜の搾り汁 小さじ1
●みりん・醤油 各小さじ1
・青ネギ 1本 ~小口切り
・おかか&白ごま 適量(たっぷりめで!)
・ごま油 少々
①下味を付けた鶏肉に片栗粉をまぶし、ごま油を熱したフライパンで色が変わるまで炒める。
②①に●の調味料を加え、煮汁がほぼ無くなるまで炒め合わせて、青ネギとおかか&白ごまを加えて混ぜ合わせたらできあがり!
③②を中身の具とし、おにぎりにします。(混ぜご飯風にしてもOK!)
*ピリ辛が大丈夫であれば、②にコチュジャンを少々入れてもOK!~我が家では小さじ1程度入れるのが好みです~♪
【春菊のポタージュ】 4人分
・春菊 1袋
・ジャガイモ 1個
・玉ねぎ 1/4個
・白ネギ 1/2本
・バター 15g(大さじ1)
・水 250cc
・固形コンソメ 1個
・牛乳or豆乳 400cc
・塩こしょう、クルトン 少々
①春菊はざく切り、ジャガイモ・玉ねぎは皮を剥いて小さめにカット、白ネギは斜めに細切りにする。
②鍋にバターを入れて、ジャガイモ・玉ねぎ・白ネギを炒め透き通ったら、水とコンソメ、そして春菊を入れます。鍋のフタをして具材が柔らかくなるまで煮る。
③②の粗熱を取ったらミキサーで撹拌し、鍋に戻し入れたら牛乳を加え、沸騰させないように温め、塩こしょうで味付けしたらできあがり! 器に入れてクルトンを散らします。
カラダを温めてくれて、頭&お腹にもやさしいので、受験当日の朝ごはんにも持って来い!ですよ。
そして、もうひとつ! 我が家の子供たちオススメ!の、当日のリラックス効果がバツグン(!?)=当日の”ゲン担ぎ”アイテムです。
それは【グリコ】!!
毎年10月に『トライアングル勉強会』で講演をしてくださっている板谷先生からお聞きして以来のリラックスアイテムです。
脳の構造は細胞のネットワークがメインということで、そのネットワークを強化させることによって、記憶力や思考力など脳の働きが活性化されるそうです。
その脳の働きを強化するための栄養素のひとつがグリコーゲンなんだそうです。 グリコーゲンは多糖類でアスリートなどの筋肉を動かすエネルギー源としても知られています。
(ちなみに広島名産の牡蠣は、グリコーゲンが豊富な食材です。)
頭を使うと糖分が失われていくので、疲れた脳を手早く動かしたい時のエネルギー源としてもグリコーゲンが注目されているのだとか。 筋肉を動かすのと同様に、素早く脳内の情報伝達や記憶を司ってくれるそうですよ。
そんなグリコーゲンが入っているところからネーミングされたのが【グリコ】なんですって。
受験時のお疲れモードのとっさの時、【グリコ】のアメを救世主としてポケットに入れておいて、休憩時間に口に入れて乗り切った、まさに”ゲン担ぎ”のリラックスアイテムなんです。
【グリコ】を持っているという気分だけでも、底力になってくれるかもしれませんよ~?
白石特選!?★合格ひじきふりかけ
【合格ひじきふりかけ】=カラダにやさしくて、頑張る子供たちを応援できる食べ物として考え出した“ひじきのウエットタイプのふりかけ”です。
5色の食材を取り合わせると自然とバランス良く栄養が摂れる!ということを基に考え出したふりかけですよ。
考案の基となっているのが、今でこそ広島のデパ地下や通販でもお見かけするようになった『えとやの“梅の実ひじき』です!~ご存じですか(!?)
九州の学問の神様・合格祈願の神様でも有名な「太宰府天満宮」の参道に位置するお店『えとや』さんのふりかけで、大宰府の名産品であるカリカリ梅の実を使ったあっさり味のひじきふりかけです。
なので、ネーミングに【合格】の二文字を取り入れたという訳です。
もちろん、我が家の子供たちの受験期にも、一役かった代物なんです~♪
ひじきを薄味に煮たものに、五色の色目の食材をお好みで混ぜ合わせて、各自が各々で作る【合格ひじき】ふりかけです。
私の考える五色の食材とは、<赤・白・黄・緑・黒>色(見た目の判断でOK!)のすべての食材が対象です。五色になるように食材を何でも取り入れて作ると、不思議と必要な栄養がほぼバランス良く摂れるというもので、塾デリカやお弁当作り、日々の食事作りにも率先して取り入れているひとつの方法です。
<五色の色の効用>
*赤色の効用:活力を与え、バイタリティーを高めます。“血となり、肉となる”と言われています。
*白色の効用:心を落ち着かせます。 ごはんのイメージで、“カラダの素”となります。
*黄色の効用:脳を刺激して、希望につなげるイメージで、頭とカラダを動かすための“原動力”となります。
*緑色の効用:ストレスを和らげ、心的効果が強く、体調を整えてくれます。 野菜や果物に多い色ですからバランスを整えるイメージです。
*黒色の効用:安定や強さを与えてくれます。カラダ&頭、健康等の維持に必要なものと言われます。
専門的にも立証されていることですが、専門的なことを考えながらの毎日の食事作りは嫌になりそうなので、ザックリと大まかに捉えていくというのが、この『愛情レシピ』でご紹介させていただいていることのほぼほぼ(!?)のコンセプトとなっています。
そこで、これからいよいよ終盤を迎える、頑張る子供たちに、ぜひ、お母様特製の『我が家の【合格ひじき】』を手作りして、食事や塾弁に取り入れてほしい!
そんな思いを込めまして、元祖!?【合格ひじきふりかけ】のレシピのご紹介です。
【合格ひじきふりかけ】
・芽ひじき 30g位(~戻した状態で100g位) 1~2袋
・だし汁 120cc(水120cc+和風だしの素小さじ1)
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・昆布茶 小さじ2~3 ★隠し味になりますよ!
◎トッピング 適量(~お好みで)
カリカリ梅(種を取って細かくカットしたもの)、白ごま、桜海老、柚子の皮(細く千切り)、タラの実、ちりめん、鰹節(細かくしたもの)、アオサ海苔、きざみ海苔、納豆昆布等
①ひじきは、軽く混ぜ洗いをしてたっぷりの水で戻す。(約10分位~)
*約8~9倍に増量しますよ!
②戻したひじきの水分をザルでしっかりと切って、だし汁と調味料をすべて合わせたもので煮る。汁気が無くなるまで、混ぜながら煮たら、【合格ひじき】の素のできあがり!
★少し乾煎りする勢いで、しっかり水分を飛ばすことがポイント!ですよ。
③お好みのトッピングを適量混ぜ入れたら、特製の【合格ひじきふりかけ】の完成です。
【合格ひじきふりかけ】の場合、ひじきがウエッティーなので、トッピングとして、乾物系のものを1つでも取り入れた方が食べやすいように思います。
赤色のカリカリ梅は、【合格】のネーミングどおり、お味共々必須ですよー♪
熱々の白ごはんで召し上がっていただくと、いくらでも食べられる(!?)感じですが、
卵焼きの具材にしても、ピーマン等の野菜と炒めても、肉の落とし揚げのように、衣にまぜた混ぜ衣に使ってもお弁当に取り入れられますよ。
ごはんに混ぜて卵で巻いた“和風オムライス”もあっさりといただける絶品です。(甘酢のタレをかけてどうぞ!)
ぜひ、各ご家庭特選の【合格ひじきふりかけ】をご堪能ください!
2016/12/21
食事で風邪対策
寒さが本格的になってくる季節がやってきました。
受験生の子供たちも本気モードになってくる頃で、そろそろ子供への体調管理にも厳戒態勢で臨むご家庭も増えてきていることでしょう。
何だか今年はなかなか寒くならないな~と思っていましたが、12月に入り、やっぱり寒くなっています。 おまけに、風邪やインフルエンザの流行の声も聞こえ始めています。 皆さんの周りでは流行っていませんか(!?) 受験生をお持ちのお母様方にとっては、インフルエンザ対策や体調管理については「百も承知」と言われてしまいそうですが、頑張る子供を見守ることしかできない親の立場から、まずは、この冬の時期を健康で乗り切るための風邪対策をお話します。
◆風邪をひきやすい環境ってあるの?
風邪の原因は様々ですが、大半が200種以上もあると言われている風邪のウイルスによるものです。(この中にインフルエンザのウイルスが型を変えて存在するそうです!)
健康な人であれば、ウイルスが体内に侵入しても影響はでませんが、過労や栄養バランスが偏っている人、睡眠不足やストレス等で体力が落ちていたり、免疫力が下がっている人の場合だと、体内に侵入したウイルスによって鼻や喉に炎症を起こしやすくなります。
まさに、今この時期の受験生本人とお母様やご家族の方かもしれません。
◆風邪ウイルスに感染するポイントは?
咳などで空気中にウイルスは飛散しています。 それを吸い込むことで風邪を発症してしまいますが、感染の大きな原因のひとつはウイルスが付着したものを触って手から伝わり、口や鼻や喉などの粘膜に侵入してしまうこと=ここが一番の気を付けるポイント!です。
子供たちが小さい頃は、<うがい・手洗い・マスク>を徹底されて来られたことと思いますが、やっぱりこの基本的なことがとっても大切なのです!
お勉強も何事も“基本が大事”ということですね。
◆風邪ウイルスを寄せ付けない方法って?
本来の誰もが持っている体力やカラダの抵抗力をアップ!させることがカギとなります。
そして、風邪の処置はひき始めのケアが肝心!でポイントとなりますよ。
気を付けることの3つのポイント!
①保温・水分・栄養補給:体力を温存することが大切!
②乾燥を防ぐ:部屋の温度は20~25度をキープ!
加湿器を使い湿度を50%に保ちます。
③栄養を摂る:栄養バランスのよい食事をしっかりと摂ります。
[ポイントⅠ栄養バランスのよい食事]
ウイルスに対する抵抗力・免疫力が高まるビタミンやミネラルを十分に摂るバランスの良い食事がコツ!
*たんぱく質=基礎体力を付け、抵抗力を高めます。
<魚介類 卵 肉類 大豆・乳製品等>
*ビタミンC=免疫力を高めます。
<イチゴ みかん等、ブロッコリー ホウレン草 イモ類等>
*ビタミンA=喉や鼻などの粘膜を保護します。
<ホウレン草 人参 カボチャ等の緑黄色野菜 うなぎ チーズ等>
*ミネラル・亜鉛=疲労回復 新陳代謝を活発にし、免疫機能を高めます。
<牡蠣などの魚介や海草類 赤身の肉類 ナッツ類等>
[ポイントⅡあったかいメニューでカラダを冷やさないこと!]
ウイルスの侵入を防ぐには、外敵と戦う免疫機能を高めることが大切!カラダが温まり、血液循環が良くなるほど高まります。
*カラダを温めるメニュー <鍋 雑炊 うどん スープ類等>
*カラダを温める食品 <ねぎ ニラ ニンニク 玉ねぎ 生姜 唐辛子等>
ポイントⅠ、Ⅱを踏まえて、食事でできる“風邪予防対策”レシピのご紹介です。
ビタミンAとCを豊富に含む食材をたっぷりと使った、カラダの温まる【あったか☆野菜のポトフ】です。~風邪ウイルスを寄せ付けませんよ!
【あったか☆野菜のポトフ】 2人分
・鶏の手羽先 4本~塩こしょうをしておきます。
・粗挽きウィンナー 6本くらい
・ベーコン 2~3枚
・白菜 1/4 ~白菜の間にベーコンをはさみます。
・玉葱、ジャガイモ、子カブ、人参、ブロッコリー 1~2個分お好みで! ~冷蔵庫内にある野菜でOK!
・水 900cc
・コンソメキューブ 2個
・オリーブ油 大さじ1
・粗挽き黒コショウ 少々
・梅干し 大粒1個 ~2、3等分に割っておきます。(種は食べる直前に取り出す)
①鍋にオリーブ油を入れて、鶏肉に焼き色を付ける。
②食べやすい大きさにカットした野菜類と梅干しを油がなじむ程度に炒め合わせ、水とコンソメを入れたところに、ウィンナーと白菜ベーコン(2~3等分にカットしたもの)も入れて、やわらかくなるまで煮込む。
③仕上げに、黒コショウで味を整えたらできあがり!
梅干し入りのポトフが今回のレシピのポイント!です。
梅干しを加熱する‘ホット梅干し’は、腸内細胞を刺激して代謝をアップしてくれて、免疫力もさらにアップされるそうですよ!(脂肪の燃焼も促進してくれるようでダイエット効果も期待大ですって。)
お味がさっぱりとした、食べやすい【ポトフ】です!
合格祈願のパワーフード!
11月と言えば、白石学習院恒例☆出雲大社への「合格祈願ご参拝」。
受験生の皆さんに前もって書いてもらっていた「合格絵馬」の奉納もしっかりと行う、合格祈願です。
『縁結びの神様』として有名な出雲大社!
11月は、旧暦10月=‘神無月’に当たりますが、ここ出雲地方だけは‘神在月’。
日本全国の神様が全員集合されておられる場所なのです。
「縁結び」とは、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人が立派に成長できるように、すべての物事が幸福であるように、また、人々がお互いの発展のためにつながり、そのつながりが結ばれることを願って結ばれていくものを言うのだとか。
受験生の皆さんにとっては、【合格】を願う「縁結び」です!
毎日勉強に頑張っておられる受験生の皆さんにも、そんな<出雲の旅>の雰囲気をちょっぴり味わって(!?)もらいたくて、お家でできる【合格祈願の旅レシピ】をご紹介します。
まずひとつめのレシピ!
出雲地方は、‘神在月’の‘神在’とは、神在と書いて“ぜんざい”と方言で発音をする、まさに“ぜんざい”の発祥の地なのですよ~♪
“ぜんざい”の中には、「神在餅」というのが入っています。 小判型のお餅なのですが、もち米からできているお餅は、お米のパワーが絶大の、受験生の皆さんにはぜひとも食べてほしいパワーフードです。
お米=もち米は、頭=脳のエネルギー源で<頭の良くなる食べ物>のひとつ。
そして、“ぜんざい”の小豆も糖質をエネルギーに変える作用が最強なんですよ。
お米パワーと小豆パワーをダブルで取り込めて、頭をフル回転させてくれる“ぜんざい”を味わってみませんか。
寒くなってきたこの季節にピッタリ! カラダも温めてくれる、塾帰りの夜食にもバッチリの“ぜんざい”です~♪
【お餅入り神在】 2人分
・茹で小豆 1缶or1袋
・水 200cc(茹で小豆と同量で)
・お餅 1~2個
・お好みで塩・砂糖 適量
①鍋に茹で小豆と水を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたらアクを取る。
②弱火にしてお好みで味(砂糖・塩)を調整し、お餅はお好みで、茹でたり焼いたりしておく。
③器に盛り付けてできあがり!
*栗の甘露煮などをトッピングしても美味しいです~♪
そして、「合格祈願の旅」ふたつめのレシピは~。
最強のパワースポット「伊勢神宮」のお伊勢参り気分をちょっぴり堪能してみたくて、
『名物☆お伊勢うどん』です。
茹でたてのうどんに、甘味強めの醤油タレを混ぜ絡めていただきます。
お伊勢参りの時には欠かせない、無性に食べたくなるおうどんなんですって!
最近では、“伊勢うどん”なるものも、デパ地下やスーパー等でパックになって売られていますよ。
がしかし、お家で簡単にできるので、お手軽“お伊勢うどん”をご紹介します。
【お家で★お伊勢うどん】 2人分
・うどん(できれば太目) 2玉
・和風だしの素(茹で用です) 小さじ1=茹で湯の中に入れておきます。
<甘辛タレ>
●しょうゆ 大さじ3
●みりん 大さじ3
●砂糖 大さじ1/2
●だし汁 大さじ2(湯 大さじ2+だしの素 小さじ1)
<トッピング> 白ネギ、茹で卵、かまぼこ、天華(天かす)、ごまetc.
①●を耐熱容器にすべて入れて、レンジで1分位チン!
②うどんをだしの素入りの茹で湯で茹で、湯切る。
③②を器に入れて、①を混ぜ絡め、お好みのトッピングをのせてできあがり!
お家でも、出雲大社と伊勢神宮のパワーを、パワーフードで取り込んでみませんか。
【合格祈願の食】ということで、子供さんたちの底力もみなぎってくること間違いなしだと思いますよ~♪
2016/11/19
お手製クッキーで~。
11月の<塾デリカ>“贅沢デリカ”で初お目見え!
【スペシャルスイーツデー】の登場です。
通常の“贅沢デリカ”でのスイーツは、‘ミニチーズケーキ’だったり、‘フルーツ&フルーツゼリー’(ゼリーはアップルやオレンジ、グレープ etc.入れ替わっています。)だったりしますが、今回初チャレンジということで、‘クッキー’を付けていただきますよ!
‘クッキー’はデリカらしく、かわいらしい【ミニスプーン&フォーククッキー】となっています。(今後も型は変化していく予定です。)
もちろん、素材にこだわったカラダにやさしい‘クッキー’です。
生徒の皆さんの目先も変わり、お味も美味しい‘クッキー’ですから、テンションもUPで、頑張れること間違いなしですね!
お家でも、お疲れモードの時などにパクッ!と口に入れたくなる甘~いスイーツ!
塾弁だけでなく、学校のお弁当等にもお手製の‘クッキー’を登場させていただきたくて、材料も少なくて、とっても簡単にできる‘クッキー’レシピのご紹介です。
チョコレートと薄力粉だけで‘クッキー’ができる、混ぜて焼くだけの簡単さなんですよ。
チョコレートは、「思考力」をアップさせてくれるポリフェノールを含みますから、お疲れモードの時や気分転換時に、受験生にはぜひともオススメの‘クッキー’となっています。
おまけに、チョコレートによる超濃厚な美味しさです~♪
【簡単★お手製クッキー】 16枚分位
・チョコレート 80g:板チョコで2枚分
(ホワイトチョコ、ミルクチョコ、ビターチョコetc.お好みで)
・薄力粉 40g ~ふるっておきます。
・ナッツ類 大さじ2位(今回はアーモンドクランチを使用)
①ボウルにチョコレートを割り入れて、湯せんやレンジで溶かす。
②①の中に、粉を入れて、サックリと粉気がなくなるまで混ぜる。
ナッツが入る時は、ここで入れて混ぜる。
③生地をラップに包んで、棒状に形を整え冷蔵庫でしばらく休ませる。(少し固くなる位)
④天板にクックシートを敷き、③を5㎜厚にカットしたものを並べて、150℃に予熱したオーブンで15分焼成してできあがり!
*焼き過ぎに注意です。
冷めるとサックサク!の‘クッキー’になりますよ。
受験生の皆さんの応援スイーツということで、栄養効果をアップさせるために、ぜひナッツ類(アーモンドスライス、アーモンドクランチやアーモンドダイス、くるみやマカダミアンナッツetc.)を加えて、<ナッツクッキー>にしてほしいです!
ナッツ類は、脳の機能を高めてくれる栄養効果がありますから、脳の健康には欠かせません。記憶力が冴え渡ってくること間違いなしですよ。
あるいは、チョコペンで母からのメッセージプレートにして、お弁当のデザートに持たせたりしても(!?)いいかもしれませんよ~♪
でも、お子さんのプレッシャーにならないようにホドホドでーー!
2016/11/08
“ランチョンマット”効果!
『トライアングル2016』の特別セミナーにおいて、話題にのぼったもう1つのテーマが [子供の肥満対策]でした。
最近、子供の生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)が増加傾向にあるのは、お母様方はご周知のことと思われます。
‘子供の肥満’は、生活習慣病のみでなく、思考能力の低下や運動能力の低下によりさらに肥満の悪循環を及ぼすということです。 血流が胃腸消化器系に留まることで脳まで届かないため、脳に廻っていく糖分が少なくなるということらしいです。
確かに、脳のエネルギーである糖分が廻って来ないと、思考力は低下しちゃいますよね!
そこで、特別セミナーの講師 板谷先生からのご提案が【“ランチョンマット”の活用】というものでした。
ご家庭では、食事の時に“ランチョンマット”を敷きますか(!?)
テーブルが汚れないように、またテーブルコーディネートをするために食器の下に敷くアレ!です。
肥満となんら関係が無さそうに思えますが、これが工夫次第でダイエットに効果があり、子供の脳力や勉強にも大きく貢献するとおっしゃるのです。
目を引く“ランチョンマット”は、テーブルの汚れを防ぐだけでなく、「なんかお店屋さんみたい~!」と子供たちから声が上がるほど、イメージ演出やプロモーションツールとして活躍してくれます。
食事を作るのが面倒な時でも、“ランチョンマット”を取り入れると料理の見せ方がアップしますよ。
そして、うれしいダイエット効果がー!!
“ランチョンマット”いっぱいに並べられた自分個人の食事を、責任を持ってすべて食べるようにすることで、視覚からも全部をたいらげる感覚が身につき、自然とお腹いっぱいになっていくそうです。
‘栄養バランスの取れた食事を適量食べる’という健康的な食事の基本が身についていくようです。
常にパーティー(!?)のような大皿盛りの料理は廃止することが一番の[肥満対策]とのことでした。
さらに、特筆すべき効果がもうひとつ!
それは、“ランチョンマット”を使えば、子供の脳力・学力がアップする(!?)らしいのです。
“ランチョンマット”内の食べ物をどのように食べれば、ごはんだけ残らないで最後までおいしく食事ができるか(場合によっては、ごはんのお代わりはOK!)~、無意識のうちに食べ物のマネージメントができるようになり、これは後々に「社会構成力」の勉強につながるということです。
“ランチョンマット”の基本サイズはA3サイズですが、ある時は、それを<学習ポスター>に変えてみてOK~♪
今時は、ネット上で<学習ポスター>が検索できて、無料で取り込めたりしますから、
A3サイズで印刷してクリアーケースに入れて“ランチョンマット”代わりです。
漢字でも、算数等の公式でも、世界地図や年表等…活用してみてください!
学力アップにつながったという報告もあるようで、子供って、意外と眺めているものなんですって~。
みなさ~ん、“ランチョンマット”のもたらす効果が侮れませんよ!!
2016/10/20
「秋のトライアングル勉強会2016」
今年も、10月の恒例となりましたスペシャルイベント『秋のトライアングル勉強会2016』
が、小学4年生の皆さんと保護者の方を対象として開催されました。 今回も100名超えの参加があり、賑やかなイベントセミナーとなりました。
生徒の皆さんはゲーム感覚でお勉強をし、実験をして、大変盛り上がっていましたし、保護者の方々もセミナーで、受験に向けての親業のお勉強や、【我が子の頭が良くなる食事】について等、大変楽しくて興味深いお話を聞いていただきました。
この『トライアングル』のセミナーコンセプトである中学受験を取り組むべきイメージが“三位一体”=子供を頂点にして底辺左右を保護者と塾が支える<三角形>と捉えて、すべてが共鳴することでこの『トライアングル』がキレイな音色を響かせることができること。 すなわち、その時が受験の合格の時!ということなんです。
その日を迎えるべく、私も専属食育インストラクターとして、微力ながら「食」の部分で参加をさせていただきました。
昼食タイムのお楽しみということで、中区三川町に【以多屋】というお店を構えておられるオーナーシェフの板谷先生自らが、この日のためだけに特別に作ってくださる特製【以多屋】オリジナル弁当を、先生方も加わって皆さんでおいしくいただきました。
秋色満載の日本料理の本格的なお味を堪能していただきました~♪
今回の特別セミナー【我が子の頭が良くなる食事】‘どうなると頭が良くなるか’というテーマの、板谷先生のお話の中で、私が大変興味を持ったお話をほんのちょっぴり、お伝えしたいと思います。
“頭の良くなる食事”ということで、何かを食べることで頭が良くなることはないということ。 バランスよく食事を摂ることで健康になり、結果的に頑張れるカラダができるので、【食事のケア=体調のケア】につながるということ!
<頭の良くなる食材として、持続効果があるもの>
①大豆食品;記憶力の「レシチン」を含む
②青身魚;脳細胞の活性化&記憶力の「DHA,EPA」を含む
③チョコレート・ココア;思考力の「ポリフェノール」を含む
④炭水化物;認知力の「ブドウ糖」=脳の唯一のエネルギー源
⑤卵;集中力の「レシチン」を含む
⑥緑茶;記憶力の「カテキン」を蓄えている
⑦ナッツ類;記憶と整理&抗酸化作用を強化
これらは、食べないより食べた方が良いもので、しかし、欠落してしまうと効果が落ちるのは実証されているということですよ。
そして、究極の、受験期のお子様の夜食としてオススメのもののお話!
思考力強化のポリフェノールたっぷりの【ココア】と、
脳の栄養素グリコーゲンの即効性が一番である【カキフライ】
(~千切りキャベツをたっぷり添えて)を与えるととっても効果的なのだとか。
牡蠣の栄養は水溶性なので、鍋やごはんで炊き込んでしまうと栄養が流れ出してしまうため、フライで栄養を包み込むのが牡蠣の栄養をすべて取り込める最良の方法なのだそうですよ。
いかかでしたか。
これから、旬を迎える広島産の【牡蠣】と、カラダもほっこりと温めてくれる【ココア】!
塾から帰って来て、お子様に食べさせたい最適の夜食メニューです。
これらの内容が、“頭の良くなる食事”のポイントとして、私的に面白く、興味を持ったセミナーの抜粋でした。
“塾デリカ”【ロコモコ丼】☆人気のヒミツ!
9月になり、後期の授業が開始している当院の生徒さんたち!!
ここから、どんどん加速して、あっ!という間に受験が始まっていくというのが毎年の常です。
微力ながら、食を通じて、受験生の皆さんの応援に尽力いたしますよ。
「塾デリカ」の中でも、手軽に食べられて、なおかつ栄養がしっかりと摂れる丼もの=「のっけデリカ」の中で、いつも人気があり、リクエストの多いのが【ロコモコ丼】です。
カフェランチでも、よく見かける【ロコモコ丼】。
ハワイのファストフードが発祥と言われる【ロコモコ】は、ハンバーグと目玉焼きをごはんの上にのせて、グレービーソース(=調理される肉から出る肉汁を素に作られるソース)をかけたどんぶりのようなワンプレートごはんです。
当院の“塾デリカ”でも、パパッ!といただけて、なおかつ栄養豊富になるように、こだわりの手作りハンバーグと、お野菜たっぷりの丼にして提供中です。
ガッツリ系の男子にも、おしゃれな女子にも、人気のカフェ風丼です。
お母様方からも、「食べたい~♪」のお声の多い【ロコモコ丼】です。
そこで、いつも【ロコモコ丼】を作ってくださっているハーストーリィプラスさんに、【ロコモコ丼】でもお味の要となるソースのレシピと合わせて、ポイントを教えていただきました!
ハンバーグがあれば、すぐにできる【ロコモコ丼】です。
「のっけデリカ」の【ロコモコ丼】のポイントは、手作りハンバーグの中に隠れた栄養をたっぷりと混ぜ込んでいること。 ミンチ肉だけでなく、野菜のみじん切りもかくれんぼ!
おまけに、つなぎとして豆乳がたっぷりと使われているので、とってもふんわりやわらかなハンバーグになっているんですって。
ハンバーグは、ご家庭の味と愛情たっぷりのレシピでどうぞ!
少し多めに作っておいて、残りを冷凍しておいてもOKです。
忙しい時には、市販のハンバーグでも良いと思います。(ソースだけでも愛情はたっぷりとかけられますから~ね♪)
【ロコモコソース】 2人分
ロコモコ丼
・ハンバーグ 2個
(合挽ミンチ 200g、人参、グリーンアスパラ、玉ねぎ 適量)
●ケチャップ 20cc
●お好みソース 20cc
●豆乳 20cc
●赤ワイン 10cc
●鶏ガラスープの素 小さじ1/3
●醤油 小さじ1/2
●砂糖 小さじ1/2
①手作りのハンバーグを焼き、●を合わせてソースを作っておく。
②焼けたハンバーグを取り出し、余分な油を拭き取ったところに●を入れてグレービーソースにし、ハンバーグを戻し入れて煮込みハンバーグにする。
③器に、ごはんを入れてベビーリーフやグリーンアスパラ、トマト等の野菜をのせ、②のハンバーグと目玉焼きをトッピング!
残ったロコモコソースにマヨネーズを適量、混ぜ合わせてオーロラソースにし、回しかけたら、できあがりです。
*2種のソースが美味しいですよ!
手作りハンバーグが残ったら、次の日の「塾弁」に、家族のランチにetc. ママの愛情たっぷりのオシャレな塾デリカ風【ロコモコ丼】はいかがですか♪
「お月見」でパワーアップ~(!?)
とっても暑かった今年の夏でしたが、ここ最近、めっきりと夜になると涼しくなってきましたね~! どこからか虫の声も聞こえてきて、お月様を見上げることも似合う感じの季節の到来です。
古来から日本人は、月を眺めて楽しむ習慣がありました。
9月といえば、「十五夜のお月見」!
十五夜の月を『中秋の名月』『芋名月』と呼んで「お月見」をします。
「お月見」とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事です。
そもそも「お月見」って、月を眺めてお団子を食べるだけ…(!?)の風習なのでしょうか。
お団子やお餅、ススキや里芋などをお供えして月を眺める、「お月見」のルーツというのはよくわかっていないらしいのです。
有力な説としては、中国ではお月見の日に里芋の収穫祭が行われており、その後、中国の宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に伝わったというものです。
つまりは、“秋の収穫を感謝するため”の行事、“秋においしい野菜や果物をいただけることに感謝するため”の風習が「お月見」ということでしょう。
では、「お月見」にススキやお団子をお供えするのはなぜ…(!?)なのでしょうか。
「お月見」に欠かせないのが、ススキやお団子などのお供えものですよね。
ススキは、月の神様を招く依り代(=神霊や御霊が依りつく物や場所のこと)として供えられます。
本来、月の神様の依り代は‘稲穂’なのですが、この時期に稲穂がなかったために、形の似ているススキを供えるようになったと考えられています。
また、古くから、ススキは魔除けの力があると信じられていて、「お月見」にススキをお供えすると、一年間病気をしないという言い伝えもあるようです。
「お月見」は、秋の収穫と深く関わりがあったことから、この時期に収穫される里芋をお供えするのが主流でした。 その後、お米で作った団子も供えられるようになり、保存が効くことからお団子が主流になったのだとか。
白くて丸いお月見団子は、満月を表していて、その団子を食べることで、健康や幸せを得ると信じられるようになったということです。
昔~昔、その昔から…、月には何か不思議なパワーがあると信じられてきました。
月の満ち欠けは、海の潮の満ち引きにも関係することや、人の内なるパワーにも影響を与えること。
そして、現在では、科学的な実証も進んでいるようですが、ともかく、月を眺める時に感じる心の静寂や高揚感、嬉しさやせつなさ等々、私たちの心に強い印象を与えて止まないのが、月の不思議な力だと思います。 それらを含めて、昔の人は、「お月見」で感謝を表して、心身のパワーもいただいていたのでしょう!
最近では、月のパワーから心身のリズムを整えていく『ムーンセラピー』というのもあるそうですよ~♪
風流で、感謝と祈りに満ちたステキな行事の「お月見」です。
心が和み、幸せの感情が上がるはずです。 日本人の心根に触れることができるので、子どもの心を育てるチャンスにもなりそうですよ。
そんな素晴らしい「お月見」の夜をなんとなく過ごすのはもったいない!!
2016年の『中秋の名月』は、9月15日。
忙しい毎日だからこそ、お月様を見上げて「お月見」を楽しむ、ほんの少しの心の余裕も欲しいものです。
そんな、「お月見」メニューに、‘つくね丼’はいかがでしょうか。 まん丸のお月様に模したつくねで丼ですよ~♪
【お月見★つくね丼】 2人分
・鶏ミンチ 200g
・里芋 3個 (食べやすい大きさにカット)
・芽ひじき ひとつまみ(水戻し)
・青ネギ 1本(輪切り)
・白ごま 少々
●生姜 1片(すりおろし小さじ1分)
●しょうゆ 小さじ1
●酒 小さじ2
●片栗粉 大さじ1
<タレ>・しょうゆ&酒 各大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ4
①ボウルにミンチを入れて、●の調味料とともに均一に混ぜる。
(*鶏ミンチは混ぜすぎると固くなりますよ!)
②里芋、ひじき、ネギ、ごまを加えて、やさしく混ぜる。
③フライパンにサラダ油を小さじ1入れて熱したところに、スプーンを2本使って、まん丸になるよう形を整えて入れていく。 片面、2~3分づつ焼き付けていく。
④焼き色が付いたところで、酒大さじ2を回し入れて、フタをして蒸し焼きにする。
(約1分位~)
⑤タレの調味料を合わせておいて、④のつくねを取り出した後、軽く油を拭いてからタレを入れて、熱していく。
⑥クツクツとなったところで、⑤のつくねを戻し入れて、タレを煮絡めてできあがり!
*熱々のごはんに、サニーレタスや大葉、ベビーリーフ等の上につくねをタレごとのせて、温泉卵や目玉焼きをトッピングします。
まん丸つくねに、黄色い温泉卵のお月様で、「お月見」です。
*お供え用の里芋となめ茸のお味噌汁とともにどうぞ!
スイカのチカラ!
日本の夏の風物詩といえば、「スイカ」(!?)
夏の果物の王様とも言われ親しまれている食材です。(本当は野菜です!)
花火や海辺とセットで描かれることも多い「スイカ」ですね。
私たち日本人からすると「日本の夏の定番」と思っている「スイカ」ですが、世界の生産量をみてみると圧倒的に中国がトップ。 中東・アメリカ・ロシアなどでもかなりの量が収穫されており、意外にも日本の生産量は世界全体の1%にも満たないそうなんですよ。
そんな「スイカ」の果肉部分、約95%は水分のため、有効な栄養素が少ないと思われがちですが、カロテン(ビタミンA)やビタミンB、Cなどのビタミン類、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、グルタミン類やアルギニンなど様々な成分を含んでいます。
「スイカ」の甘さの素である果糖やブドウ糖はエネルギー転換が早いことや、水分たっぷりで、余分な塩分を排出しむくみ解消効果のあるカリウムが含まれていることから、「スイカ」は疲労回復や夏バテの解消にも有効とされています。
また、「スイカ」に多く含まれるスーパーアミノ酸には、血流の改善や皮膚や内臓の粘膜組織の健康維持を促すという働きもあるようで、同時に免疫力を強めてくれる働きもあるため健康対策にもピッタリ! 冷房の効いた部屋で、長時間同じ姿勢で勉強したり、仕事をしたりしているとスムーズな血液循環ができず、むくみとなってしまうため、血流や冷え症の改善は大切です。
暑~い夏もしっかりと頑張っている受験生の子供たちにとっても、疲れが取れ、おまけに血流改善で記憶力もアップするといった、とっても心強い味方の「スイカ」ですね。
今年の「スイカ」は甘くて、とっても美味しいのだとか!
冷たく冷やして、そのままガブリッ!が一番美味しいと思いますが、暑い夏休みを乗り切るために、時にはこんな食べ方はいかがでしょう。
【スイカシャーベット】
・スイカ お好みの量
*お好みでハチミツ 大さじ1~2
①スイカを食べやすくカットします。(気になる種は除きます!)
ジップロックに入れて、(ハチミツをかけて)冷凍庫で冷やし固めるだけ!
♡とっても冷たくて、シャリシャリ感がたまりません~♪
【スイカ☆ジュース】
・スイカ 200g:上記のスイカシャーベットを使って!
・りんご 2切れ
・ミント
①ミキサーで撹拌するだけ! ミントをトッピングしてください。
♡「スイカ」+ミント: 夏バテの予防&防止を強化してくれます。
「スイカ」とプラスするだけで、効果アップが期待できる食べ合わせですよ。
【スイカ★ジュレ】
・スイカ 適量(食べやすい大きさにカット!)
<ジュレ>~塩味が引き立つジュレです!
●白ワイン 50cc
●水 350cc
●砂糖 80g
●塩 小さじ1/2
●粉ゼラチン 8g
①鍋に白ワインと水を入れて、沸騰させる。(アルコール分を飛ばします)
*アルコールが気になる場合は、ワインを無しで水400ccで~!
②砂糖、塩を入れて、混ぜ合わす。
③火を止めて、少し冷めたところで粉ゼラチンを混ぜ溶かし、さらに粗熱がとれたらバットに移して冷蔵庫に入れて、冷やし固める。(30分~1時間位で固まります!)
④固まったら、バット内でクラッシュして、カットしたスイカと合わせてできあがり!
♡とってもオシャレな【スイカ★ジュレ】ですが、一口食べたら、スイカに塩をかけて食べているおいしさです。 ツルッ!&シャリ感がクセになりそう、冷た~く冷やして召し上がれ~♪
今年は暑すぎて、「「スイカ」くらいしか食べる気にならない!」でも、「「スイカ」ばかりじゃ夏バテする~」なんて、思う必要はありません。
むしろ「スイカ」を食べれば、夏バテを防ぐことができるかもしれません。
もちろん夏バテ防止には、多くの食材をバランスよく食べることが大切ですが、「スイカ」は真夏の健康維持の強い味方になってくれそうです。
上手に取り入れて、暑~い夏を乗り切っていきましょう!